その角を曲がって……
- カテゴリ:日記
- 2009/03/22 22:33:57
いい加減髪がのびたので、美容院に行った。
積み本を持ってって、待ち時間にぼぉっと読んだりしていた。
面白そうと思って買うのに、最近案外当たりを引かないのは何故だろう?
閑話休題。
我ながら、ベリーショートに近い髪を、まぁなんとかショート? くらいになるまで放っとくのは如何なものだろう。
格好(なり)は社会生活に差し支えないくらいには気遣うが、正直なところ面倒くさい。
つとめて服飾を意識しなきゃいけないと思うが、これが楽しい人もいる、というかその方が多いっぽい。
ラフな服装ながらスマートに決まっている美容師さんに髪を切ってもらいながら、フと訊いてみた。
「ファッションとかヘアスタイルとかに興味を持って、『この道だ』と思った最初って、いつでした?」
美容師さんにとってのファッションに限らない。常々思っていた。
別に仕事ではない、皆にあるだろう『なくてはならない何か』、『生活に、人生に欠かせないモノ』はどこで決まるのだろう?
ファッションだったり、音楽だったり、それ無しの自分が考えられないもの。
美味しいもの、という人もいるだろう。
見るのはもちろん、絵を描くことが、という人は周囲に結構いた。
自分なら『ものがたり』。なにより小説だけど、漫画や映像作品でも、フィクションと、それを成立させる人の心性が大好きだ。
そんな『欠かせない何か』という道へ至る曲がり角に、いつごろ、どんな形で出会うのだろう。
美容師さんの答えは
「小学校高学年頃から、こんなの可愛い、とかは思ってました。本当にこだわるようになったのは、中学生くらいからですかね」
わたしの生活が本当に本にまみれだしたのも、中学ぐらいのような気がする。
ものにかかわらず、時期はそんなものなのかもしれない。
それぞれ『自己』が出来はじめる頃。
だけど根は、その前から静かに存在しているのだろう。
ファッション等は思春期に目覚めるものかと思っていたけど、そうじゃない、オシャレになるのではなく、そうなるべく生まれつくのだろうか?
『今、ここ』への道へ曲がるのが中学頃だとするなら、皆のその『曲がり角』は何だろう?
どうしてその『曲がり角』に出会い、何故その『曲がり角』を選んだのだろう。
誰かにとっての『特別』、『人生のわくわく』への興味は尽きない。
ありがとうございます!
モーム、サマセット・モームですね?
そういえば、九月姫っていうイラストレーターさん、いますよね。
大切にしている人が多い本なんでしょうね……。
絵もそれほどかわいいわけでなく、今見るとツリ目が怖い気もするのですが
お気に入りで、ずーっと持ち歩いていたと記憶し、親にも言われてます
たぶん、これが、始まりだったと思う・・・
服装、同感です! だけど、年齢等も意識しないとまずい時期になってきたかなぁ……と。
どこにでも転がっているなら今日が転機でもいい、と考えるとちょっとウキウキしますね。
山鳥さん
幼稚園時代とは、ひときわ早い気も。こだわった一冊、うかがってみたい気が……
年齢にあっているか?うーん、学生時代から変化ないかも??とフト不安になる
本まみれは、多分幼稚園のころから
お気に入りの本を持ち歩いていた記憶がある
色々読むのでなく、こだわった1冊をずーっと持ち歩くタイプだった
ファッション等、どう見えるかってのも主張の一部なんでしょうけど、どうも苦手で。
もういい年なので一応おかしくない程度には気にはしてます。
ふいに思いつくものって、すぐ思いつく=潜在的に気になっている、のでしょうか?
ほんとうに不思議。
おそいかも><
読書が趣味と言える様になったのは、中学生
今の仕事を明確に目指したのは、高校生
でも、SFの根っこはおそらく幼稚園生
転機なんて、どこにでも転がってるものなのかも^^
俺もあんまり格好に気遣わないかも・・・v( ̄∇ ̄)ニヤッ
ジャージで活動しまくりっす。
人の進む道は不思議ですよね~。
俺は小学生のときに将来の夢について宿題で作文を書いたんですが・・・今、まさにその通りの道に進んでます。
当時は、早く宿題を終わらせたくて適当な夢を書いたんですけどね。
ほんと不思議だぁ。