菅内閣の危険水域突入を機に -新聞ネット記事より
- カテゴリ:ニュース
- 2011/01/13 01:16:02
今日、目についた記事はこれです。
「「自民党政権復活」の選択肢は本当にあるか?菅内閣の危険水域突入を機に国民の“良識”を問う」(byダイヤモンドオンライン)
という見出しを見ても、分かるように、アンチ自民の方が書かれている記事です。
この記事を全部引用すると長いので、前半部分と最後の締めくくりだけを引用させて頂きました。
この記事を書かれた方が、現状に嘆いている風に4ページもの長文を書いたあげくに何を言いたいのかといえば、表題を見ても分かるとおり、最後部分なのでしょう。
> 我々は、わが国の政治に対する客観的で冷静な認識の下、しっかりしたリーダー
>シップを持つ政治家を選択することが必要だ。そうしたリーダーがいなければ、辛抱
>強く、その出現を待つべきだ。見かけだけの政治に惑わされてはならない。
つまり、今の民主党はどうしようもないけれど、このまま民主党に任していれば日本は
衰退するばかりだけれど、他の政党や、ましてや自民党に戻るなんてことをしないで、
民主党から将来出るかもしれないリーダーが、出てくるのを待っていてね。
という事らしいです。
・・・こういう文言に踊らされて、現状を我慢し、将来を諦めるなんて、実に馬鹿らしいと
私は思います。
先の選挙では、マスメディアをあげて、「一度やらせてみよう!」キャンペーンをはって
この現状なのです。
いい加減、私たち国民は、彼らに、いいように踊らされるのはやめましょう。
日本の政治は、私たち日本国民の為に行われるものです。
なので、与党の政治家が、日本国民の為に政治を行えるよう育つまで、
私たち国民が、多くの我慢を強いられるのであれば、それは、本末転倒なのです。
今の民主党に、日本を導く政治家がいないのであれば、
今の民主党に与党である資格はありません。
私たちは、私たちが先延ばしにしてきた事を、今こそしなければならない状況にあります。
それは、私たちが政治を任せたいと真に思う政治家を探し、選択することです。
探す基準はただ一つ、私たち自身が政治や政治家に何を求めているか、です。
自身が求めている政治を明確にすれば、自ずと、任せられる政治家が見えてきます。
自身が望む政治家を探しましょう。
------------------------引用開始
http://news.nifty.com/cs/magazine/detail/diamond-20101208-04/1.htm
「自民党政権復活」の選択肢は本当にあるか?
菅内閣の危険水域突入を機に国民の“良識”を問う
(ダイヤモンドオンライン 2010年12月7日配信掲載) 2010年12月8日(水)配信
菅内閣は、いよいよ危険水域に入っている。政権に対する支持率は低下の一途を辿り、とうとう不支持率と逆転してしまった。それは、国民の菅政権に対する失望感がいかに大きいかを如実に表している。
その背景には、経済、外交などの政策運営が行き詰まっていることに加えて、主要閣僚の不適切な発言が重なっていることなどがある。そうした状況を見ていると、民主党はいかにも頼りない。
昨年の衆院選挙で民主党に投票した人々の中にも、「民主党政権にわが国の政治を任せることはできない」という見方が強まっているだろう。
問題は、今後菅政権が、難問山積のわが国の状況に対して、適切に対峙することができるか否かだ。ある政治評論家は、「民主党は、野党として与党の 政策批判をしているだけなら良かったのだが、実際の政権担当能力は素人だ」と酷評していた。その見方は、多くの国民が抱く感覚と大きく違ってはいないはず だ。
わが国をとり巻く経済や安全保障にかかわる環境が厳しさを増している現在、政権の基盤が脆弱になることは好ましいことではない。足元の民主党政権の弱体化は、わが国の弱点である政治の弱さが、具合の悪いときに顕在化したことを意味する。
ただしその責任は、民主党を圧倒的多数で支持した国民にある。われわれは、そうした自覚を持つべきだ。
自民党からバトンを受けた民主党政権の運営を見ていると、政策の根本となる筋の通った政治方針が見えない。
--中略--民主党が頼りないと言っても、自民党がしっかりした受け皿になってくれるかというと、今ひとつ頼りなさは残る。その他の政党といっても、「自信を持って我が国の将来をお願いします」と言える状況ではない。
我々は、わが国の政治に対する客観的で冷静な認識の下、しっかりしたリーダーシップを持つ政治家を選択することが必要だ。そうしたリーダーがいなければ、辛抱強く、その出現を待つべきだ。見かけだけの政治に惑わされてはならない。
------------------------引用終了
>口先ばかりで、骨のある政治家がいなくなってしまった気がします。
骨のある政治家はいるのですが、、、
アクが強すぎるのか、多くの人に拒否反応が出るようなんですよね(^_^;)
だから、多くの場合、能力を発揮できる場に出てこれないようです。
>選挙民も目先の利しか見ていなかった結果が今の日本だと思います。
目先の利というか、聞き着心地の良い言葉ばかりが大きな声で聞こえてくるから
耳心地の悪い、難しいかもしれない言葉には、耳を傾ける気にならなかったみたいです。
まぁ、「夢のような話を信じてみたら、だまされた」って状態なのでしょう。
>反省しないと先に進まないでしょうね。
ですね。
本当に反省して、正面から向き合う人が増えれば、日本は変わります。
お年玉ありがとう(^^)/
詩蘭さんへのレスを書いていたら、1000文字じゃおさまらなくなったので、
ちょっと時間をつくって再度、まとめてみます。
すみませんが、もう少しお待ちください。
>もう少し 見極めついたら、陽猫さんのお話も メディアに出る見解とは異質の観点から
>なにか言えればなあって思います(^^♪
楽しみにしていますね♪
選挙民も目先の利しか見ていなかった結果が今の日本だと思います。
反省しないと先に進まないでしょうね。
お年玉遅れ続けてしまって ごめんなさいm(__)m
>探す基準はただ一つ、私たち自身が政治や政治家に何を求めているか
これは ほんとにそう思います。
しかしさらに、その求めている 「何」 が、政策としてどのような形をとることが望ましいのか
それを見極めることが、(詩蘭自身を含め) とても難しい状況になっている
それこそ 最大の問題のようにも思えます。
民主党が バブリーな大衆的期待を裏切ってしまったのは、多くの人に明らかだとして、
小泉改革以後の自民党の政策が、ここ十年 格差拡大をもたらしてしまったのも事実だし、
たとえば東京を例にとれば、高所得層の多い港区と 低所得層の多い足立区を比べると、
年間所得差が倍以上に広がってしまった。
人口比で見れば、むろん低所得層の数の方が圧倒的に増大しているわけで、
(高所得層は 少数でも数値を増大させますからね)、
消費水準から犯罪発生率、自殺者数、そして総体的な労働意欲や共同体への貢献意欲・期待感など
社会全体の様々な次元でのリスクを大きくすることになる。
陽猫さんが提起されている具体的な諸問題の解決にとっては、
もはや 党派的な利害など二の次三の次の問題であることは間違いないけれど、
政治家やその周囲のブレーンたちも、かつてのように 自信もって長期的展望を提案できる見通しはなさそうだし。
今、日記で取り上げたサンデルの講義をきっかけに
専門外なのですが倫理学・政治哲学を再検討し始めたら、
自分自身の理論的な枠組みを 徹底して見直したくなってしまってw(悪い癖です^^)
ようやくサンデルの問題点は掴んだように思いますがw(ハーバードで講義できるかw)
それを超えた見通しは やはり難しい (当たり前ですねwww)
もう少し 見極めついたら、陽猫さんのお話も メディアに出る見解とは異質の観点から
なにか言えればなあって思います(^^♪
ともあれ、理論的にも実際的にも、
左右を問わず、旧来の枠組みの適用では もはや先は暗そうですね。
一人ひとりが 眠れる灰色の脳細胞を新鮮に活性化させる先にしか 希望はなさそうだ。。。
>(´・ω・`)もう 大統領制に移行した方が良いのでは?
>選挙で人や政党を決めてもリーダーは国民が選んでないんだし
(^_^;)
日本では、政党を選べば、政党の党首が首相になる事が慣例ですよ。
これは、日本国民の有権者であれば、誰でも知っている事実です。
なので、先の衆議院選挙では、あの鳩山氏を首相として有権者は選んだんです。
それを考えると、立憲君主制だから、大統領制じゃないから、と制度のせいにする
のは問題をすり替えているように思います。
>すべてを無能な選挙民のせいにするのも・・・
いいえ違います。無能な選挙民ではなく、選挙民が無能なんです。
選挙結果は、全ての有権者が共有するものですから、それが自身の選択と違ったとしても
受け入れなければなりません。それが、民主主義なのです。
なので、現在の政治の状況を鑑みるに、現状の有権者は無能な状態なのです。
これは認めなければならない事実だと考えますよ。
選挙で人や政党を決めてもリーダーは国民が選んでないんだし
すべてを無能な選挙民のせいにするのも・・・
てか政治家の仕事ってブラックボックスに包まれてていてよくわからないよな?
もっと国民でもわかる 目に見える政治 オープンな政治を目指さないとイケナイのではないかと・・・
>能力を持っている人がいても、それを判断する側が無能だとどうしようもないですよね。
私は、私たち有権者が今現在、無能な状態にあると考えています。
それは、例えるならば、
人事担当者の意見を鵜呑みにして、採用者を決めた為に、業績がどんどん落ち込み、
わが社には仕事を任せられる有能な人材がいないと嘆いてばかりで手をこまねいている、
社長のように、自身の責務とビジョンすら放棄した状態であると考えているのです。
会社を立て直したいなら、どんな会社にしたいのか、そのためにはどのような人材が
必要なのか、何を優先し、何を諦めるのか、自身が決断し行動なければならないって事は、
誰が考えても当然の対処でしょう。
いつまでも、真偽が入り混じった意見ばかり言う、人事担当者(マスメディア)の意見に
従ったり振り回されたりしていないで、自分の目で見て、判断しなければなりません。
判断するという事は、「真」を決めていなければ出来ません。
だからこそ、自身がどんな会社(日本の未来像)を求めているのかを自覚しなければ
ならないのです。
それらをしないままで、駄目だ駄目だと言うばかりでは、無能であると判断されても仕方
のない状況だと考えます。
そして、無能さゆえに、現在の菅政権に日本の政治を任せる羽目に陥っているのです。
もう、責任者たる私たちが「無能」な状態でいるのはやめましょう。
今こそ、自覚し、行動すべき時だと考えます。
>同意ですね~。
>1番見直すべきは、我々国民自身がもつ政治観かもしれませんね。
賛同ありがとうございます。
この部分の意識改革できれば、政治は変えられます。
>個人的には、麻生氏、安部氏など埋もれさせておくのはもったいないな~とか思います。
そうですね。
麻生氏や安倍氏ならば、明確なビジョンをもって、それを推し進めるだけの覚悟をもって
あたれるだろうと私も思います。
でも、肝心の有権者側が、マスメディアの扇動に左右されやすい状態である今のままでは、
彼らのせっかくの能力を、存分に発揮できない状況に追いやってしまうのだろうなと思います。
事実、いまだに、マスメディアが刷り込んだイメージで判断している人が多いですしね。
能力を持っている人がいても、それを判断する側が無能だとどうしようもないですよね。
1番見直すべきは、我々国民自身がもつ政治観かもしれませんね。
個人的には、麻生氏、安部氏など埋もれさせておくのはもったいないな~とか思います。
>経歴を見て割り引いた方がいいですね。
真壁昭夫氏のWikipediaを見ましたが、そういった経歴は無いように見受けられますよ。
(もしかして、まだ記述されていないのかな?)
>国民の責任なら総選挙で国民に取らせるのが筋というものです。
そうですね。多くの人が、もう一度選挙をして選びなおしたいと考えるのは分かります。
ですが、「今が駄目だから他を選びたい」というだけでは、先の選挙の二の舞になってしまい
そうで怖いんですよね。
総選挙を行うのであれば、選ぶ側の私たちが、判断基準を明確にする必要があります。
少なくとも、日本の将来に対して明確なビジョンを持ち、その実現の為には努力を惜しまず
日本国民の為に自身の能力を駆使しますという人でなければ、現状は変わりません。
今までのように、○○党だからとか、テレビで見知っているからとか、なんとなく等で
選ぶのであれば、総選挙によって事態が好転することはないでしょうね。
そういった評論家は、元秘書だったり○○党付の記者だったり、××族と親しい官僚だったりした人も多いですから、経歴を見て割り引いた方がいいですね。
国民の責任なら総選挙で国民に取らせるのが筋というものです。