オレ
- カテゴリ:日記
- 2010/12/06 21:09:55
発表会で痛恨のミス・・・。
でも、そこでわかったことがあります。
音をはずしてしまい、踊りの一部をぶっ飛ばして、
一旦締めました。
その後、足をメインにした踊りがはじまるのですが、
一部をぶっ飛ばしたことで、私の頭は真っ白に・・・。
私が足を打ち始めると、バックの方がギターとパルマ(手拍子)を入れてくれます。
私が足を打ち始めないと何も始まらないのです。
なのに、私の足は動かない。
パニックです。
心が折れかけていました。
このまま、逃げ帰ってしまいたいと思いました。
無音の時間が数秒流れます。
そのとき、一番後ろの席から、
大きな声で、
「オレ!」
というハレオが聞こえました。
(ハレオは、フラメンコの応援の声で、「いいぞ!」とか「頑張れ!」
という意味合いだと思ってください。)
会場をお借りした、スペイン料理店の店長の声でした。
始めたばかりの頃からずっと、応援してくださっている店長です。
初めての発表会からずっと私たちの教室のみんなを
応援してくれている店長です。
その一言で私は我に返ることができました。
失敗のことは一旦忘れて、
残りの踊りに全力を注ぎ込むことができました。
踊りながら、私はたぶん泣いていたと思います。
店長のハレオが嬉しくて。
バックのギターも歌もパルマをしている先生も、
全ての音で、私を応援してくれていました。
私はなんて、幸せ者なんだろう。
失敗したことで、どれだけ周りに支えられているか知りました。
教えてくれた踊りを全て踊りきることはできなかったけれど、
そのことによって、大きなものを得たと思います。
そして、次の発表会では、今回の失敗と得たものを活かして、
後悔がないように、頑張りたいと思います。
そして、応援してくださったみなさん。
心からのお礼と、
みなさんのせっかくの応援に答えられなかったことに
ごめんなさいを言わせてください。
でも、このままでは終わりません!
これからも頑張ります。
改めていろいろな巡り逢いの奇跡を知ることが出来たこと
へんな表現ですが、後ろ向きの回顧ではなく
前を向いているから、ちゃんとその部分が見えているんだと思います
訪れたリベンジの機会に、きっと活かせるはずです^^
職業病で、この日記を見ていて
漫画のように構図が浮かんできてしまいました
それだけ鮮烈なイメージが文に宿っています。
店長さんのハレオのおかげで元に戻れるなんて、
よっぽど信頼が厚いお方なのですねv
かるめさんは失敗して残念な結果になってしまいましたが、
私にはこのお話が人情味溢れてステキと思ってしまいます。
次回の発表会がうまく成功するように応援しますv