招き猫の闘病記 ①
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/04/06 10:29:07
8年程前に、病気をいたしました。
今回はその闘病生活をここで書きたいと思います。
事の起こりは、私と私の叔父貴とで夜釣りをしていた時の事です。
実は2日位前から”おかしいな~?”とは思っていたのですが、その夜痛みがひどくなったのです。
ん?どこが?まだ書いてませんでしたっけ?・・・。
そう、私の大事な大事な大事な・・・玉が・・・。
目に入れても痛くない程カワイイ奴が!。
なんとなく痛いもんで、釣りをしながら叔父貴に相談するわけです。
「叔父貴さ、玉が痛い事ってあるかな?」
「ん?なんだ?女房に攻撃されたのか?」
「いや、そーじゃなくて、自然に。なにもしないで痛いって事あるかな。」
「ねーだろ、普通。なんだ、お前痛いのか?。」
「ん~ちょっと、てか、結構痛いかも・・・。」
「お前、お医者行ったほうがいいぞ。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・行ってきます。」
と言うわけで、翌日。早速たまたま休みのカミさんに連れられて、近くのちょっと大きめの病院へ行ったのです。
症状は、こんな感じ。
私から見て左、皆さんから見て右の睾丸が、一回りほど大きくなっているわけです。
ラッキー!などと喜ぶ余裕はありません。
第一、玉が大きくなっても仕方が無いわけで、問題は中央の竿の部分が・・・失礼。
女性の方は、わからんと思いますが、男性の方。
あれ、蹴られたりすると激痛が走りますよね。
わかりますね。
その激痛が治まっても、そのあとジンジンとした痛みが続きますよね。
そのジンジンがずう~と続く様な痛みでした。
早速診察していただく。
「ハイじゃあ、ズボンとパンツ脱いで~。」
と、なんとなく嬉しそうに言う、やや年配の看護師さん。
「え、脱ぐんですか。ここで・・・。」
「そーよ、何しにきたの?。」
やはり、なんとなく嬉しそうに言う。
そして、診察台へ。先生は私の大事な大事な玉に、ひんやりしたジェルを塗り、エコーで中を見る。
「おお!おーお。ふむふむ、そーか。なるほど・・・。」
と、先生は一通りの表現をしてみてその後、破滅の言葉。
「取っちゃおう。」
「・・・・・・・・・・・・何を?」
「うん、非常に悪性の腫瘍の疑いがあります。早い方がいいですね。じゃあ、3日後に手術しましょう。なーに、大丈夫!もう一つあるから!。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
人間は、信じがたい現実を突きつけられると、自己防衛本能で記憶を無くすと聞いたことがある。
その時、私の眼は焦点が定まらず、宙を舞っていた事だろう。
看護師である私のカミさんは、冷静に先生に尋ねる。
「悪性の腫瘍って、癌という事ですか?。」
「まあ、そういう事になりますか・・・。」
癌、がん・・・・・・ガン!
そーか、ガンか・・・。
春になったらシベリアの方に群れを創って飛んでいかなきゃいけないのか・・・。
そういったオヤジギャグ的な発想すら、その時の私には浮かばなかった。
はたして、年配看護師さんの思惑とは?
招き猫の妻と先生の関係は?
そして招き猫の運命は!!
つづく・・・・・。
そっかぁ、何か変わった事があったら、すぐに検査だよ!
(≧∇≦)b 大丈夫!!
お気遣い有難う!!
〃 ̄∇)ゞアリガトォーーーーーーーーーーーーーーー♪
うんうん、健康診断もいいけど、自分で触診もいいかもね~。
おぉ!それは是非行った方がいいですよ。
この病気は、早期発見早期治療が生還への条件になります。
まぁ、私の場合は本当に偶然に早期発見されました。
妻の場合は、どんなに早期発見されても、答えは決まっていたような種類のものでしたが・・・。
乳癌の場合は、よく旦那さんとか彼氏が性行為の時に気付くって聞きました。
ヒナタくんも、たまには触ってみるのもいいかもですねぇ~。
それから今はホームセンターのトイレの個室の中まで
乳がんの見つけ方の表が!!映画の宣伝もあるし!!。
それから乳がんのパンフも沢山届く...
協会が多分力入れてんだろうな。一応僕は目立った外傷はない!!
良かった!!心配してくれて有難う!!
そですよねぇ。
8年も癌を患っていたら、死んでいるか根治不可能な状態のどちらかですね。
ネタをばらせば、すでに5年間のフォローも終了しております。
おかげさまで生還いたしました。
先の心配。。。
大いにしていいと思いますよ。
癌の治療なんて、経験しないに越した事はありません。
癌は治療するにあらず、予防する事が大事なり・・・ですよ!
大変でしたでしょうが、
8年前ということで大事にいたらなかったことが分かるので
とりあえずは安心して読めました。
わたしもわたしの家族も今のところ入院の経験がなく来れておりまして
そのことがとても幸せなことだと思いますねぇ
でも両親も歳ですし、今後なにかあった時に
わたしはしっかり対処していけるのかと、先の心配などしてしまったりもします。
うん、男の身体も大変なんですよ。
女性の子宮癌や乳癌の方が、圧倒的に多いらしいですけどね。
ヒナタくんも、できれば定期的に健康診断してね!
おぉ!さすが医療従事者。
恐らく私の「モノ」は、群馬大学でホルマリンに浸かっていると思います。
妻がそう言ってました。
何せ珍しい病気でしたからねぇ・・・。
予告編・・・
話の展開は、予告編とは全く関係なく進行してゆくのであります。。。
ええ、大変な体験を悲壮感無く、軽いノリで書こうというのが今回のテーマでして。
ショックでしたけどね~当時は。
しかし、おっしゃるとおり今は8年が経過し、笑って話せる様になっております。
アンさんもしかして癌の5年フォローとかご存知って事は?
医療関係なのかな?
そう、病気はいつやってくるかわかりませんね~。
てか、そのクダリは最終回で私が書こうとしてたのに~!
う~ん、圧倒的に「そんな所が・・・」というご意見が多いです。
私だって、まさかこれを一個取られるなんて思ってもいませんでした。。。
しかし、命には代えられませぬ。
淋しいですがお別れいたしました。。。
そうですか・・・乳癌・・・。
なんとも無い事をお祈りしますよ。
しかし私のケースと同じく、命には代えられません。
万が一の時は正しいご決断を。
そしてお姉さま、心配ですね。。。
5年間のフォローが無事に終わる事を重ねてお祈りします。
男性も大変だね。
他の部位と違って組織検査できないから、
取ってから調べるしかないって聞いたことがあります。
真面目な話の割に
予告が面白いことになってますが・・・(^^;
ショックでしたね
疑いの経験ならあるので 気持ちだけはお察しします
でも8年前ってことは、、、
もう5年以上経過でクリアと信じて(*^^)v
人は誰しもいつ何が起きるか分からないから
今を大切にしたいですね(*^^*)
その後が気になりますが、招き猫さんはもう大丈夫なんですね?
私も2年前から乳がんの疑いがあって、今のところは両性です。最初聞いた時は、すごくショックでした。
胸を取るくらいなら、死を... とか考えてしまって..
そして、私の姉は、数年前に肺がんになり片肺を半分切りましたが、去年再発がわかりました。今のところ大丈夫みたいですが、今後どうなっていくのかわからなくて... 怖いですね。
はい、無駄に煽るのは得意技なんですよ~。
西村何某さんほど稼いでおりませぬゆえ、ご勘弁いただけたらとっ!
全くその通りでして、今回のケースも良性であれば何の問題も無かったのです。
私は本当に大変な想いをいたしました。
それは次回の講釈で・・・。
そですね~同じ病院ネタでした。。。
うちの息子もヘルパンギーナをやって、大変でしたよ。
入院はしませんでしたが、夜中の救急外来で診て貰ったり。
子供って何かと心配ですよね~。
ええ、何度でも言いますが、玉です。
はい、過去形で結構でございます。。。
そうですねぇ、女性で言うと乳がんの様なショックでしょうね。
後から聞く所によると、子作りの方も問題が無いという事です。
実際に息子はこの病気の後に産まれましたから。。。
私の結果ですかぁ?
それは続きのお楽しみです!
サスペンス劇場のサブタイトルみたいな予告編ですがww
癌は再発や転移のこと思うと「綺麗に取れました!」って明るく言われても不安は拭いがたいよね。
奥様がチャント一緒に聞いてくださらなかったら、頭真っ白で次どうするかもわからなかったかもね^^;
とにかく、このまま笑い話ではなさそうなので・・・同じ日にクダラン病院ネタで書いてしまって申し訳ないm(_ _)m
大変でしたね(過去形でいいのかな)
女性の乳癌で片方・・はよく聞くのですが
男性の〇?癌で片方・・初耳でした。
爆笑問題さんのちっこいさんもなのですね
猫さんも絶対に良性だったのでしょ???
うんうん、とってもきつかったなぁ。
こんなのを乗り越えるとね、やっぱ強くなるよ、人間ってさ。
まぁ、私の場合は強くなってこの状態だけどね~。
そそ、看護師さん。。。なんだか怖かった。
は~い、続きは明日ですねぇ~。
男にとってはやはりシンボルできからねぇ。
それと片方取ってしまうと、なんとなく左右のバランスが・・・。
わからないでしょうけどねぇ。。。
実は本当に大変だったんですよ。
今回はそういった悲壮感は表現せずに書いてみました。
でも、最終回で泣かないようにね~!。
はい、続きは明日UPしま~す!
癌の治療法も、多発しているものは確立されてきておりますね。
しかし、そうでないものもまだまだあるんです。
私の妻を奪った癌も、治療法が確立されていない癌でしたから・・・。
看護婦さん 何か嫌だなぁ ブンブン (/∇\*)。o○♡
大事な大事なたまたまチャン、片方って言っても
男性にはなんだかやりきれないんじゃないんでしょうか?
しかし、スゴク大変なことをスゴク面白く書いてしまう
招き猫さん。。。ってスゴイです!
はい、なるんですよ~それが。
爆笑問題のちっこい方が、私と同じように取ってしまいましたよね?
アイツは良性だったから良かったんですよ。
さて、私の運命は。。。
続きが気になりますが・・・
昔は癌って治らない病気のイメージですが
今は医療技術が発達しましたよね~!
そ、そんなとこガンになるんですか?
∑('◇'*)エェッ!?
ままさにその通りで、おとこのおいらでも知らなかったですよ!
ってかー。
ねこさんとは長い付き合いですが、そんな事件は初耳でした!
今後の展開はいかになるでしょうかねー!?
>そ、そんなとこガンになるんですか?
なるんですねぇ~それが・・・。
>・・・招き猫サンの運命は???
さぁ、どうなるんでしょう、ひっひっひ。
>続きはマタ明日?気になって眠れないですよー><
いえいえ、どうぞ寝てください。。。
もしかして、私は幽霊かもしれませんよ~ひゃっひゃっひゃ。
そ、そんなとこガンになるんですか?
∑('◇'*)エェッ!?
・・・招き猫サンの運命は???
∑('◇'*)エェッ!?
続きはマタ明日?気になって眠れないですよー><
・・・でも今こうして元気(?)にブログ書いてるって事は~ダイジョウブだったんですよね^^