うたかたの夢
- カテゴリ:人生
- 2011/03/01 11:47:08
若き日の招き猫の話。
小6の頃、野球少年であった。
練習に汗をかき、仲間と共に帰宅する冬の夕暮れ。
家の道順が違い、仲間たちと別れた後独りになる道がある。
その道には、暗がりにぽつんと光る缶ジュースの自販機があるのだ。
その日も私は疲れた身体を引きずるように、その自販機の前を通りかかった。
するとどうだろう、自販機から電子音が聞こえるではないか。
まるで、私を呼び止めるかのように。
その自販機には、当時としては画期的な当たりクジが付いていたのだ。
そして自販機のクジ機能は、まさに当たりを示しているではないか!
ラッキーである。
恐らく前に自販機を利用した人が、当たりに気付かずに帰ってしまったと思われる。
疲れていて、小学生ゆえにお金など持ち得ない私にとって、まさに神の恵み。
喜び勇んで私は自販機の前を確保したのだった。
さて、せっかくの幸運。
今の自分にとって、どの飲み物をチョイスするか、非常に大きな問題である。
お金を持ち、目的意識をもって自販機の前に立つケースとは違うのだ。
私は大きな幸運の上、そこにいる。
さて、どうしたものか・・・。
冬であるがゆえ、気温は低いのだが、練習後という事で身体はそれほど寒さは感じない。
疲れているので甘いものが理想である。
しかし、スポーツマンであるので炭酸飲料は好ましくない。
さて、どうしたものか・・・。
悩んだ挙句、当時発売されたばかりの青色のスポーツ飲料をチョイスする。
よし、コレだ!
コレに決めよう。
そう決心し、今さまにボタンに手をかけたその時である。
突如として電子音が止み、当たりを示すランプが消灯したのだった。
時間切れ・・・
当たり機能にも時間切れがあるという事実を学んだ瞬間だった。
これはもしや、当時流行のどっきりカメラか?
そういった疑いを持ち周囲を見渡すが、ヘルメットを被り看板を持つ男は現れる気配は無かった。
隠しきれない動揺。
それでも残る未練の情。
しかし私は何事も無かったかを装い、その場を後にするしか選択の余地は無かったのだった。
いや・・・それで使い切っちゃったような気が。
気のせいかなぁ???
しておきましょうw
はい、こういった事は記憶に残りますね。
当時小6でしたから、15年も前の事(ん?)ですが、良く覚えています。
そうですねぇ、あのスポーツ飲料が出た時は、なんだこりゃって味でした。
私は野球部で、普段からゲーターレードなどを飲んでいましたから
比較的すんなりあの味は受け入れられました。
でも、最初はナトリウムの少ししょっぱい感じが、なんだか変でしたね。
あー確かに荷物になってしまう事もありますよね。
でも、現金で返すってのも色々と問題があるのかも知れませんね。
おお、さすがスロッター。
そういうのも目押しでナントカするとは。。。
めったに当たらない分、当たると慌てますよね~。
私など、ここ10年くらい当たってませんよ。
でも、ダイ〇ーのポイントカードのポイントは、せっせと貯めています。。。
ホント、実質的に損失はないはずなんですが、凄く損をした気になりますね。
そして何よりもこっ恥ずかしいし・・・。
誰かに見られていなくて、本当に良かったです。。。
思い起こせば・・・あの青いスポーツ飲料が出たときは衝撃的でしたね・・・
今はすっかりあの味に慣れてしまいましたが、当時は飲めませんでした><
でも、自動販売機で当たっても・・・正直困るんですよね。
だって、欲しい飲み物を買った後で「もう一本選べ」って?荷物になるじゃ~んって思うのは私だけ?それよりも返金、の方が嬉しいです♪
100円でウハウハ3本はいけました。
会社にある自販機も当たりつきだけど慌てていらないジュース貰ってしまった。
金額的には損をしてなくても、期待を裏切られた感じがしてたまらないですね……。
あら、くーさんも「orz」・・・。
アレ、当たると結構慌てますよね。
当然予定していない訳ですから。
私も、当たってしまい、慌てて甘酒を買ってしまった暗い過去が・・・。
まだおしるこの方がマシだった。。。
いえ、笑ってはいけません。
笑ってしまい、誰かに「どうしたの?」等と聞かれたら
私には答える勇気も気力もありませぬ。
ここは一発、心意気で誰にも見られていないことを確認し
自ら無かった事と暗示をかけるしかございません。。。
リアルで「orz」はしませんでた。
ここはクールに、見なかった事に・・・。
しかし野球の試合では、よく「orz」になってましたねぇ。。。
あたしも昔、当たりまして。。。心構えがなく、あわてて押して、結局、好きでもないものを押していたことに、あとから気づいたのでした(^^ゞ
これはもう笑うしかないでしょう?w
でも良く考えてみれば
こんなとこで
運を使わなくて 良かったんだよ。
た ぶ ん
リアルで「 orz 」な状態(>ω<)。