小説? 続き その3
- カテゴリ:自作小説
- 2011/01/29 01:51:14
ごめん、まった~
Kが息を切らして走ってきた
連絡もしないで私を20分も待たせるなんて
いい度胸してるじゃん
ちょっとね、緊張してトイレにね・・・
Kは中腰になり座るまねをした
まったく
もう少しましな言い訳をしたら?
それよりどうしたの何その格好
何しょってるの
(まさか大学の勉強道具じゃないよな
追試だったりして
Mはチェック柄のディパックをしょっていた
あとでわかるわ
稲村ガ崎に着いた時だった・・・
そういえばここで背中が見えるなんてギャグ
前にあたし言ったよね
あぁ、そうそう、地球は丸いから
水平線に自分の背中が見えるって言ってたな
覚えていてくれたね
今日はディパックをしょってる背中が見えるよ
でもこれが最後かな
じきに見れなくなるの
そうポツンと言い放ち
Mは遠く水平線を見つめていた視線を落とした
ねぇ、あたし死んじゃうかもしれないの
えっ、
Kは声にならない小さな声で聞き返した
MはKを見つめ強く言った
もしかしたら半年しか生きられないんだって・・・
何言ってんの
冗談だろ?
Kは言い放った
彼女はディパックをおろし開けた
中には数冊のノートが入っていた
これ日記帳、
高校2年の春からつけてる
あなたとあった日からずっとつけてるの
捨てようと思ったけど
あなたにだけは見てもらいたくて
はい、これっ・・・
そのうちの1冊のページを開いた
4年前の今日よ
ここにいたわ
Kは訳が分からず
じっとMを見つめていた
これみんなあなたにあげる
読んでくれるよね
そう言うと
口をきっと結んでMは海を遠く見つづけてた
そして、あれがあたしの背中よと言って
笑顔で水平線を指差した
なんて
お話は明日完結させよっと
今度、殺さない展開を
考えて見ましょうか?
しばらく、お待ち下さい。
彼女。。。殺しちゃうんですか。。
あたしゃ面白くない。。。
殺さない展開がないのかな。。。って思う
おもしろ~(。◕∀◕。)