Nicotto Town



もしかして読まないかもしれない本。でも読みたい本


何冊も買って手元に置いてあるのですが。。
なんだか、最近、持久力がありません。。

でも、この本は文庫本だし、持ち歩いてパラパラと読むことがあります。
読破できるかは??ですが。。

『ヴェニスからアウシュヴィッツへ』徳永恂著 講談社学術文庫

もう、二年前になるんですね。
市民講座で「日本におけるユダヤ人」というテーマでの講演会がありました。

毎年テーマを決めて、その議題の第一人者が登場する
無料にしては極めて質が高いんです。だからお気に入り。
昨年はアーミッシュでした。残念ながら1回しか行けなかったけど。
だいたい3~4回、講師を変えてくれるんです。

徳永先生1929年生まれ、親しみが湧きそうなおじいちゃんでした^^;
でも、高名な学者さんでもおられる。

先生がお書きになった本の中でも一番易しい本らしいです^^;
それが今回、少し安く、5冊だけだが、お分けしたい。
壇上でそう言われたんです。

ウム。欲しい。でも、入場者は結構多い。
これは難しいかなぁと思っていた矢先、
講演が終わるや否や、近く座っていた若者がサッと立ち上がり
出ていくではありませんか!

遅れをとってはいけない。
とばかり後を追いました。

控室らしき扉を開け、入っていくではありませんか!
よし、続け!

先生がおられました。
先に会場の関係者らしき年配の女性が、
「先生、一冊ください。ついでにサインも」
と言われるので、わたしも追随して、「わたしも」と^^;
はいはい。
文庫本を表紙をめくったところにしていただきました。

瞬く間に本は売れちゃいました。
ふと見ると、なんとなく関係者ばっかり( ̄ー ̄; ヒヤリ

あの若者は
「先生。本が仕上がって参りましたので、ご確認お願いいたします」
ありゃ。。出版関係の人だったのね。。それにしても今風。。
司会者も登場。

わたしってなんとなく場に和むタイプです。
みんな誰かの知り合いだと思っている様子。。
雑談なんかしちゃったわさ。。
「次回も期待しております」ってところで
あなたは誰???ってことに。
鈍いわたしも変な場所に紛れこんだと気付き。。
「それじゃあ、ありがとうございました」
と扉を開けました。

ちゃんと「関係者以外立ち入り禁止」ってありました、です。。
その前に3人ほどの男性が待っておられましたなぁ^^;;
本は売り切れです。。です。。。。
とは言えません。。

そそくさと会場を後にしたのです。
自分にくすくすと笑いながら。。。。

本の内容はというと、まだ少ししかかじっておりませんが。。
反ユダヤ主義の根源に迫る内容です。
ヨーロッパの歴史の陰ですね。
ゲットー、ユダヤ人収容所はヴェニスから始まったということです。
収容所というよりは、居住地区と言った方が適切かもしれません。
それだけユダヤ問題が根深い歴史を持っているということなんでしょうね。

とんちんかんな購入逸話付きなので
できれば、読破したいところですが。。。。
どうかなぁ。。。

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2011/01/31 18:51
野次馬根性は尊いですw

父は「知りたいという関係がある」と言って
関係者以外立ち入り禁止区域にどんどん入ってましたよw
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2011/01/29 13:15
カルカンさん★コメントありがとうございます。

作家さんというか、どちらかといえば大学を引退された先生
という感じの、品の良いおじいちゃまでした^^;

まぁ。。思いこんでいるからでしょうね^^;
道をよく尋ねられるタイプなんです。。
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2011/01/29 13:12
シロさん★コメントありがとうございます。

げに恐ろしき思い違いというかww
思いこんでいるのよね。。。
5冊のうち1冊をゲットしようというそれだけで^^;

嫌な感じは残さなかったと思うのww
「??」っはあったろうけど。。。
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2011/01/29 13:10
honeyさん★コメントありがとうございます。

ちょっと調べてみました。
うん。好きかもしれません。
買うことにします!
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2011/01/29 13:05
おおくま ねこさん★コメントありがとうございます。

イベントやコンサートなど、一期一会って気持ちが働いて
つい、買わなくちゃってなり易いですね^^;
サクラだったのかなぁwwww走った人。
でも、誰かがいると売り切れたら惜しいという購買意欲をそそられますw

実際に興味があっても、わざわざ調べて購入するまでには至らないのが現実。
縁、ということで、何かの知識なりが増えることは楽しいです^^

賞も受賞しているようで、興味のある内容なので
読み終えたいと希望しているのですが^^;
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2011/01/29 12:59
マーメイドさん★コメントありがとうございます。

信じることこそ恐ろしき。。で。自分が部外者になっているとは
思っていない恐ろしさでありましょうね^^;
雰囲気も人畜無害系なので^^;;(人に道を尋ねられるタイプです)

本もあるきっかけを得ると読書が進むのだけれど
う~ん。集中力不足なんですね^^;わたしは。。
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2011/01/29 12:56
アッシュさん★コメントありがとうございます。

欲しいと思う気持ちが先立って、見えてなかったんでしょうね^^;
多分、先生の手持ちの本でいらっしゃったのでしょう。
あとは書店で買ってね、という感じでしょうかw

ユダヤ人っていろんな意味で、あらゆる場に出現しますよね。

出版文化が盛んな日本、書物内容はある意味他国に比べとっても自由なんです。
ユダヤ研究所はあらゆる国のユダヤ人に関する出版物を調べており
中でも日本は、ユダヤ人に厳しい国 とのレッテル貼られているそうです。

何で?と思うんだけど、批判的な書物があるかららしいです。。
ちょっと解せないでしょう。少しばかりやり過ぎな感は
やはりイスラエルに繋がっていってしまいます。。。
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2011/01/29 12:50
yukinkoさん★コメントありがとうございます。

己の欲望のままにwwwとなると、まぁ、だいたい達成できてしまうという
不思議なことがままあります^^;
でも、厚かましさをだしたところない(本人だけが思っているだけ?)ので
微妙に排除されないんですね^^;;(スミマセン)勘違いだから。。

ものすごく強調されていましたよ。
僕の書いた本の中で一番易しい!

ヨーロッパや世界を知るにあたって、ユダヤ問題はいつもどこかに顔を出してくるんです。
ロマの人、(ジプシー)、ユダヤ人共に故郷の国を持たない流浪の民族なんですね。

深い歴史があって、宗教上からで
キリスト教が金貸し(金融・銀行)を罪とみなしているので
ユダヤ人が担うこととなるんです。
経済の発展には金融システムが不可欠。
だからユダヤ人が必要とされたし、疎まれてもいたんです。

ドイツに出現したナチスも、裏切り者ユダの名はユダヤを意味するものである為、
根源的に解明するため、ユダ研究も活発になったそうです。
実は裏切り物ではなかった、という説です。

そんなこんなで、とても興味深いのですが、
ハイ、確かに読む進むには、環境が必要でしょうなぁ。。
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2011/01/29 12:38
ハレルヤさん★コメントありがとうございます。

らもさん、本気で愛しておられましたか。関西なんですよね。
そういえば夫人が本を出しました。
もし、読んでおられたのなら、感想を聞いてみたいところ^^

本当はエライ学者さんなんだろうけどね
気のいいおじいちゃまって感じでしたww
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2011/01/28 23:48
作家さんと触れ合える
なんて凄いです
場に和める^^
特異な技術です^^
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2011/01/28 21:47
わぉ、その行動力すごいなぁ
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2011/01/27 22:29
専門書ではなく小説なのですが、W・G・ゼーバルト『アウステルリッツ』という本がとてもお勧めです。とても不思議な、そして手元に置いておきたくなる本です。
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2011/01/26 22:24
購入逸話の方にとっても笑ってしまいました。

そう言えば、私と言うか私たち夫婦も、もしかして「桜」にやられたかな?って体験があります。
といっても黒猫手毬さんのような高尚な本ではなくCD。

アメリカのテーマパークの一角でネイティブアメリカンの人が民族音楽のショーをしていたのです。
ちょうど、それを見たちょっと前に、ある映画で聞いたネイティブアメリカンの音楽が気になっていたので、ショーをずっと聞いていて、最後に「CDがそこのショップで販売中です」ってのを聞いて、どうしようか?って思ってたら、やっぱり先陣を切って行く人が!

そうか、やっぱりここは買い?見たいな気分になって買いに行ってみたんだけど、なんか雰囲気的に、もしかして引っ張られた?って感じになったことがあります。

さすがに「立ち入り禁止」区域ではありませんでしたけどねw

せっかくの縁のあった本、読了できるといいですね。
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2011/01/26 21:42
場になごむっていいですね~^^ 私も うずたかく積んだ本に早く読めよとせかされてます。
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2011/01/26 19:14
あはは
行動力ありますねえw
でも、関係者以外立ち入り禁止じゃあ、元から買えないじゃん。
てか、5冊ってのはいくらなんでも少なすぎる気がしますねえ。

ユダヤの失われた十部族は、日本に漂着していた・・・とか、言う説があるとかw
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2011/01/26 16:08
「関係者以外立入禁止」は目に入らなかったんでしょうね。もう、ひたすら「本」「本」と小走りだったのでは?(笑)
先生にすればやさしい本とのことですが、読破するにはムズかしいということなんでしょうかね?小説は「オハナシ」だからすーっと読めるけど、そうでない本は落ち着いて時間にも余裕がないと、読み進むのって困難だったりしませんか?
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2011/01/26 04:52
おもしろいですね、著者とのふれあいエピソードつきとは!

あまり作家さんと触れ合ったことはないです
高校生のとき好きだった村上龍と
本気で愛していた中島らものトークライブはいったけど^^;




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