教えて・・・こんな時。
- カテゴリ:日記
- 2011/02/08 20:53:10
お客様の息子さんがとある理由で
膝上から両足を切断しました。
21歳の大学生です。
お母さんが来店されはじめて知りました。
ただお聞きするしか出来ませんでした。
彼におきた出来事をとても気の毒と思います。
でも、実際おきてしまった事を『不幸』と
他人が決めたり、口のするのは正しいんだろうか・・・
それを不幸でなく生きることが出来れば
気の毒な出来事ではないのだろうか・・・・
どれもこれも知った風なことを言ってるだけで
何にもわかっちゃいない!
へたをすれば健常者のおごりだったり
興味本位な意見になってしまいそう。
だからお聞きするしか出来なかった。
21歳まだまだこれから!
体の傷は癒えないけど
心の傷が早く癒えて
ステキな人生を歩んで下さいますように。
本当に胸が痛みます。
健常者が障害を持つかたのことを語るのは
とても難しいです。
でも目が見えない、足をなくした・・・
綺麗事をぬけば絶対に不自由だと思います。
ただ、ただ!不自由=不幸ではない!
そう思いたいし
それが現実になるのが本当の
バリアフリーなんだと考えます。
街の個人店なのでお客様も
買い物よりおしゃべりに来たくださるような店です。
近所や友達には話せないことを
お話しに来てくださるかたも多いです。
人生経験も知識もないので
なにも出来ませんがせめて溜まったものを
出していただければ・・・っと思います。
ただただ胸が痛みます・・・。
聴くことしか出来ないですよね・・・。
親にしてみれば生きていてくれただけでも
と、自分を納得せざえない事と思います。
本当の闘いはこれからなのだと思うと
言葉を失います。
健常者が障害者やその家族の事を
「不幸」だと上目線で判断することは
決してしてはいけない事だと思っています。
お話しすることが出来るようになったお母様は、人に話すことで
自分を癒しているのだと思います。
そばにいるお母様が、現状を人に話すことが出来るようになったという
ことは、きっと息子さんも前を見られるようになったということではないかな。
・・・なんて、想像をします。
このブログを書くときにソウルのことを考えました。
でもソウルからコメがあってなんだかめっちゃうれしい!
ソウルの強さや優しさを改めて感じました。
彼もきっと、きっとソウルのように
不幸と思ったことがない!
っと言える大人になってくれると思います。
体の傷はもどらないけど
一緒に心まで傷をおって
それも癒えないのは悲しいですもんね・・・
聞くしか出来ない・・・そんなこと当たり前ですよ
不便ではありますが 不幸だと思ったことはありません(俺はね)
だから まだ今は無理でも きっと笑顔になってくれると信じて
今は黙って聞いてあげてください
戦争だったら名誉の負傷で心の傷はそれほどでもないのかも知れない
けどね・・・
腕のいいカウンセラーが現れることを祈っています。