ざっくりと小説と実用書をわけてみる
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/01/21 23:41:31
「思い出の本」というお題ですが、カテゴリが「小説/詩」なので、いちおうその線で書いたほうが良いのかな。
小説でなければ、小学校のころに見た「よく飛ぶ折り紙飛行機」が、大切な本だ。
題名が判らないけど、もう一冊、工作の本が愛読書だった。
表紙が黄土色という、なかなかに個性的な本だが、そのせいか、題名ではなく、脳裏に黄土色が思い浮かぶ本。
学研の「コロ助の科学質問箱」も愛読書と言える。
これが、僕の論理を形作ったと断言できる。
ん〜、小説とか、詩とか…
「思い出」にならないな。
小説や詩は、ものすごく乱暴に言えば、他人の話しだ。
しかし、知識や技術は、自分のものになる。
例えば、小説などは、大人になってから、「あの話しはこんな意味だったんだね」と言われるように、自分の感性や経験を、小説が映してみせる「鏡」である。
技術は、他人のものが、直接自分のものに変わる。
もちろん、本に書いてある全てが自分のものになるわけではなくて、ほんのちょっとだ。
けれど、とにかく、本が自分自身へと変わる。
そのあたりが、実用書なのである。
ん〜、小説は、気分次第なので、難しいのである。