思い出された最悪
- カテゴリ:日記
- 2011/01/29 16:43:18
前のブログに書きましたように、病気をいたしました。
腹痛に悩まされる夜を過す事がありました。
耐え難い腹痛に耐えながら、こんな事を思い出してしまったのです。
ああ、あの時のアイツはこんなものではなかっただろうなぁ・・・
平成19年7月3日
妻ひまわりは、外来での化学療法を受けていました。
月に2度ほど都内の病院の外来で抗がん剤を投与され、その他の日は家で安静。
その日は外来での診察の日でした。
実はひまわりはその数日前より、少し具合が悪かったのです。
しかし、予定の診察日のその日まで、我慢してしまった。
悲劇はそんな風に始まったのです。
その日私は仕事の都合を付け、ひまわりを車に乗せて同行しました。
病院では、ちょっと病気の進行が見られると言う事で、再び入院という結果。
化学療法は入院してから行う事になりました。
病院のベッドの都合で、入院は3日後。
その帰り道の事でした。
家に到着する20分ほど前。
ひまわりの様子がおかしくなってきたのです。
突然意識が混濁し、それを保つために必死に手を動かしたり、うめき声を上げたり。
救急車呼ぶか?
という私の言葉に、彼女は冷静に家の近くの病院へ行くように指示をくれました。
その病院は、ひまわりのかつての勤務地。
意識の混濁は、著しい貧血が原因。
そのまま輸血が行われ、その夜はその病院に入院しました。
翌日、主治医のいる都内の病院に移送され、ひまわりの担当スタッフによる診察が行われました。
その日の夕方、私は主治医に呼ばれました。
「肝臓に転移した腫瘍から、大出血を起こしている状況です。この出血を抑えなえれば、命が危ない。すぐに処置をしなければ厳しいです。」
その処置は、万が一の失敗があればすぐにひまわりの命が失われてしまう可能性がある。
そういった類の書類にサインをし、すぐに処置が始まりました。
処置は、メスを使用する手術ではなく、お腹に穴を開けて行うもの。
それでも処置は数時間を要し、処置室からひまわりがストレッチャーに乗せられ、出てきたのは夜中の事でした。
ひまわりは苦しそうに
「いたいよぉ・・・お腹いたいよぉ・・・」
と、力なく言い続けていました。
今すぐに代わってやる。
ひまわり・・・
だから、痛いと言ってくれるな。
オレにどうしてやれるっていうんだ。
何をすればいいんだ。
ひまわり、頼むから・・・少し眠ってくれ。
疲労やストレスから、私は自分勝手な事を考えてしまった。
それほど彼女の苦しい顔を見ていられなかったのです。
医師に「どうにかしてくれ」と言ってみる。
今もかなり強い痛み止めを使っているが、それでも痛いのならモルヒネしかない。
と、医師の回答。
ここで初めて、ひまわりにモルヒネが使われたのです。
自らの腹痛に耐えながら、私は思ったのです。
ひまわりよ
こんな弱い夫で済まなかったな。
あの日の翌日の君から貰ったメールは、今でも持っているよ。
「招き猫、お誕生日おめでとう。またひとりの誕生日にしてしまったね。今度こそ、完全に治してWでお祝いしようね。」
7月5日は、私の誕生日だったのです。
あの誕生日から君は、20日間生きてくれた。
がんばったよな。
「おい、招き猫、アタシもこっちの世界に来てもう4年。この位の力はついたのよ。たまには痛い思いをして、あの日の事でも思い出してごらん。そしてアンタの身体をもう少し大事にしなさい。わかった?」
わかったよ。
ひまわり。
そんなに悲壮感を出して書いたつもりではないのですが・・・文章は難しいです。
妻が亡くなってから、今年の夏が来ると4年になります。
こうしてここで、来てくださる皆さんに妻の事を知っていただけたらと思ってます。
もしかすると、妻も読んでくれているかも知れませんからね~。
体調、良くなりましたか?
良かったですね~。
また元気にニコタを楽しんでくださいね!
出来ればもう少しソフトな形でメッセージをくれられないものかなぁ?と。
ありゃ~そんなご病気をされたんですね。
やはり見ている方は、本当に辛いですよね。
だからきっと、ご主人もそう決断したんだと思います。
出来る事なら、自分が代わってあげたいとお思いになったと思います。
早く治したいです。
しかし、少し長くなってしまうようです。
コレも妻からの何らかのメッセージかもしれません。
そう考えれば、痛みも少しは楽になります。。。
ええ、まだ痛むんですよ。。。
いろんな方に聞きましたが、治るには結構時間がかかるようです。
もう少し痛みともお付き合いが必要のようです。
モルヒネはやはり辛かったですね。
癌という病気で、モルヒネは最後の砦みたいなものですから。
こういう私への病気でも、何となく妻を感じる事ができたら
それはそれで、ほんの少し嬉しいような気もします。
そうですか~!
インフル良くなったんですね~。
軽めとは言え、苦しかったでしょう。
ぶり返しに気を付けて下さいね。。。
いずれにしても結石は、片寄った食生活に原因があるようですね。
野菜にもカルシウムや鉄分など、結石の材料は入ってますし。
ラーメンがかなりヤバいって話も聞きます。
そう言えば、ラーメン大好きです。。。
こんにゃくを食えとばあちゃんに言われています。
医師には水分をたくさん摂れと・・・。
こんなに寒いのに、水ばかりガブガブ飲めません。。。
なにを 言おうとも、伝える言葉が 見当たらないです。
招き猫さん
おはようございます(`・ω・´)
久しぶりに巡回しております(*ノωノ)
少し、色々な部分で安定してきまして
体調のほうもぐんぐん良くなって
いっております*´`
巡回を休んでいる間も
訪問して下さりありがとうございました ノ
これからも宜しくお願い致します(`・ω・´)
ブログに失礼いたしました<(_ _)>
けんたん
゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜
私はまだ耐えられると思っていましたが 主人がドクターに詰め寄って使用させたそうです。
本人の痛みも辛かろうと思います。 でもそばで見てるものはきっと身を引き裂かれるような辛さを一緒に味わってるのでしょうね。
早く治りますように(祈)
家の父親も一昨年結石でしたが、石が幸い小さかったので気づかないうちに出たみたいでした。
ま、出るとこがでるとこですからね。。。
モルヒネですか。。
相当痛かったのですね。
伝わってきます。
無理せずと、奥様が何かを伝えようとしているのではないですかね。
息子さんの成長もきっと見てますよ^^
痛いのは辛いですね。痛み止めなどで少しは楽になりませんか。。
天国のひまわりさんもハラハラしておられるでしょう。
食事も脂質等を減らして、野菜の好き嫌いも減らして
考えて行かねばならない時期かもしれませんね。
食事なども結石に関係するようですね。。
本当に痛みから一刻も早く解放されて
治癒されることを祈っています。
昨年はいろいろあったものね。。
精神的疲れが身体にも影響したんだと思います。
インフルエンザは回復してきたようです^^;
ありがとうございます。
わたしはわりと軽めでした。。
ええ、ま、しっかりと治療すれば、死ぬような病気ではないですから。
きっとひまわりは「しっかりせんかい」と鼓舞してくれていると思います。
早く治して、息子を安心させてやりたいですね。
そして、こちらでもご心配をかけてますから。
嬉しい励ましのお言葉、ありがとうございました。。。
きっと天国でひまわりさんも辛い思いをしているのでは?
早く治さないといけないですね!!
体、お大事に。
私も招き猫さんが苦しんでるのを見るのは辛いです・・・