Nicotto Town



無為こそ過激!

21世紀も十年が経つと
古くなった仕組みが、あちらこちらでガタピシ音を立てているようです。

時代の変わり目には
どうしても気持ちが浮き足立って
何かに追われるごとく、アクションを起こしたくなりますね。

「自分はこのままで大丈夫か?」
「変わらないと負け組へ一直線ではないか?」
「一生、残念なひとで終るのか?」


・・・で
How to本やら自己啓発やら
と慌しい毎日が始まるわけですが

でも、これって本当に自分がやりたいことなのかな?って
反問することも大切かと思うのです。

“右向け、右”で一斉に右を向き、
“よーい、ドン!”でスタート
勝ち組への競争に、至福のゴールはあるのでしょうか?

“勝ち組”⇔“負け組”
“いけてる人”⇔“残念な人”
“あっち側”⇔“こっち側”

この世界は二者択一のマークシート試験ではありません。
その間にたくさんの答えがあるはずです。
その曖昧で掴みどころのない境界線(ボーダー)を確かめて見たいと思うわけです。

見知らぬ誰かの号令に動かされるのではなく、
自分の在りようを貫き通す。
凹んだ時は、そんな気持ちを応援する言葉

「無為こそが過激。
なにもしないでブラブラしているのがホントは一番チカラ技なのさ」
(迷走王 ボーダー/狩撫麻礼・たなか亜希夫)

と呟いてみる。





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