ある日 とつぜん 2
- カテゴリ:自作小説
- 2011/01/16 21:27:31
「・・・・・・・・これってもしかして・・・・・・
しゅ・・・瞬間移動ってやつ?」
私は、大きく息を吸ってはいた。
「よっしゃあぁぁぁ!!!!!!」
これで、好きな時に好きな所に逃げれる!!!
喜びに浸っていた時、ふと、頭の中に不安がよぎった。
( これって・・・・ どうやって降りるんだ? )
「・・・・・・・・・。」
誰かに助けを求めようと辺りを見回したが、誰もいるはずがない。
「ええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?」
(かえりたいかえりたいかえりたいいいいいいい!!!!)
ヒュン
小さな音がしたかと思ったら、私は自分の部屋に座っていた。
「あ・・・・・・・・。」
(私、戻れた?!)
がちゃ
「なによ、静かに勉強してるかと思ったら、そんなところに座ってボーっとしてたんか!」
「ほえ?」
「そんな子におやつはあげません!!」
ばたん
「・・・・・・・静かだったっていうことは、私やっぱり雲の上にいたんだ!!」
―――――――私は、ぐうぜんに、魔法が使えるようになったのだ。
おお、なかなかパンチのある序盤の展開だね。
どのようにストーリーが進行していくのか楽しみです!