発掘?文..6まいめ。
- カテゴリ:自作小説
- 2011/02/19 23:29:40
ドラクエのお話書いてたら、アニメ見たくなったよ~。
と、いうことでレンタルでドラクエアニメ借りてみた♪
うわぁ、すごい懐かしい雰囲気なアニメだなぁ^^
ゲームの音楽もアレンジされて使われてるし、良いなぁ~^-^*
と、それはさておき。発掘?自作小説の続きなのです。
実は5まいめに入れたかった後半部分だったり。。。
十数年前に書いたっぽい、発掘した文章^^;
昔、こんなの書いたんだなぁ。。。と懐かしみつつ書いてみる。
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「こんっちは~! 伊吹~、お客さんだぞ~っ!」
「…カラ、今はもう夜ですよ。こんにちは~って違うと思うけど…。
まぁ、いいです。で、また家出ですか?」
宿のカウンターの所でやれやれとため息をつく少年は伊吹。
この少年がカラの言う知り合いである。
「また家出はないだろ~伊吹くん。今回は違うんだ。
ちゃ~んと目的がある」
「またお父さんを困らせる!って言うんでしょう?
わかっているんですよ、全く…」
胸を張って言うカラの話の腰をポキンと折る伊吹。
2人が友達になってからというもの、いつもこの調子である。
「あ、あの…予約なくても泊まれますか?」
「あ、いらっしゃいませ。おひとりですか? 予約はなくても大丈夫ですよ」
「え、いえ…ふ、ふたりです。おれとカラの…」
ルティムは宿屋に泊るのは初めてなので緊張しているようだ。
「はい、2名様ですね…って、カラ…と?」
「そうです、カラとおれとで2名」
「言っただろ~、今回は違うって。
こいつ、ルティムのお供なんだよオレは」
少しだけ無視されていたカラはここぞとばかりに伊吹に言う。
ルティムはうなずき、ごあいさつ。
「伊吹、もういいよ、交代だよ」
と、グッドなタイミングで伊吹に声がかかる。
声の主は、宿屋の主人で伊吹の義父であるイーグンだった。
「おや、カラくん。また家出かい?
あまりお父さんに心配をかけちゃいけないよ」
カウンターの伊吹と入れ替わり、イーグンは言う。
「違うんだって! 伊吹もイーグンさんも同じこと言う…。
今回は家出じゃないんだ。
こっちの勇者オルテガさまの息子、ルティムのお供なんだって。
魔王退治の旅のお手伝いだよ!」
「あ、あの…カラ…」
「いいだろ、言っても。別にお忍びの旅ってワケじゃないんだし」
はて…
カラは単に面白半分でくっ付いて来たはずだけど…?
「ふむ。ということは、君があのオルテガさまの子だね。
なるほど、確かにオルテガさまによく似てるね…。
魔王退治に行くのなら今日はサービスだよ、お金はいらない。
泊まって行きなさい」
「いいんですか! ありがとうございます! カラ良かったね~」
「うんうん、イーグンさん気前がいいな~!」
部屋の鍵を受け取ると、ルティムはカラのあとをついて歩く。
カラは以前からよくここに来るので、宿の部屋の場所などはよく知っているようだった。
コメントありがとう~^^
ゲームじゃしっかり宿代かかっちゃうけど、このお話では無料~♪
とはいえ、お友だちの家の宿屋さんだから。次の時は宿代かかることになるかも。
魔王退治に行くんだから宿代無料サービスとかだといいのに、とゲームしながら思うけどね~。
ミスターのカラはずいぶん前に書いたお話だから、この当時はいないかなぁ。
ちなみにこの後出てくるカラのじーちゃんの名前はラジャです。
そりゃそうだよね。体はって、村を助けるんだからw
「カラ」って名前聞くと「ミスター」を思い出しちゃうけどww
この時代にはまだいなかったね!