今年から新たに始まりましたこの企画、１年間のドラマの総決算をしてみようと、でもシーズンごとの総決算と同じでランキングだけでは面白くないので、ジャンルごとに賞を設け、ドラマだけでなく俳優さんやスタッフさんの賞までこしらえてみました。正直スタッフさんについてはあまり詳しくないのでいい加減ですがｗ また、見ての通り私はミステリー好きなので、刑事ドラマやサスペンスが上位にくるようになってます。てか、それが一番好きなんで、他のドラマが大賞とるとかありえないっすｗ そこのところを踏まえてご覧下さい。ちなみにタイトルが長いので「独偏ドラマ大賞」と呼ぶことにします。ドラマの内容については、ご自分で調べるか今までのブログを参照してください。

■ノミネート
相棒season8(1月期)
チェイス～国税査察官～(4月期)
ジェネラル・ルージュの凱旋(4月期)
ジョーカー　許されざる捜査官(7月期)
熱海の捜査官(7月期)
ＳＰＥＣ　～警視庁公安部公安第五課　未詳事件特別対策係事件簿～(10月期)

※ノミネートはあくまで大賞候補であり、他の各賞はここでノミネートされていなくても受賞する可能性があります。

■刑事ドラマ賞
相棒season8
今までの刑事ドラマの要素をほとんどすべて含んだ欲張りな内容、そして社会問題や汚職についての切り口の鋭さなど、今を代表する刑事ドラマの中の刑事ドラマ。いまだ勢いは衰えず、新しい相棒を迎えたシーズンも何とか乗り切った。これからも突っ走ってくれることを期待する。

■コメディー賞
怪物くん(7月期)
聞いただけだと眉を顰めるような企画だが、子供から大人まで楽しめる秀逸なコメディーに仕上がっていた。大野の原作と似ても似つかない主人公は賛否両論だったが、おともは概ね好評だった。人気アニメの実写化としては成功した方ではないだろうか。

■恋愛ドラマ賞
１０年先も君に恋して(7月期)
というかこれしか見てないんですけどね。多少ＳＦは入っているもののストレートな恋愛ドラマで、年齢差カップルも思ったより見れたと思う。内野の事件さえなければ、もっと楽しめた。ドラマのせいではないだけに残念。

■ヒューマンドラマ賞
ゲゲゲの女房
朝ドラとしては史上最低の初回視聴率から、「ゲゲゲの～」というフレーズが流行語大賞に選ばれるまで、少しずつ支持を集めて大輪の花を咲かせた。ひそかに朝ドラの開始時間が８時ジャストに変更になったのを周知させた功績も大きい。

■深夜賞
宇宙犬作戦(7～10月期)
少ない予算でも面白いＳＦドラマが作れることを証明した。回によって質の差があるのは否めないが、終始事務所に毛が生えたような宇宙船内で話が進むのが逆に面白かった。

■主演男優賞
堺雅人(ジョーカー　許されざる捜査官)
昼は温厚な刑事、夜は悪人を裁く仕事人を熱演した功績を讃えて。

■主演女優賞
戸田恵梨香(ＳＰＥＣ　～警視庁公安部公安第五課　未詳事件特別対策係事件簿～)
ＩＱ２０１だが偏屈な天才女刑事を好演した功績を讃えて。このドラマの中の戸田は戸田にあらず、当麻本人でしかなかった。

■助演男優賞
ＡＲＡＴＡ(チェイス～国税査察官～)
天才脱税コンサルタントを怪演した功績を讃えて。主演を食っちゃうくらいの存在感があった。

■助演女優賞
多部未華子(ＧＭ～踊れドクター)
他レギュラーがほぼ全員ボケ役なのを、１人でツッコミ役を担当。狂言回しとして大活躍した功績を讃えて。このドラマにおける彼女の役割はとても重要だった。

■監督賞
堤幸彦(ＳＰＥＣ　～警視庁公安部公安第五課　未詳事件特別対策係事件簿～)
実質ケイゾクの続編という重圧を乗り越えた、ケイゾクを上回るマニアックなドラマを制作した功績を讃えて。

■脚本賞
櫻井武晴(相棒season8)
相棒という超人気ドラマシリーズの中で、魂の叫びのように心に響く社会派の脚本を複数書き上げた功績を讃えて。

■音楽賞
熱海の捜査官
サティのピアノ曲を中心に、異界を思わせる独自の世界を作り上げる大きな助けとなった。

はい。というわけで、栄えある第１回独偏ドラマ大賞は「ＳＰＥＣ」に決定いたしました。主演女優と監督賞も取ってるので、３冠ですね。もうね、他のドラマが友人や知人だとすれば、このドラマは愛人のようなもの。恋人じゃないんかーい！ 超個人的には熱海の捜査官にもクラッときたんですけどね。本当に独断と偏見に満ちてますよね┐(´∇｀)┌