やばい!脳みそバーン!
- カテゴリ:30代以上
- 2010/12/04 23:16:10
コンパクトデジカメのSONY DSC-TX5を買って以来、毎日持ち歩いていた。
主力の一眼レフ、ニコンD300は、どうしても、「写真を撮る!」という気持ちでないと、持ち出せないので、写真以外の目的が在る外出だと、どうしてもD300は置いてゆくことが多い。
それで、この数週間、写真はTX5でしか撮ってなかった。
このTX-5。
やはり、ユーザーは一般家庭を想定していて、カメラが趣味で詳しい人に向けた設計ではない。
「詳しいのなら、逆に、家庭用であることも充分理解してくださるでしょう?」という姿勢。
そのことはよい。
こちとら、写真趣味で、ちっとは含蓄もあるさ!
と、楽しく使っている。
…さて。
今日、久しぶりにD300の出動。
公園へ出かけて、さあ録るぞ!っとカメラを構え、、、
ん、ん〜、違和感。
コンパクトデジカメはライブビュー。
背面の液晶で見るもの。
一眼レフは、小窓からファインダーを覗いて見るもの。
一瞬戸惑い。
以前は、コンパクトカメラを持っても、カメラを顔に近づけてしまって、
あ!
とカメラを構え直していたのだが、
なんと、今回は逆のパターン。
で、改めて構え直して、一枚録る。
、、、、写真がわからん!
いつも、写真を撮る時には、仕上がりがどんな感じになるか想像していて、こんな風に映るだろう、という予測と、撮影後に液晶で確認するのとで、だいたい同じ感じになるものだった。
でも、今回、予想よりもすごい暗く写っていた!
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さて、何が起きていたか解説します。
コンパクトカメラTX5は、写真の仕上がりが、明るく、白くなる。
多くの人は、人物撮影した時、肌が明るくきれいに写っているのを好む。
だから、コンパクトカメラは、どの会社でも、一眼レフより明るく写る傾向にある。
でも、ある程度技術がわかるようになって、改めて写真を見ると、実は、肌が明るくきれいなのは、実は明るく写しすぎ。
肌を、冷静に観察してみると、けっこう汚くて、緑色。
「緑」なんて言うと奇妙に思う人も多いだろうけど、よく見ると、緑を感じるのだ。
例えば、きれいな肌の色を想像して、絵の具を混ぜて作ってみる。
それを、顔や手の甲とならべて比べる。
すると、実物の方が、緑で暗くて汚い。
さて、それをふまえてコンパクトカメラを見ると、明るくきれいに写る設計もうなづけるのだが。。。
写真趣味で、少しは技術を知っている身としては、カメラは基本的に現実に添った結果を出して欲しい。
「肌の色の調整は自分でやるから、カメラは勝手にやらないで欲しい」
それで、一眼レフは、高級機になるほど、味付けの少ない画像になってくる。
それで、僕が持っているTX5と、D300を並べると、写る写真がぜんぜん違う、という結果になる。
TX5が明るくて、D300が暗い。
僕は、この数週間、TX5の仕上がりを予想して、いろいろ設定を変えて撮影していた。
それが、久しぶりのD300で、感覚が狂っちゃってた!
何枚か撮影するうちに、感覚は戻ってきました。
戻ってきましたけどね。。。
リハビリに時間がかかった〜
こんなの、二十代だったら一瞬で感覚が回復するんですよ。
三十代でも、感覚の使い分けができるんですよ!
四十代に入って、、、
脳味噌ぱーん♪
…まいった
たくさんのカメラを個性に合わせて使い分けるという…
憧れの贅沢な生活が…
自分の能力が追いつかなくなり始めているという惨劇。
TX5はスイングパノラマが在るので、積極的に、TX5の方を持って出る、という気持ちのときも在ります。
逆に、D300を持ち出したいときは、、、
良いレンズを使いたいのだけど、まだ持ってない!
早く単焦点を買ってD300ででかけたい。
僕も全く同じような感覚に陥りました(使用している機種はちょっと古めですけど(^^ゞ)
今時のコンパクトデジカメは確かに便利だし、画素数も多く勝手に綺麗に撮ってくますけど
一眼と使い分けようとすると、やつぱり写りに戸惑いも隠せませんね(^^;
と、いうより、最近コンパクトの出番が多すぎて、一眼の操作自体を忘れそうです
歳はとりたくないですね~(>_<)