Nicotto Town



人は昔天使だった。

人は昔天使だった。

真冬の公園 
ベンチでひとり
膝を抱えて
つぶやいた。

泣いて産まれる人だもの
痛みのツケは前払い
笑いたかった
もっと
もっと

まぶた閉じれば
見えますか
あの日の景色
懐かしく
無垢なわたしが笑ってた

疑うことも
奪うことも
失うことさえ
まだ知らず
明日が好きで
手を伸ばす

時という名に躓いて
行方知れずの心探し
夜の街を歩いてた
たくさん人はいたけれど
声さえ掛けず
うつむいた

もつれた糸を解くには
器用な指と
我慢だけれど
全部どこかに置いてきた

淋しがり屋の
嘘つきだけど
戻れますか
あの日へわたし

泣くことさえも
忘れたけれど
笑いたかった
もっと
もっと

人は昔天使だった
馬鹿なセリフと
苦笑い

戻りたいの
あの日へわたし
笑えますね
いつか
きっと

泣いて産まれた人だもの
痛みのツケは前払い
笑いましょう
もっと
もっと

人は昔天使だった
戻れますね
いつか
きっと


今週のお題「光」

アバター
2009/03/28 16:15
私も昔は天使だったのでしょうか?
天使の世界ってどんなところなのでしょうか?
天使って一体なにをするのでしょうか?

もし天使というものがみなを幸せに笑顔にする
そういう生き物だったのならとても憧れます。

ただ、天使の世界が苦痛のない幸せな世界なのなら
私はまだ人でありたいです。

苦しみを知ってこそ、輝きの素晴らしさを感じるように思います。
だからこそ天使に憧れを抱くのでしょうか。

純粋無垢な天使にはなれないでしょうけど
苦しみや悲しさを経験した天使ってのも許されるのならば
いつかなってみたいです^^

それで空を飛んでみたいです♪
アバター
2009/03/28 15:30
詩蘭さん

初めまして^^コメントありがとうございます。

「ベルリン天使の詩」わたしも観ました。
当時はまだよくわからなくて、なんでこんなに人気があるのかなという感想を持ちました。
天使が中年男性というに、確かに違和感を感じました。
ずいぶん若かったから^^;

今はちょっと見解が違ってきました。
現実逃避の裏返しの、現世への甘え>という部分
その愚かしさこそ、生きるという愛しさのようにも思えてきます。

純粋であることは美しくはありますが、残酷でもあります。
薄汚れていることは、醜い部分もありますが
それは甘えかもしれませんが、優しさを含んでいるとも
思えてくるのです。

生きるということの生々しさですね。
これを上手に取り込んでいくことが、
人によっては難しく感じることがあるのだと思います。

アバター
2009/03/28 02:37
『ベルリン天使の詩』という映画では、天使が、中年のオジサンでした。
彼らは、人間になりたく、ついに人間になるのだけれど、
すると、それまでモノクロだった画面が、カラーになる。
物としての身体を持つことで、世界に色が付いた、
逆に言うと、この彩を持った世界を得ることの代償は、
いつか死んでしまうこの物質的身体を持つ、ということを暗示したのでしょう。

でも、この話、どこかイヤな感じがしました。
現実逃避の裏返しの、現世への甘え、という感じかな。

むしろ現世の中に潜む光としての天使、誰のウチにも秘められた天使性、
それを黒猫手毬さんのこの日記のうちに、感じました❤
アバター
2009/03/28 01:09
瑠偉さん

コメントありがとうございました。

何もかもが商品化されてしまい、そのために情報が
操られてい昨今、真実を見極めるのは大変になってきました。
自然なままでいたいけれど、
見失いがちになります。
生きていく上で妥協は必要ですが、
まっすぐに物を見ていた頃が懐かしくもありますね。

アバター
2009/03/28 01:05
雨柳さん 

コメントありがとうございます。

泣くのはいいことです^^ふふ。。思いッきり泣くとあとですきっりとしたり

そういえば、長いこと乗っていなかったジェットコースター
勢いで乗ってしまった。(腹が立つことがあったので)
声を出さずに我慢するのが、今までわたしだったのに
叫んでみると、おお、すっきりするではないか…!
驚きでありました。

感情を抑制することも大事ではありますが、
適度に解き放ってやることも忘れてはなりませんね。

アバター
2009/03/27 10:32
今の世界、時代…?
人が人を操り、言葉も笑顔も偽り、造りもの。
欲望に満ち、快楽を求め、、、
自然なありのままの自分を忘れてしまう。
それに気づいた時にふと、あの頃に戻りたいと思います。
何も知らない、希望に満ちたあの日へ…
1人1人輝くことはできるのでしょうか。
光のようにまっすぐ自然に。
アバター
2009/03/27 03:12
お邪魔します♡

全ての痛みのツケが前払いなら、今泣いているのも、いつかの笑顔のための貯蓄なのだ!
と思って、いっぱい泣けばいいのです!いっぱい泣いて、いっぱい凹んで!
膝に顔うずめていても、いつか顔を上げる日は来るのです!
その時そこに光はあるはず!安心して泣いちゃいましょう!

と、悲しい事があっても、根がお気楽な私は今ケラケラ笑って生きていられるのです♡( *´艸`)ケララ~♪
アバター
2009/03/27 00:03
光あるところに陰あり。表裏一体。
泣いたあとには大笑う。

天使のいるところには小悪魔ちゃんもいそうですよ。
アバター
2009/03/26 22:02
コロさん 

コメントありがとうございます。

忙しい時は振り返らなくても、きっと大丈夫^^
人はふとした時に、昔を思い出します。解決できなかった問題とかね。
そういうことの清算をする時期も、人生で訪れることがあります。
コロさん、わたしはそこそこの歳です^^;;(言いたくないけど)

実をいえば、わたしは過去には戻りたくないタイプで
これはあくまで創作と考えてくださいませ^^;

わたしは性善説支持者かもしれません。だからみんな天使だったんです。
きっと^^;
アバター
2009/03/26 21:56
時間の流れは速いので、なかなか昔を振り返るのは、難しいです。

時には、ちょっと立ち止まって、振り返ってみましょうか・・・

黒猫手毬さんの「あの日わたし」

いつでしょうか?

僕も昔は天使だったのかなぁ・・・・

今は、堕天使ですが・・・・
アバター
2009/03/26 20:06
薔薇猫さん

コメントありがとうございます。

汚れていくということは、実は悪いことばかりでもないと
わたしは思っています。
でも、時として何かに躓いてしまったとき
人は自分を責めたりしてしまいます。
そんな人の気持ちを想像してみました。

アバター
2009/03/26 20:03
alice♥さん

コメントありがとうございます。

先に泣いているのだから、きっと笑いながら
生きましょうと。
人は光を求めて生きていくものかもしれませんね。
たとえ、今が闇でも。
アバター
2009/03/26 20:02
しぃさん

コメントありがとうございます。

ある意味で、純粋無垢であることは、残酷なことでもあると
わたしは思います。あれは、赤子であるから、一人ではいきていけない
弱い存在であるがゆえに、許される無謀な美しさなのだと。

打算や生きていく上での汚れは、多少ないと、本当の意味で
優しさには辿りつけない部分もあるのではないか、そんな気がします。

しぃちゃんも純粋な人、仕事がら一生懸命にたくさんの人を
助けてきたのだと思います。
今は人生の休暇の時期です。
辛い思いや、大変なことは乗り切ると、必ず自分の中に
多くの教訓や力を与えてくれると思います。
でも、人のエネルギーは限られているので、省エネモードで
いくことも重要かもしれませんね。
お互いね^^

また、しぃちゃんが戻ってくる頃、わたしも帰国していると
思います^^今度こそお話しましょうね。
アバター
2009/03/26 19:47
カルカンさん 

コメントありがとうございます。

子どもの頃は、なんであんなに笑っていたんだろう
って思うことがありますね。
大人になって、その機会が減っていくのは、
それだけ社会がややこしいせいもあるでしょう。

仕事や人間関係や、うまくいかないことも多々あります。
そんな時に、昔の無邪気さに戻って
笑顔になりたいと思いますね^^
アバター
2009/03/26 19:44
クロさん 

コメントありがとうございます。

わたしはたぶん、感受性が強いタイプだと思います。
クロさんと同じように、悲惨なニュースが消費されていく現実に
時折、目眩を覚えます。

それでも人は常に泣いてばかりもおれず、自分の周辺の事で
手がいっぱいの時は、やはり忘れてしまいます。

人は案外、冷たい。
人は意外と優しい。

この二つを行ったり来たりします。自分もそうであるからです。

辛い思いをしている人に会うと、どうしても手を差し伸べたくなります。
他方で、そのあり方は思いあがりなのか、という懸念もあります。
自分が全てを受け入れるほど、広いキャパの持ち主ではないからです。
人の感情に巻き込まれ、自分がアップアップしてしまうこともあります。

人との距離感の在り方でしょうね。
難しいことです。

クロさんも同じだと思うのですが、自分の辛い経験を語るとき、
他の人にとって、それが何か有益に作用しないだろうか、
辛い思いをでも、いつかは終わり、笑いもやってくると、そう理解してほしいと。

クロさんの方こそ純粋な人。
どうぞ、自分を大切にいたわってあげてくださいね。
アバター
2009/03/26 19:24
ルルさん

コメントありがとうございます。

実はね、笑いながら生きることはとっても大切だと思っています。
その反面、傷や痛みに強烈に惹かれたいます。
対局で、光と闇のように対になった感情は、どちらが欠けても
成立しないと思うからです。

傷んだぶん、人は深いところで笑顔になれる
その可能性があるのです。
なかなか難しいことですが、泣いたことのある人の方が
明るい日向ばかり歩いてきた人よりも、わたしは魅力を感じます。

その中でみんな頑張ってほしい。
そう願っています。

感回は創作です。ルルさん。わたしは大丈夫よ。
心配しないでね。USJ旅から戻ってきたら、いろいろ
聴いてね^^
アバター
2009/03/26 19:19
雪生さん 

コメントありがとうございます。

シェイクスピアのセリフにありますね。
人は泣きながら生まれてくるから
笑いを求めるのだと。

前払いでは足りないかもしれませんが
笑うことも、きっといっぱい訪れると
思っています。
アバター
2009/03/26 19:17
かりんさん

コメントありがとうございます。

わたし自身はもう、こんな風に公園でひとりなんてことは
実は、ありません^^;
あったとしても遠い昔です。
でも、なんとなく、自分というもを肯定できない部分は
生きていると抱えてしまうものです。
それを認めてあげるのは実はとっても大変。
自分を愛してあげることはね。

自分を肯定できなくて、辛い思いをしている人は
かなりいると思います。わたしも多少あります。

完全ではなくても、むしろダメな部分をいたわる気持ちがないと
生きていくのは、とっても辛いものになってしまいます。
アッシュさんの指摘があったように
性善説のような感覚があります。
何かがあって、人は傷んでしまった。
そういうことがあっても、また笑って生きていけるのではないか
そう気持ちがあります。
アバター
2009/03/26 18:34
人は成長していくことでどんどん汚れを知り、どんどん闇に染まっていく。
でも、闇を知るからこそ、光を知れて、またあの日のようにと希望を持って前に進めるようになるんですね^^
アバター
2009/03/26 12:21
"痛みのツケは前払い"ですか~^^
考えた事もなかったけど
そう言われると 少し 気が楽になりますね♥
アバター
2009/03/26 08:35
今でも天使であり続けたいと思う私。
そう思う段階でもう天使ではないのでしょうね。
無垢な白い心はいつしか色んなことを覚え、
打算的なこともしっかりと覚え込み色をつけていく。
ずっとずっと天使のままでいたいけれど、
それじゃ大人にはなれない、社会に交わることは出来ない世の中。
少し悲しくもあります。
狡猾さがなければ生き延びてもいけない中で、
自分の心だけはずっと天使で、仏様の元でいたいという思いは、
かなえることは難しいことなのでしょうか…
アバター
2009/03/26 03:19
kreva♪♫♬さん

先ほどはありがとうございました。

ちょっと心配になったのです。
本当に夜明け前が一番暗いですね。
光をね、見つけられるかな。
そう願っています。
残念ながら、闇からはい出てくるのは
自分の力しかないし、
遠くからでも手助けできればいいのだけれど。
アバター
2009/03/26 03:16
プラさん コメントありがとうございます。

わたしも人間でいいと思います。
みんな愚かな部分があるし、それを許してあげる余裕が
あれば、もっと生きやすくなるのでしょうね。

今、悩んでいる人に、いつかきっと
笑顔が訪れますように、そんな想いがあります。
アバター
2009/03/26 03:12
アッシュさん コメントありがとうございます。
 
性善説ですか。そうかもしれません。
わたしの考えではそうなるのかもしれませんね。
日本的ですか。ちょっと考えてみます。

ニコッとには心配な人が多くて
悩んでいるのはみんな同じなんですが
その時々、気になる人もいます。
そんな人のために書いたりします。
触発されるのね。だから、この作品においては、現実のわたしとは
少し違うかもしれません。

アッシュさんも大変ですね。
あまり無理しないでくださいね。
アバター
2009/03/26 00:30
お邪魔します<(_ _)>

 子供のころは何でもおかしく
楽しくすぐ笑顔でいられました
が成長していくにつれて、いろ
んなことに捉われて笑顔が出し
にくくなっていきますね。
 ほっとするところが、自然に
笑顔になれるところになりますね^^
 
アバター
2009/03/26 00:17
まれたばかりの赤子は何の見返りもなく無邪気な笑顔を見せてくれる。
病んだ僕はそんな笑顔が恋しくて笑いかけてくる赤ん坊に涙を流してしまった。
本当に本当にその笑顔に救われてしまった。凄いよね。
まだ無垢で無力で一人じゃなんも出来ないのに人を癒すことが出来るんだもの。
僕もその時天使だと思った。僕らはもうあの頃には戻れないけど赤子を見る事で心を洗いたい。
↑ これ一応感想の伴う経験です。

黒猫手毬さんはとても純粋なんだと思う。だから純粋な子供に共鳴したんだね。
後さ女性は子を痛みを伴って生むから 苦しんだ分愛情は大きいよね。

僕昔ニュースで事故や亡くなった人の話が出る度泣く事があった。
その頃は小学生ででも卒業するって年頃なのに毎日の様に涙が溢れてくるの。
それが嫌だからニュースは見なくなってたのだけど
ある日ニュースで人が亡くなった人の知らせがふいに流れてきた時
またかって気持ちで聞いてた。それが日常。なのにその後アレって思った。
人が死んでゆく様を慣れてしまったのだね。気がついた時自己嫌悪で自分がどうしようもなく
嫌になって自分の残酷さにあきれてしまった。
でも考えたら人って日に日に残酷な事をさも
当たり前のように感じて生きていかなくてはならなくなるんだね。
それがもっとエスカレートしていってしまったら僕らはどうなるんだろう。
それはとても悲しい事。
アバター
2009/03/25 23:10
本当に(o^-^o)  泣いて生まれるから痛みのツケは前払いならいいのにね。。
まだまだツケは沢山残ってると思う。
せめて、痛みとか悲しみの感情がなくなれば楽になるのにね(o^-^o)

頑張って、生きていきましょう。天使に戻れなくてもネ(*´ェ`*)
アバター
2009/03/25 21:14
揺らいでいるほのかな光を感じます
でも、大きくつよく光りだしそうな気もします
痛みのツケは前払い かぁ~
いい言葉だなぁ~ 
落ち込んだときコッソリつぶやいてみよう
アバター
2009/03/25 20:23
黒猫手毬さん、こんばんは!
掲示板からこっそりと飛んでまいりました(*´ΨΨ`)v

短くて、きれいななリズム。
途切れ途切れでも一言一言が、きゅっと胸を締め付けられるようです。
誰だって最初はかわいい赤ん坊で、時が経って「自分」になっていく。
いろんな自分になれるけれど、自分だから自分が一番許せなくって、
…でも、それでも明日に対する切ないくらいの希望、伝わってきます。
もっともっと、笑えるように頑張りたいなぁ、って思いました!
アバター
2009/03/25 19:39
きっと今、暗闇の中
光を求めてさまよってる方もこの空の何処かにいる事でしょう
夜明け前が一番暗いんですよね
でもそれを乗り越えればきっと光が差し込み天使にもどれるはず…
伝わるといいな
アバター
2009/03/25 17:40
天使であり続けるのは大変なことですね、きっと。

でも、悪魔にならなければ
天使でなくても
「人間」でいいかとも思います。

誰かを傷つけたり傷ついたり
愚行を繰り返しても
光は目の前にあり続けるものだと
そう思います。


アバター
2009/03/25 16:43
そうですね。
ヒトは泣きながら生まれてくるのですね。
なるほど。
でも、前払いしたつもりが、足らなかったって場合も往々にしてあるような気がします。
でもって、残金の取立てにあっているような。
『出すもん出して楽にならんかい!』的な毎日は嫌ですねww

これは性善説とかもはいってるのかしら?
なら、日本的ですね。




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.