悪癖 その1
- カテゴリ:人生
- 2011/01/24 01:26:34
私の悪癖 その1
まず、不眠症…、
というか睡眠障害であろう。
健康な生活に支障を来す睡眠時間というのは、
立派な悪癖だと思う。
寝ない時は、本当に寝ない。
3時間程度の睡眠で、三・四日過ごす。
寝床には入る。
だが、眠れない。
仕事の段取りをシュミレーションし、
手直しを考え、
そうこうしている内に朝が来る。
寝る時は12時間以上寝る。
♪ 朝は寝床でグーグーグー…♪
そして、今日もそう。
12時間以上寝て、
起きた時間はお昼過ぎ。
それから、
気の進まない仕事をするために、
いやいやファミレスに籠もって、
他人の書いた報告書を読む。
閉店近くまで仕事をして、
(ゴメン、ファミレスよ。
今日も780円しか落とさなかった)
家に戻り、
シャワーを浴び、
さて、
寝ようと思うが、当然の如く、眠れない。
そして、このように、
どうでもいいブログを書いている。
だが、この睡眠障害は、
明日の拘束時間がないから可能なのだ。
明日もまた、好きに過ごして良い。
だが、他人の書いた報告書は読まねばならぬ。
明後日もまた…。
気が進まない…。
そういう時、私はひたすら眠る。
生きていることを忘れるために、
眠り続ける。
私の場合、
永遠の眠りを覚ます王子様はいらない。
君、何を勘違いしたか知らないが、
君のしたことは大きなお世話というものだよ。
私はいつまでも美しい姿のままで眠り続け、
他人からの称賛だけを浴びていたいのだ。
女として花開かせる?
だから、それが思い上がりなのだ。
私は花などではないし、
いつも自力で目覚め、好きな時に眠ってきた。
君みたいな鬱陶しい目覚まし時計はいらない。
けたたましいが、私の心を打つものは何もない。
だから、私の眠りを覚まそうとするのは、
君のエゴ以外の何ものでもない。
余計なことはしないでくれたまえ。
私は寝る…。
にもかかわらず、
目覚めてしまった時、
しばらくは血圧が100を越えるまで、
ベットの中でうつらうつらと過ごし、
やがて、仕方がないので、
ベットを抜け出し、身支度をし、
積もっている仕事を抱えて、
ファミレスへと向かう。
(気の進まない仕事だから、
家にいると、仕事をしない。
近くにはお気に入りの図書館がない。
コーヒーが何杯もおかわりできて、
何時間も居続けても
文句を言われないところ。
それは近所のファミレスしかない。)
だから、私の場合
今日の眠りがそのまま死へと繋がっていても、
後悔しないだろう…。
いや、それこそが最高だ。
無縁死となるが、
死んでしまった私にとって、
そんなことは文字通り、縁が無い。
関係ない、どうでもいい…。
この睡眠障害を改善するために、
私は睡眠薬なるものも所有しているが、
これがまた、私の自然な睡眠を崩す一因となっている。
結局、私が自然な眠りを取り戻すためには、
億万長者となって別荘住まいの日々を過ごせるようになるか、
あるいは、規則正しい肉体労働の日々を過ごせるようになるかの
どちらかであり、
そこに辿り着く道は、
ラクダが針の穴を通るよりも難しい。
私は、眠れぬ日々を、
眠れぬということを前提に、
薬や仕事でやりくりしながら生きている。
これは不幸な生き方なのだが、
私はこの生活をやめることができない。
どこまでも私は不幸な現代人なのだと思う。
(願わくば時差ぼけが、
私をヨーロッパの地で「正常」な眠りに誘わんことを…)
生活スタイルを変えるといっても、諸事情で簡単にはいきません。
私自身は不眠の辛さはあまり経験ないのですが、夫はよく眠れなくなります^^
家族を養うストレスと仕事でのジレンマに陥るようです。
ドイツでの生活が特効薬となるといいですね^^