光と闇④
- カテゴリ:自作小説
- 2010/12/05 17:21:18
「あら、もうこんな時間。帰らなくちゃ。」
時計の針は5時を指していた。
「じゃあね、皆。」
「さようなら!聖歌様!」
子供達は聖歌に会ったせいか、妙に元気そうだ。
廊下を歩いていると、晶と優輝の会話が耳に入ってきた。
「では、やはり、デビル王国と・・・?」
今の声は優輝だ。
「はい・・・。恐らく戦争になるでしょう・・・・。」
そう言ったのは晶だと思われる。
「くそっ・・・・。こんな時`ミウ`が使えれば・・・・。」
これは優輝の声だ。
ミウ・・・・。どこかで聞いた事のある名前だ。
恐らく、記憶を失う前の事らしいから、はっきりとは思い出せない。
私は思わず歩いている足を止めて、ドアに耳をぴったりとくっつける。
「でもミウの使い手は聖歌様ただ一人。しかも記憶を失っていて使い方が分からない。」
「一人?それはちがうぞ。晶。デビル王国にはもう一人ミウの使い手が・・・。」
「あぁ、そうでしたね・・・。」
「聖歌、そこに居るんだろ?」
優輝が言った。
ギクッ。
私は立ち去ろうとする。そしたらドアが開いた。ドアの向こうには晶が居た。
「聖歌様、お入り下さい^^」
私は観念して中に入る。
「話は何処から聞いた?」
優輝が聞いてくる。それと同時に晶がイスを引いた。座れ、ということらしい。
「デビル王国と戦争・・・って所から・・・・。」
私は座りながら言う。
「なら話は早いですね。」
晶が言った。
「聖歌、お前はミウの使い手だ。勝つためにはミウが必要だ。」
優輝が言った。
「ミウって・・・・何?」
「それはまぁ・・・。後に分かる。」
優輝は視線を逸らしながら言う。
「でも、敵国にもミウの使い手が居る。」
優輝は話を続けた。
「それは・・・・誰?」
何故だか嫌な予感がする。
「闇音様。デビル王国のプリンセスで、聖歌様の双子の妹で御座います。」
晶が続けた。
「妹──!?」
そう、嫌な予感が的中してしまったんだ。


























有難うwww
叶歌c>
どーも(ぇ
次回も楽しみです