夢を見ました…
- カテゴリ:自作小説
- 2009/04/01 18:27:02
お昼寝してしまって,夢を見ました.
結構鮮明な夢.
広い寺院の境内に白い線が引かれていて,
男たち…女性もいるかな?並んで何かの競争が始まろうとしてた.
わたしは遅れて境内へ続く階段を登っているところ.
スタートの線に来たときにはみんな走り出していた.
わたしもすぐに走り出した.
みなの様子をみてるひまは無くって,前にいるひとたちの間を
どんどん追い抜いていく.
みなは走りながら何か話しているみたい.たちまち先頭に出てしまった.
すると横から背の低い男の子が追いついてきた.
なにか話しかけられている気がしたけれど.迷わず真っ直ぐ走った.
一周してさらに走ると周回遅れを,よろよろ走っている女の子がいた.
この子は目が見えないんだ.
てをとってゆっくり一緒に走った.
後から来ているはずの男たちや女たちは
1周すると食事や飲み物を手に思い思いの場所に座って
なにかを待っていた.
目の見えない彼女も紙コップになにか入れて
それを手にコースの内側の建物のまわりを回る
螺旋状の白い坂を登っていく.
まわりの人々はそれを見ていたけれど腰を上げるひとはいない.
心配になってわたしは彼女のあとをついて登っていく.
道は屋根の高さで途切れている.
彼女が落ちそうだったのであわてて抱き寄せた.
彼女は手に持った紙コップをわたしに差し出して頷いた.
飲んでと言ってるみたい.
中身はよく溶けてないココアの様なもの.思い切って飲んだ.
後ろからやさしくかたを捕まれて.よろしく頼んだよ.と,声を掛けられた.
よろしくたのむな.と,反対側の肩を拳でこずかれた.
最初の背の高い男性は彼女の兄だと言った.
二人目の背が低くて頑丈そうな男は叔父だと言った.
彼女は緊張が解けたのか腕の中でぐったりしている.
説明があった.
先代が亡くなったので.次の代の彼女を導くものを選ぶ競争をしていたらしい.
お互いに言葉を掛け合って,覚悟の程を秤り思い切って前に出たものが導き手になる.
最後に追いついてきた男の子は彼女の従兄弟だったみたい.
彼女の手を取り共に進み,彼女の求めに応じて盃を受けたので
わたしがパートナーとなるだって.
二人で旅をして彼女が一人前のソーサラーに育つ様に
守り育てて欲しいと言われた.
仮面が外されて美しい旅の装束を着せられた彼女を
わたしは飽かず眺めた.
盲いた美しい瞳.
困難な旅.
そこで目が覚めました.
フロイトの夢科学なんていう本は如何ですか?
でも、気持ちがほっこりする絵本みたい。
良いことある前兆では?
それにしても、ここまで鮮明だとびっくりじゃない?
私ゎあまり夢をみないのでいいですね^^
nekoyamaさんの優しさが伝わってきます~(泣)
なにか意味があるのでしょうか。