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ロシア、軍備近代化に53兆円


 【モスクワ=金子夏樹】ロシア国防省のポポフキン次官は24日、2020年までの軍近代化の具体策を発表した。総額19兆ルーブル(53 兆2千億円)を投じ、戦略核部隊や海空軍などの装備近代化を急ぐ。軍事大国の地位を維持するとともに、軍拡を続ける中国や米国などをけん制する狙いもあ る。

 同次官は記者会見で、新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)「ブラバ」を年内に配備すると述べた。ブラバは米ミサイル防衛(MD)に対 抗し、米国との核戦力均衡につながる切り札とされる。発射実験では失敗が相次いでいるが、同次官は年内に実験は終了するとの見方を示した。20年までにブ ラバを搭載した次世代原潜8隻を建造する計画も明らかにした。

 海空軍の装備近代化に向け、戦闘機600機超、ヘリコプター1千機超を購入する計画。最新鋭の地対空ミサイル「S400」も56基配備する。新型短距離弾道ミサイル「イスカンダル」については、10旅団に配備する見通し。

 海軍ではミストラル級強襲揚陸艦4隻をフランスから購入し、極東海域などへの配備を検討している。ロシアのメドべージェフ大統領は昨年末に軍装備の近代化にかかわる大統領令に署名し、国防省に具体策の提示を求めていた。

 

http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C9381959FE0E6E2E69D8DE0E6E2E0E0E2E3E39494E3E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000

 

 

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