JAZZの名盤
- カテゴリ:日記
- 2011/02/02 18:38:20
ジャズトランペッターのなかでも、音楽性、人との温かさ、テクニックともに最高なのが
クリフォード・ブラウン。近藤等則氏が、かつてクリフォードブラウンのソロを勉強するのが一番いいとか言っていました。確か、彼が前衛的な演奏をばりばりにやっていた頃だったかな。
ブラウンの録音ではマックス・ローチとのコンボがエマーシーに沢山残っていて、どれも名演奏。
今回のストリングスとの録音は、ある意味では異色だけど、美しい音色とソロが聴かれる。
若くして無くなったことが悔やまれる。1956年25歳、交通事後。
彼が生きていれば、マイルスと対峙して面白いジャズシーンになったことは間違いない。
それは、コルトレーンとロリンズの関係の様に。
http://www.youtube.com/watch?v=IGPMew3Jv5E
彼の音色は、ファッツ・ナバロを優しくした音色。ついでに、ナバロはパーカー時代のトランペッターで最高のトランペッターだ。残念ながら彼も若くして無くなったため、録音も少ない。
ナバロの演奏スタイルを受け継ぐのが、ブラウンで、ブラウンの演奏スタイルをさらに発展させたのが、ブッカー・リトル。その後継者といえば、少しあいてしまうが、ウィントン・マルサリスだろうな。
でも、マルサリスには、もう少しアグレッシブな演奏をして欲しいんだけどな。少しだるい。
・・・エルビンとのピットインでのライブは、例外的にすごいけど。これはまた後ほど紹介します。