狼になりたい
- カテゴリ:音楽
- 2011/01/13 10:36:21
私が初めて音楽に目覚めたのは、幼稚園の年長組の頃。
ばあちゃんが見ていた連続テレビドラマの主題歌であります。
グレープというフォークデュオが歌っていた「無縁坂」という曲。
考えても見てください。
「無縁坂」をええなぁ・・・とか言いながら聞き入る幼稚園児。
恐ろしいではありませんか・・・。
当時の流行の音楽と言えば、いわゆる「歌手」が歌う「歌謡曲」。
その中で「フォークソング」や「ニューミュージック」は、どちらかと言えばマニアックだったように思います。
限られた人が聞く知る人ぞ知る音楽。
と言った感じでしょうか。
10代、20代で聞いていたのは
さだまさし 中島みゆき 谷山浩子
うあぁ~暗い。
その後、佐野元治 尾崎 浜省
など、メッセージ性の強いロック系へ移行してゆく事になるのです。
先日、友達と話している時、こんな話題になりました。
「初めて音楽で涙を流したのはどんな曲?」
あったなぁ、そんな曲。
私はみゆきさんの「時は流れて」。
10代の頃はみゆきさんと本気で結婚したいと思っていたなぁ。
「時代」で認められ、「わかれうた」「ひとり上手」「悪女」がヒットし
「世情」が金八先生の挿入歌となり、やがてドラマの主題歌の数々。
そして某放送協会のドキュメント番組の主題歌へ。
完全に大衆に認知されてしまったみゆきさんは、私の、私たちだけのみゆきさんではなくなってしまいました。
私は言いたいのですよ。
現在のヒット曲しか知らない大衆よ、聞け。
「ファイト」を 「僕たちの将来」を 「蕎麦屋」を
「捨てるほどの愛でいいから」を 「歌姫」を 「ホームにて」を
「うらみ・ます」を 「エレーン」を 「異国」を
これらの作品の中で歌われているのは、まさに怨念の世界。
ともすれば人の弱さや、あるいは醜さかもしれない。
しかし、それも含めて人間の温かさなんだと、私はみゆきさんに教えてもらったと思っています。
結婚もせず、当然子供も産んでいないみゆきさんが歌った夫婦愛の曲。
「二艘の舟」が、最近の私のツボであります。
どちらの曲も、みゆきさんしか歌っちゃいけない曲の様な気がします。
腹が立ったのは、桜田淳子さんが「化粧」を笑いながら歌った事。
みゆきさんは泣きながら歌ったのに・・・。
えっ!お会いしたいなぁ~魔女サマ。。。
昔、みゆきさんに似てるって言われたことあるw
大阪しぐれ・・・(爆
じゃりんこチエというアニメで、主人公の小5のチエちゃんが電車の中で大声で歌っていました。
「時代」は当時それほどのヒットはしませんでした。
「中島みゆき」というネームバリューから、デビュー曲として後に知れ渡った曲ですね。
名曲だと思います。
母がいないくせに、無縁坂を聞いて何かを感じた幼稚園児でした。
育ててくれたばあちゃんを、母に置き換えていたのかも知れません。。。
中島みゆき・・・高校の頃合唱で「時代」を歌いましたよ~
今もウルウルきます・
「わかれうた」というタイトルからして、圧巻ではありませんか!
そしてこの出だし・・・。
まさに決意した女性のそれとしか言いようがありません。
そう、あのうさぎの着ぐるみのキュートさ。
「わかれうた」とのギャップが、彼女のミステリアスな魅力なのでしょう。
あぁ~ハガキ書きましたよ。
「ひとり上手っ子のコーナー」
ギターの後奏が、エコーでフェイドアウトしてゆく・・・。
♪浮気でやくざな女が今夜どこで どうしていようと知った事じゃないが
けれどそこいらはオイラが遠い昔 住んでた路地だとオマエは知らぬ♪
歌詞、あってますか?
古い歌ですねぇ~。
確かコレ、シングルでしたね。
ユーミン氏とみゆきさんは大親友ですが、同じジャンルの音楽とは言えないほどかけ離れていますね。
何処までも前向きで、プロデューサーの正隆さんと結婚しして女性の幸せを掴んだユーミン氏と
千春との夢破れ、死を口ずさみ独身を貫いたみゆきさんとの差なのでしょうか?(あくまでも私個人の主観ですけど)
『わかれうた』 好きですv
最近はTVのCMなどに頻繁に出てらっしゃいますねww
昔からユーモアのある方だったんで、TVの中でも良い味だしてます。。。
オールナイト日本で、度々流れる『一人上手』。。。今でも耳から離れません♪
何故、ああいう詩が浮かぶのか
う~んと唸ってしまうくらい。
失恋でも
ユーミンならば
見知らぬ国のビザを持ち夜に消えていく。
お嬢様の失恋逃避行なんだけどね。
みゆきサマになると
道に倒れて誰かの名を呼び続けたことがありますか。。
と、凄みがでてくる。。
ナカナカでてきる台詞ではありませんなぁと。。
現在では業界トップの座をすき家に奪われましたので
「夜明け間際のすき家では~♪」
となってしまうのかも・・・。
「ビールはまだかぁ~!」
という叫びが、まさに私の言いたい人の弱さの叫びなのですよ。
今富士フィルムのCMに出ていますよね。
申し訳ないのですが、一緒に出ている元アイドルの方よりもみゆきさんの方が綺麗ですよね。
「ひとり上手」いいですねぇ~。
マリーさんの「ひとり上手」聞いてみたいですねぇ・・・。
初めてラジオでみゆきさんの声を聞いたとき、絶対にウソだと思いましたわ。
コレがあの曲を書いた人か!と。
まぁ、そのギャップがまた素敵だったりしますが。
あ「プロデューサーと言えば親も同然」というあの一言から、みゆきさんが「お父様」と呼ぶようになったアレですな。
みゆきさんは甲斐バンドをイカバンドと呼んだり。
面白かったよねぇ~。
ですね。
この曲は名曲だと思います。
甲斐よしひろ氏も絶賛してました。
ある意味 怖いくらい美しい。
私も「ひとり上手」カラオケで
よく歌います。
何故故歌があのように恨んでばかりなのか、そこが知りたかった。
甲斐よしひろとの掛け合いが、面白かったなぁ。