思い出の本3「名犬ラッド」
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/01/22 23:32:31
中学生の時読みました。
「名犬ラッシー」ではなく。「ラッド」。
そもそも「ラッシー」というのが「お嬢さん」を意味しているので雌犬の名前なのだ。
「ラッド」は雄犬。
作者アルバート・ペイスン・ターヒューンが実際に飼っていたラフコリーの話。
実際飼ってただけあって、「うちの犬はスゴイぞ」という自慢の気持ちが出てます。犬を飼ってる経験があれば実に生活がリアルです。愛情があふれてます。
しっかりしつけしてるし。書斎は立ち入り禁止。
犬を放し飼いしてるようなので庭が大きいのかと思ったら、犬が放し飼いの時代なんですね。そういや作者の妻の病気が回復したと知ったラッドが喜びのあまりご近所を走り回って苦情の電話が入るというエピソードがありました。
作者は1872年生まれのようです。「名犬ラッシー」のエリック・ナイトが1897年生まれなので、出版は「ラッド」のほうが早いようです。
それにしても、犬を放し飼いに出来る環境で、ラッドだけじゃなくラッドの奥さんのレディ、子供のウルフも飼って。。。。
やっぱりうらやましい。
可愛かったのよぉ〜、雑種だったらしいけど。
名犬ラッドはね、私もまず本で読んだんだと思う。
岩波書房じゃなかった?
面白かったよねぇ〜
家族家族してたもん!