Nicotto Town



感動

私は5歳ぐらいまで”読み書き”が出来ませんでした
”文字”の存在すら知らなかったので無理はありません

保育所に預けられても、すぐに脱走して家に帰ってました
脱走は得意だったみたいです(←今でも人生から逃げています)

・・・この子は食も体も神経も細いのでしかたない・・・

母は3度ぐらいで 入所を諦めました

何時も発熱したり、お腹を壊したりで、外にはあまり出ない子供でした
家の狭い空間が私の全世界・・・

好きに生きさせよう・・どうせこの子は大人まで生きる事はあるまい
親はそう思っていたみたいで、敢えて何かを教える事はしませんでした
                   ・・・・・
              ・・・ 覚えてます ・・・
ある日私は、一人で目の前の箱をじっと見つめていました
その箱には3っつの”何か”が赤で印刷されていました
1分ぐらい凝視して、指差しながら言いました
・・・・・ り・ん・ご ・・・・・・
生まれて初めて文字の存在を認識した瞬間でした
” Hi ” になった私は家中を走り回り、絵本の題名や、箱に印刷された文字を”読んで”いきました
”指差しながら”、”大声”で 5~10個は”読んだ”事と思われます

おそらく嬉しさのあまり、眼はキラキラ輝いていた事でしょう
おそらく固く握り締めた両手には感動の汗が吹き出ていた事でしょう

          気がつくと、母親が後ろに静かに微笑んでいました。

          生まれて初めて文字が”在る”事を確認した瞬間
              おそらく一生忘れないでしょう。

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2011/01/08 08:56
龍華 奈穂 さま>私の好きな言葉  ” ケ・セラ・セラ~ ”

りんさま >特に印象的な出来事だったと思います
部分的に3歳ぐらいまでは記憶あります
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2011/01/07 22:37
キムキムさん、すごいですね~5才の頃の記憶があるなんて・・・
しかも、文字を読んだ瞬間なんて・・・
感動だったことでしょう!!
私は、小さい頃の記憶は全くありません・・・
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2011/01/07 21:18
人に歴史あり。

勉強でもそうですが「興味」次第で
身につく度合いの大きさは違いますね。



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