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陸上自衛隊、戦車200台削減

 防衛省は9日、今後10年程度の防衛力整備の基本となる新たな「防衛計画の大綱(防衛大綱)」で、陸上自衛隊の戦車数を現大綱(2004年策定)の「約600両」から200両削減し、「約400両」とする目標を、主要装備の目標数などを盛り込む「別表」に明記する方針を固めた。

 厳しい財政状況の中、南西諸島の防衛強化に予算や人員、装備を振り向ける狙いがある。

 「約400両」の目標が実現すれば、戦車本体だけで1000億円以上の歳出削減効果があるとみられている。戦車の目標数は、1995年策定の大綱に記された「約900両」からはおよそ半減となる。現状の戦車数は約790両で、政府内には、来週中の閣議決定を目指す新大綱で、一層の削減明記を求める声もある。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101209-OYT1T00608.htm


陸上自衛隊の戦車の主力は現在数の上で74式戦車が主力となっています。

世界的に評価の高い90式戦車は、旧ソビエトと戦う事を前提に作られているので、

実戦配備されているのは北海道のみで、そのほかの地域にはありません。

北方領土からの上陸作戦が容易なロシアと違い、その他の地域は比較的に重装甲の

大型戦車の上陸が難しい事もあり、北海道を除いて90式のような120ミリ滑空砲を

採用していません。


冷戦当時、旧ソビエトは頻繁に日本の領空を偵察していた経緯があり、

領空侵犯のほとんどがロシアからのものだったと言う事もあって、日本の防衛は旧ソビエト

からの脅威に対抗する為に配備されていたのですが、平成17年度以降、中国の領空侵犯

がロシアと同じ位に回数が多くなってしまったことなどを背景に、自衛隊の防衛体制を

変更したようです。

 

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