Nicotto Town


何かの紙の裏の、メモのたば


発掘?文..5まいめ。


ん? あれれ??
もう年が明けてる。。。2011年になってるよ~><

どんだけブログ書いてなかったんだ~って感じだなぁ。


今日は3連休最終日~。
ということで、ホント久しぶりの自作小説。

十数年前に書いたっぽい、発掘した文章^^;
昔、こんなの書いたんだなぁ。。。と懐かしみつつ書いてみる。

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 カラが空高く放り投げたキメラの翼が炎に包まれた刹那、
 2人の視界はぶれて歪み、息をつく間もなくレーベの村に着いていた。

「ルティム、着いたぞ。レーベに」

「え…ホント?」

 キメラの翼を使うのは初めてのルティム。
 カラの服をギュっとつかみ、目をつぶってしまっていたので
 言われるまで着いたことがわからなかったようだ。
 カラのそんな声にルティムは目を開けた。

「ほわぁ~、ホントに一瞬で村に着いちゃったんだ。
 ここがレーベの村…」

「そ。ルティムがルーラ(瞬間移動魔法)を使えたら、アイテム使わなくてもいいんだけどな~。
 もうすぐ日が暮れる…、それじゃ、ルーラで町まで行こう!って感じで」

「むぅ…どうせ、おれは魔法が苦手ですよ~だ!」

 痛いところをつかれ、ルティムはムッとカラをにらむ。
 確かにルティムは剣を扱うのは得意なのに、魔法はうまく使えない。
 ちゃんと勉強はしているのにね。

「あ、おいルティム! そっちじゃなくて、こっちだぞ。
 迷子になっても知らないぞ~」

 ムッとして先に歩き出すルティムをカラは呼び止める。
 まだ少々ハラはたっているものの、素直にカラの後について行くルティム。

 通りを南に曲がり、しばらく行くとカラは足を止めた。
 村で一軒だけの宿屋の前でである。

「ここ、入るぞ。ん…どーしたんだルティム?」

「あ、うん…いいのかなって思って…」

「いいって、なにが?」

「よ、予約しなくてもいいのかな…って」

「予約~?」

 上目使いにカラを見上げるルティム。
 そんなルティムをカラはあきれて軽く小突く。

「んなこと、今日出発してどうやってするんだよ(汗)
 今日泊まりますってTELするなんてこと出来ないだろ?
 …この世界じゃ、そんなモノないんだから…」

「え…TELってなに?」

「TELっていうのは、異界の便利アイテム」

「い、異界…?
 で、でもね、このハンドブックに書いてあるんだ。
 ほら、ココに…『宿はあらかじめ予約をしておきましょう』って。
 ね、書いてあるよ、ほら、ね!」

 ルティムが持っているハンドブックには『旅人の心得 -初心者用-』と、書いてある。

「おまえさぁ、こんなの読んでも意味ないぞ。
 まぁ、読むなとは言わないけど…。一体いつの本なんだよ、コレ?」

 カラはパラパラと本の中身を見た後それをルティムに投げて返す。
 ルティムは本を受け止めると、腰のウエストバッグにしまった。
 ルティムがそうしている間にも、カラは先に宿屋に入ってしまった。

アバター
2011/02/18 00:19
>あさかぜ飛馬さん

こめんとありがとう^^ お礼が遅くなってごめんなさい。

すごく久しぶりの続きです~。
ルティムは初の冒険の旅なので初心者ハンドブックが必要なのです。

このころのドラクエは特に主人公も仲間のみんなもしゃべらないよね。
ということで…この場面ではこうしゃべるかなぁとか空想しつつ、やってたなぁ。
しゃべらないけど、ストーリーは面白かったよね。
最近のは、ちょっぴり微妙。。。
アバター
2011/02/14 03:39
いいねいいね、カラとルティムの冒険ですね^^
続きを見られて嬉しいです^^
宿に泊まるには予約……そりゃそうだよねえ~。

こういうゲーム小説って、面白いんだよなあ~^^

ストーリーが面白いから進んで行けるけども、実際は仲間を連れていても寂しかったんですよ。仲間と会話できないですもんね。
昔自分でドラクエやってたときのことを思い出して懐かしくなります。




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