私の場合、仕事などで結構使うことになるのがファミレス。
特に、数年前に出現し今は主流になっているドリンクバースタイル。
仕事の依頼者に説明をしたり、打ち合わせをしたりと、重宝に使わせてもらっている。

しかし、私のようにドリンクバーだけで長時間いると、気になってきたりする。
ドリンクバーって利益が出ているのだろうか・・・？
実は私は以前、フードサービス業に身を置いていた事がある。
その頃は、一杯４００円のコーヒーでどれだけお客様を満足させられるかに努力をしていたもの。
それが今では、２３０円でどの飲み物でも飲みたい放題・・・。
時代は変わったものである..（　- -）トオイメ。

そして先日、ある方からこんなお話を聞く事ができた。
その方は、日本の食品の安全性などを研究しておられる方。
このファミレスのドリンクバーで、一番お金がかかってしまうのは、実はコーヒーやミルクティーに入れられるミルクなのだそうだ。
ジュースなどのソフトドリンクは、１０杯以上飲むとようやく消費者の勝ちになるほど単価の安さだという事。
そして問題は、そのミルクなのだそうで・・・。

さすがに２３０円の飲み物にいくらでも使っていいと言う風に設定されているミルクに、それほどお金はかけられない。
そこで、とっても安いコーヒーフレッシュ（小さい容器で上のアルミのフタをぺリッと剥くやつ）なるミルクを使っている。
そして、このコーヒーフレッシュというミルク・・・。
このコーヒーフレッシュが本物の生クリームだと思っている人はどれほどいるのだろうか？。
まぁ常識的に考えれば、本物の生クリームが常温で山済みにされているわけはないでしょう。
この、コーヒーフレッシュの主成分は、(」゜ロ゜)」 ナント

(」゜ロ゜)」 ナント

(」゜ロ゜)」 ナント

(」゜ロ゜)」 ナント（くどい！）

水と油と食品添加物だそうです。。。
今までミルクだと思っていたものに、牛乳の成分は全く入っていなかったのである。
その実態はと言うと・・・

まず、水と植物油を混ぜる。
しかし、水と油は当然の事ながら混ざらない。
そこで、添加物の登場。
まず、水と植物油を混ぜる為に、乳化剤を入れる。
乳化剤とは、界面活性剤の事だそうである。
ん？界面活性剤？それって洗剤とかに入っているやつじゃなかったっけ？。
ま、とにかくこの乳化剤とやらを入れると、水と油が混ざりミルクのように白濁するらしい。
しかし、コレだけではいかにもらしくないので、生クリームらしいとろみをつける為に増粘多糖類という添加剤を使う。
そして、生クリームの濃厚さを出す為に、カラメル色素で茶褐色を薄く取り入れ、常温保管を可能にする為にｐＨ調整剤を添加する。
最後に香りを出す為に香料を添加して出来上がり・・・。
成分表示には、これらの食品添加物を一括表示されるので、単に”食品添加物”としか書かれていない。

「へ～怖いですねぇ～」とこんな話を、そのコーヒーフレッシュが置いてあるお店でする私達の勇気・・・。
幸い私はコーヒーはブラック派なんで、このコーヒーフレッシュなる物質が体内に入る事はそれほど無かったようである。
しかし、私のカミさんなどは、体液の殆んどがミルクティーで出来ていると言われているほどなので、かなりの量を摂取している可能性がある。

ま、こんな事を言い始めたら、現在売られている食品などは食べられないかもしれないけど・・・。
でも、その食品がどのようにして作られたかを知る権利くらいは、我々消費者にもあると思うのだが？