鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス?
- カテゴリ:日記
- 2011/01/10 21:18:02
日本の歴史上、もっともドラマ化される時代といったら何時?
近くなら幕末から明治維新。
少し遠くなら戦国時代だ。
知名度の高いヒーローが、どちらの時代にもうようよしている。
また資料も多くて、描きやすり。
視聴者の認知度も高くて、イメージを固定化しやすい。
その中でも最多出場している英雄は、やはり織田信長かなあ?
日本人にとっての知名度なら抜群だと思う。
型破りの英雄としても、鮮やかな戦場での勝ち戦ぶりにしても。
気性が激しくて、気が荒い。
戦国武将としては、猛将のイメージが強いかな?
そんなイメージがあるかもしれない。
信長を現すのに有名な俳句が、タイトルの俳句だけど。
実際の所、信長は深謀熟慮の怜悧な武将で、合理主義の塊のような人だった。
戦を始める時は、まずは補給を第一に考え、どこから攻めるか、軍を引く時はどこから引いたら被害が最小に抑えられるか。
考えに考え、そして実行した。
攻め時や引き際を見定める才能に優れていたといえる。
若いときにうつけと呼ばれた行動は、自分の領内を将来の部下とともに縦横無尽に駆け回って、その地理を頭と体に叩き込んでいたように思える。
そんな信長のちょっとしたエピソードをここに。
織田信長が秀吉の妻ねねにあてた手紙がある。
ねねは、一国一城の主になって浮気を繰り返す秀吉に腹を据えかねた。
そして、信長に悔しい~っと訴えでた。
あの、信長に訴えでるねねもすごいが、そのねねに書いた信長の返事の中身もすごい。
要約すると・・・
『貴方は最近とみに綺麗になった。あんなハゲネズミ(秀吉のこと)にはもったいない。正妻なんだから、どんと構えて心ゆたかに過ごしなさい』
だ。
子供ができなくて悩むねねのことを思いやった、実に優しい手紙だ。
いざとなったら、私があなたの後見だ、心配するなと、暗に示している。
…あの信長が書いたとはねえ。
道半ばにして、裏切りによって倒れる。
そこにも日本人は惹かれるんでしょうね。
判官びいきは日本人の精神に、強く刻まれているから。
信長の人生も、極彩色の絵巻物のようで頭一つぬきんでているからなあ。
あまりにもエピソードがありすぎて、どこまでが本当なんか嘘なんか^^;
それでも、戦国最大の巨星でることに変わりはないですね。
本能寺から死骸も骨も見つかってないから、そんな説も浮かぶんやろうなあ。
ほんとのことを知ろうと思ったら、タイムマシンに乗るしかないかなあ。
女性には三界に家なし…なんてなったのは太平の世の上流武士階級であってやなあw
戦国時代では、まだまだ発言力も権限もあったりするんやよね。
楚々とした信長の妹、お市の方でも戦国武将の正室として。
また同盟の担い手として、いろいろ働いてたもの。
けっして悲劇の人ではない。
信長さんの性格は、いろんな面があったんと違うかなあ。
最愛の女性には、最後まで真をつらぬいたみたいやし。
秀吉は天性の愛嬌のあるお人やったようでw
日本人としては、いきなり現れた異能の人ってイメージが強いですよね~。
あまりに有名すぎて、その実体が見えない有名武将の代表じゃないかなあ?
今に残る肖像画は、淡白なイメージもありますが。
じぶ殿は、なんとゆうか生真面目な義理堅いお方ですね~。
苦労性やったろうなと思います><
お茶目な優しい人であったり、
様々な姿が語られている人ですよね~、信長。
その生き様も人を惹きつけていると思いますが、
あの散り様が更に人を惹きつけているのだとも思います。
未だに本能寺から生きて逃れたとか説がでてきますよね~
本当のところがどうなのかやっぱり知りたい~(笑)
ねねと親しかった前田利家の正室のまつも、学問や武道に通じた女性やったそうやし。
戦国時代に名を残した人の正室、才覚がないと絶対に務まらないよね~
信長自身、縁続きの家には自分から敵対行動を取らなかったと聞いた事あるし、
(浅井や武田から仕掛けたとか)基本的には優しい人やったんかなぁ?