【あらすじ】ガラス製造会社のビルに、就職内定を取り消された男が侵入してナイフを振り回すという事件が起きる。犯人がビルに入る際使った社員証は、ビルの非常階段から転落死した北山という社員の死体から盗んだものだった。北山は夕方非常階段でタバコを吸うために出て行き、そこで何者かと争いになり転落したと見られ、北山の爪の間や非常階段の手すりに緑の繊維片が残されていた。特殊支援班の凛子は、北山と同じ部署の矢吹洋子という女性が、通勤する際よく同じバスに乗り合わせる女性であることに気づく。

【感想】犯人に多少無理がｗ いや、調べた結果わかったことだからいいんですけど、桐島が「思った通り」と言うくらい、出てませんでしたしねｗ しかしあんなカビたような緑の毛糸でできた服やらひざ掛けやらを持ってる人がいっぱいいる会社っておかしいですよ！ 中年男性のベストくらいなら許せますが、あの年頃の女性はあまり地味な色の物を持ちたがらないはず。でも職務上派手な服は着れないので、ひざ掛けだったら多少派手でも平気だし、手編みなら今流行りのノルディック模様とか、そうでなくてもベビーピンクやイエローなど、明るめの色を使うんじゃないでしょうかねぇ。あの緑単一色はないわぁ。彼女の趣味がおかしいとしか思えません。また、同じ会社のリストラされた元社員の奥さんが、偶然同じところから同じ色の毛糸を買っていたというのも、あまり偶然じゃないような気がｗ しかもあの色ｗ まぁ茶色や紺のようなありふれた色だと、特定が難しいと思ったからかもしれませんね。だったらワインレッドくらいにしときゃよかったのにさ。緑はないわ～。それとも私が知らないところであの緑色が流行ってるんだろうか(； ･`д･´)！あと、赤い会議室ってどうなのって思った。あんな情熱をかきたてる会議室いらんやろｗ  さて、そろそろ３月になるのでドラマが続々最終回を迎えるシーズンですが、まだこのドラマ、レギュラーメンバーの御子柴メイン回やってないですよね？ 次回も違うっぽいし、このまま御子柴は埋もれた状態で最終回を迎えるのでしょうか…。今回も、「友達がいない」ってとこしか目だってなかったし。視聴率で言えば、木曜では今のところ何とかトップだし、１０％切ってる回はないんで、続編やってほしいなぁ。続編の時にはぜひ御子柴メイン回をお願いします。

【あらすじ】山路が逮捕され、彼の息子がアトロン薬害の被害にあっていたことがわかる。しかし彼は霜村一派のメンツや隠れ家など、一切白状しようとしなかった。ついに警視庁は霜村が生きていることを公表し、指名手配して情報を募った。黒田は利香子とともにフリーライターの藍子の部屋に赴くと、そこでは新居田管理官がすでに捜査にきていた。藍子もまた、妹をアトロン薬害で亡くしていたことがわかる。

【感想】面白いんですけどねぇ、視聴率はダダ下がりだし、例のメキシコ大使館からの抗議の話もあったし、黒田やばすぎ。このまま次回作の映画なんか公開していいのかしら。大コケ必至だぞ。私としては、このドラマはもっと評価されていいと思うんですけどね。さすがにメキシコの実名を出したのはまずかったかもしれません。でもじゃあアメリカの映画とかどうなるのさ。さんざ実在の国名出して酷いことやらせてるじゃん。抗議するしないの線引きって一体どのへんなんでしょう？ というような、ドラマの本質に何ら関係ないさまざまな悪評は置いておいて、私は本当に、このドラマは面白いと思うんですよ。諸手を挙げて面白い！神ドラマ！とまで言う気はないですが、息もつかせぬ謎に次ぐ謎の展開、過去にあった悲しい事件の真実、友人の裏切り、どこに敵がひそんでいるかわからないスリルなど、ミステリーファンが好きなベタネタがたくさんちりばめられていて、こんだけあったらベタでも複雑に見えるし、キャラも立ってて面白いですよ。しかし今、こういうドラマは何故かウケない。同じミステリーでも、１話完結の単純なドラマの方が、ウケやすいんですよねぇ。相棒がまずその最たるものだし、今回他にいくつか１話完結のミステリードラマがありますが、ＣＯＮＴＲＯＬ、ホンボシなどは比較的コンスタントに視聴率を稼いでいます。恐らく若い世代があまりテレビを見なくなり、年寄りにウケるドラマの方が視聴率を稼ぎやすくなった。そして年寄りはあまり記憶力がよくないので、前のストーリーをよく覚えてないし、それ以前に平気で見るのを忘れるし、当然録画もしてないから、１度見なかったらついてけなくなるドラマは見れないってことなんじゃないかと思います。思うに黒田康作は、深夜アニメでやるのがよかったんじゃないかとｗ キャラデザはクランプあたりに頼んで全員美形揃いにして、ちょっと勘違いしてる感じのバンドにオープニングを担当させたらいいと思います。いや、冗談ですってば(´▽｀*)