ダークバスター 9
- カテゴリ:自作小説
- 2011/02/24 21:45:44
#-1 星の蒼原
――――のはず。
「おまたせ―――ッッッ!!!」
降り注ぐ元気で弾ける少女の声。
俺の脇腹の真横に刺さる刃。
飛び散る白い光。
「「…え?」」
何が…?
恐る恐る起き上がる俺。
にしても背中…痛ぇ……。
「あれー?お取り込み中?」
は?
反射的に下を見る。
真っ赤になって視線を外すギリア。
………。
「いやー、まさかアンタがその顔でとは!」
「黙れ!!」
怪我のことも忘れてガバッと跳ね起きる。
――この格好は…!
「“ヴァシカ”!!」
「やっ♪」
竜騎士の鎧に身を包み、ごつい大剣を鞘に収めながら微笑む強気な瞳が特徴な少女。
兜の後頭部の一番高い位置から出した腰まである長い黒髪ポニーテールに切れ長で鋭い碧眼。
「ど、どうしてここが分ったのです?」
天より舞い降りし救世主を見るような輝く瞳でヴァシカに手を合わせ跪くギリア。
ノリよくはっはっは!と豪快に腰に手を当てて笑う当の救世主…。
「んー?そりゃ目の前でドンパチやられりゃ誰だって気づ」
「ちょっと待て、目の前?」
うん、とさもあらん顔で頷くヴァシカ。
目の前ってどういうことだ?
だって俺達が先に通ったはず…
「目が醒めたらすぐだよ?ホント、目の前」
「じゃあヴァシカはほんの少し前にここに来たってことですか?」
「そうだなー、五分くらい前かも」
俺とギリアが深刻そうな顔で黙り込むと、流石のヴァシカも一度口をつぐんだ。
五分前…この世界に入るには時間差もアリなのか?
てことは“ナイト”はまだこの世界に居ない可能性も…。
「そういやさ、さっきルシファー凄かったね!あんなデカイの吹っ飛ばして」
あっはっは!とまた豪快に笑う。
彼女が居てくれるだけで、何となく場が盛り上がる。
て、いやいや、さっきの大剣振り回してたあんたも凄いよ。
「ホントですー。何かしたですか?」
「ただ怒っただけなんだけど…」
もしかしてゲームの世界だから肉体的ステータスが上がっているのかもしれない。
確かに逃げる時もすげー速かった気が…
「ま、いっか」
「またやってくださいですー」
「無理だって!」
久しぶりに大声で笑った気がする。
ヴァシカのおかげだろうか。
知らずの内にギリアが元気付けてくれているのだろうか。
どっちにしろ凄く、楽しいと思った。
「あ、そうだです。ヴァシカはどうやってこの世界に?」
「いやー、恥ずかしいんだけどあたし、学校の屋上からおっこっちゃったんだよね。はっはっは!」
元気よく笑っているが、これは体験した者にしか分らない。
自由落下特有の恐怖感と、“死ぬ”という二文字の言葉。
感じた者しか分らぬ“孤独”という名の恐ろしさは、皆同じに抱えているのだ…。
○
こんばんちゃー❀
ようやくヴァシカ登場ですw
どうでしたか?
戦闘シーンは割りとこだわって見たのですが…難しいですねやっぱりw;
ではー❀
ナイトも早く来ないかしら~w
実は昔の小説、ちょろっと読んだりしてたんだ^q^
コメントは『さすがに遅すぎるだろ…』ってしてないけど←
うん、断言できる。
サチ、腕上がったね✿
こんな屑が偉そうに言っちゃ駄目だよぬ←
でも本当に、昔のも良かったけど…ぐんぐん伸びてる。
今回もむちゃ面白かった(*゚∀゚*)
乗り出して見たy(((
続き気になるーw
イイキャラしてますね~~w
自然と場が盛り上がる素敵な方。。。
ところが内心では死んだことについて深い傷を負っている・・・
てきな!?
そうそう、魅音やっぱりw
よし!俺もちょっと屋上から落ちてくるわw(ヤメ
ヴァシカみたいな豪快キャラも好きだよぅぅぅぅx((
ギリアも好きだがヴァシカだい好きだぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!
これが現中学生が書く自作小説なのだろうか
ナイトはまだなのかー、楽しみだぜいッ♥((
戦闘シーン、神だ。断言できるな。うん、神。神だy((黙
続きまってるぞえ!!