Nicotto Town



続 パパのしあわせ   12

----------これはフィクションです-------

パパのシナプシスの海にダイブして 一度目の恋の記憶

みつけた。

吉祥寺に住んでいた 小柄な女の子。

都立美術館で募集していた 彫刻の 講習会

そこで出会った。

20cmほどの立方体 石膏を流し込んで作ったら

それを削って 形をつくっていく

4~5人のグループに分かれて ひとつのテーブルについて

何回かの講習会 同じメンバーでつづけることになった

その中の一人

パパはお絵かきも好きだったけど 

平面よりも 立体のほうに向いてる と 実感したイベント

最後の日 

これが最後だから 帰り道 ちょっとお茶でも と

パパが提案

その席で 電話番号の交換をしたのね

しばらくして その彼女から かかってきた

パパの仕事に興味があって 見学したいということだった。

まだ ママと結婚してたけど 別居してた頃なの。

価値観の違いという よくある問題ね。

食事のこと お金のこと 子育て・・・・

パパは 別れたがってた。

ママは未練たっぷり

そんなときに 彼女が 見学にきて 

そして 仕事を習いたいという

隣の席に座って お仕事してると 

ママがじゃましに行くの

わざと大きな音を立てて 洗い物 お掃除

細かい仕事なのに うるさくて 困っちゃう

そんな空気を察して 来なくなっちゃった。




 

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2011/01/18 20:02
Olivierさん
そうですね 失ってはじめてわかる というか
そんなかんじでした。
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2011/01/18 12:01
ママは、パパがとっても好きだったんですね。
いろんな部分ですれ違いが生じていようが、やっぱり・・。




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