あの後、例の腹痛、むくみ、吐き気、便秘などに悩まされておりました。
特に、治まったと思ったら突然に再発する腹痛には、恐怖さえ感じていたものです。
しかしながら、入れさえすれば15分ほどでシャープに効く痛み止めの座薬がありましたもので
最悪、それを持ち歩き仕事をこなしておりました。

尿管結石という病気を、自分なりに少し調べてみました。
腎臓から膀胱へと続く細い管、それが尿管であります。
その先の膀胱から排尿器官までを尿道。
腎臓から全ての尿が通る部分を総じて尿路と呼ぶそうです。
その尿路のどこかに石が出来、尿の通りが悪くなると腎臓が腫れて来るそうです。
腎臓には痛みを感じる神経が無いそうですが、腎臓の周りを包む膜が腎臓の腫れにより刺激され、それが例の激痛になるんだそうです。
おお、怖っ。

結石の一番多い成分は、シュウ酸カルシウムだそうです。
その正体は、シュウ酸とカルシウムの結合物。
どちらも食品に含まれている成分だそうです。
現代人はシュウ酸は比較的多く摂取しているそうですが、カルシウムは不足気味。
本来であれば、シュウ酸は消化器の中でカルシウムと結合し、便として排出されるそうですが
カルシウムが不足している場合、尿としてシュウ酸だけ排出されてしまうんだそうです。
そこへカルシウムを摂取すると、消化器ではなく尿管の中でシュウ酸と結合し石になってしまう。
つまり、カルシウムの摂取不足が尿路結石の大きな原因になる事が多いんだそうです。
皆さん、カルシウムをたくさん摂るようにしましょうね～。

さて、私のその後なんですが・・・
私のかかりつけの病院の泌尿器科は、平日の午前中だけの診察なのです。
私のお仕事の関係で、なかなか行く事はできませんでした。
頼りの座薬が残りひとつとなった先週の木曜日。
何とか午前中に病院にたどり着いた私ですが、受付時間の11時30分を回ってしまっておりました。
残念ながら受け付けていただく事は出来ず、診察断念。。。
最後の砦の座薬を使うことも出来ずに、痛みがきてもひたすら我慢の子の招き猫。

そして土曜日の夜、激しい腹痛に見舞われます。
痛みの中、軽い尿意を感じトイレへ。
放尿中に飛び跳ねるというスペシャルテクを使ってみました。
すると、何となく尿の出方がギアチェンジした気がしたのです。
その後、痛みがす～っと引いて行き、その夜は気持ちよく眠る事が出来ました。
翌朝、つまり日曜の朝。
明らかに今までと違う、下腹の方に軽い痛みが移ったように感じるのです。
再び跳躍放尿を試みる。
すると、なんと血尿が出てまいりました。
尿の中に血の塊のようなものが混じり、最後の尿は明らかに血液。
そして尿の出方も、明らかに今までと違う出方になってまいりました。
それはもう、気持ちよく「じょ～～～！」と出るのです。
そして尿意は30分おき。。。
朝からもう何度放尿した事でしょうか？クライマックスはやって来ます。
じょ～～！っと出る尿に混じる血の塊。
トイレの水の中でゆらゆらと漂う血の塊の中に、ひとつだけゆっくりと沈んでゆく大きな塊が出たのです。

でたぁ～！

その後、血尿も治まり、少し白い白血球の混じったような尿が勢い良く現在も出続けております。
一週間以上も悩ませられた腹痛は、全く出ておりません。
手のむくみも消え、これで明日の朝快便を体験すれば、元の健康な招き猫に戻る事が出来ます。
皆様にご心配をおかけした事をお詫びすると共に、たくさんの励ましのお言葉
本当にどうもありがとうございました。

たった一つ、悩んでいる事があります。
残された最後の砦の痛み止め座薬・・・
アレ、どないしょ・・・。