若草山の山焼き③
- カテゴリ:日記
- 2011/01/24 22:10:05
今回 私はうん十年ぶりに思い出の場所で山焼きを見ました
数年前までは成人式の日に山焼きがありました
小説を書いてあります
その一部を載せます
1
あの日から教室でも必要以外は口を聞いていない
15日 山焼き 病室と教室の間にある指導員室 リハビリの先生達の部屋が
並ぶ廊下からは若草山が一面に眺められる 1病棟 2病棟 3病棟の皆が集まってくる
6時半に冬の夜空に花火が打ち上げられる何発か上がった後 裾から火が付いてくる
炎が立ち上がる 恵は一番後ろで見ていた あまりの綺麗さに
喧嘩の事は忘れていた 横に人影を感じた左側にゆたかさんが立っていた
恵の左手の指先に何が触れた 間違ったのかと思っていた指先に力がこめられた
肩と肩が並んでいた その後ろで硬く手を握りあっていた 小声で
ゆたか「クリスマスの返事だよ。」
恵「ありがとう。」って呟いた
ゆたか「卒業の日には約束守るよ。」恵は頷いた 恵は黙っていた しばらくして
恵「怒ってないの。」
ゆたか「もう 良いよ。」
恵「ごめんね。」恵は思っていた このまま時間が止まれば良いのに この日の山焼きは 園で見た何回かの中で最高に幸せだった あれから山焼きは見た事がない
誰かの「お兄ちゃん。」の呼ぶ声に手が離れた あの時の感触が何年も残っていた
明日 今回の最後を書きます
小説に使った名前は架空です
同じような事があったのかなー。
彼は普通の人
私は手足の悪い女の子
負担掛けたくなくて
バイバイしました
彼の幸せを祈ってます
何だか自分の学生時代を思い出しちゃいます♪
・・・早摘みのイチゴ味って感じかな?
へへへ
ゆめの実話だよ。
良い思い出を残してくれた人でした
ゆめちゃんの小説は、とても登場人物の気持ちが伝わってくる。
とても甘酸っぱいゆめちゃんの記憶のカケラなのかな?
…なんて変な詮索はしちゃダメね( ´艸`)
小説の続き、楽しみにしています(*´◡`*)