不良政権の北朝鮮を孤立させる
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- 2010/12/10 21:02:15
来年1月に始まる次期米下院の外交委員長に共和党のイリアナ・ロスレイティネン議員が8日に内定した。ロスレイティネン議員はこの日、共和党の会合で外交 委員長に内定した直後、北朝鮮とイランなどに対する強硬対応方針を明らかにした。ロスレイティネン議員は北朝鮮とイランを指し、「不良政権(rogue regime)は強硬な対応でなければ反応しないだろう。可能なすべての方法で友邦を強化し、米国の敵を孤立させることを誓う」と述べた。
また、「暴力的な極端主義者らを助けながら国民を搾取し、責任感のある国として活動せよという要求を拒否する国に対し強力な制裁を加えることを支持する」 との考えを示した。このほか、「これまでの国際援助は腐敗した政権を永続化する失敗した政策だった」と指摘し、米国務省と国際援助関連予算削減を進めると 明らかにした。これは共和党が多数議席を占める次期米下院の対北朝鮮政策の雰囲気を予告するもので注目される。
これに先立ち、ロスレイティネン議員は北朝鮮の延坪島(ヨンピョンド)攻撃直後に、「米国は即刻北朝鮮をテロ支援国に再指定する手続きに入るべきだ」と主張していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101210-00000017-cnippou-kr
1968年、アメリカのプエブロ号が北朝鮮に拿捕される事件がありました。
当時北朝鮮の総書記をしていた金日成は、当時27歳の金正日を後継者にするべく
ソ連を仲介してアメリカと戦争再開を突きつけて交渉をした経緯があります。
今回も金正日の後継者と見られる人が登場してから、北朝鮮の挑発が一段と激しく
なっているかのように見えるためなのか、アメリカ側は譲歩する姿勢を見せません。
今後は仲介役となっている中国は今年に入ってから、イギリス、フランスから武器を
購入し、ルーマニア軍と合同演習をしたりとヨーロッパへの影響力を強めているので、
中国の発言がアメリカ軍の今後の動きに強い影響を与えると思われます。