ドラマ【相棒】【SP】
- カテゴリ:テレビ
- 2011/03/10 15:58:07
【あらすじ】過激派・赤いカナリアのテロリストで、現在は死刑囚として服役している本多が、死刑執行を装い釈放された。赤いカナリアの残党が炭疽菌をかたに政府と交渉して釈放させたらしい。政府側の全責任者は女性代議士の片山雛子。彼女が公安から選抜された捜査員と協力し、本多を釈放する代わりに炭疽菌3gの入手に成功した。本多は昔の仲間の所に案内され中国人のパスポートをもらい、海外に潜伏するよう言われるが、その前に一目娘に会いたいと、茉莉の住むマンションに赴く。しかしそこに管理人を名乗る男が訪ねてきて、本多を襲撃したため、本多は反撃でその男を殺してしまう。
【感想】さすが、本多が出てきただけあって、カナリアの娘と同じような感じでした。元テロリストの死刑囚が、悪女でおなじみの相棒のアイドル議員・片山雛子にひそかに釈放されるが、娘と合流したところで命を狙われ逃亡を続け、昔の仲間は逮捕され殺され、炭疽菌なんかも出てくるし、一体どうなることかと思いきや、いつのまにか国を脅かすテロが官僚や政治家の醜い勢力争いに取って代わっていて、あれよあれよと言う間になんーか尻すぼみな感じで終わると言う。後でよく考えたら、炭疽菌テロを狙っていた男はだいぶ最初の方に警察に捕まって拘束されてるし、結局皆雛子の掌の上で踊らされていたに過ぎなかったというオチでしたよね。死んだ官房長をはじめ、逮捕された瀬戸内元議員、久々の悪女・片山雛子議員などが出るということで、期待度が高かっただけに、あれっ、こんなもんなの?という失望感は否めず。これでも連ドラの中では規模が大きい話ではあるんですけどね。面白さは規模の大小じゃないってことですよね。でも途中まで、半分くらいまでは面白かったのだから、一体なんだろうこの喪失感。例えばとっても小さな事件から大きな事件に発展していき、特命係の手に負えなくなるとかいう話ならよかったのですが、その逆だからね。うーん、悪くはなかったと思うんだが………期待値が高すぎたのかな。まぁ、2年前の神戸登場時のSPよりはいいと思いますけどねw でも神戸君今回も空気だったよね。目立ったのは茉莉のアパートで死体を発見した時だけだというw
【概要】1夜で以前放映した総集編+新撮のスペシャル番組を、2夜で革命前日と銘打ち井上たちの新たな活躍、休暇の様子や、12日に公開される映画・革命編へのプロローグとなる完全オリジナルの内容を放映。
【感想】久々に見たけどやっぱSPいいわ~。何故この元となった連ドラが深夜枠で放映されたのか謎。でも深夜枠としては驚異的な視聴率を稼いだんですよね。このスペシャル版はイマイチだったようだけど。やっぱり真木ようこの妊娠なんかで予定がかなり遅れて、時機を逸しちゃった感はあると思う。好きな私でも去年映画が公開されるのがわかった時、え、なんで今?と思っちゃったもんね。まぁ不真面目なファンの私は例によって映画館に見に行ってはいないんですけど。でも久々にこのスペシャルでSPを見てた当時の興奮を思い出して、映画見たくなっちゃったな~。ところで、SPの連ドラの中で一番好きなエピソードなんですけど、やはり最初のやつですかね~。病院編ですよ。SPって警護する人の話だから、あくまで防御側であって通常攻撃側に回ることはないんだけど、この病院編ではテロリストが防御側で、井上と笹本、そして今は亡き深浦加奈子が演じた看護士の3人が協力し、巨大な病院を占拠したテロリストを1人1人駆逐していく様子は圧巻でした。あと、何故か龍馬伝の時より3~5倍(個人差があります)ほど魅力的な真木ようこ。基本硬派で無口、男の後輩をひっぱたいたり、男口調でしゃべったりと、実に男っぽい人なんだけど、よく見るとやっぱり可愛いんですよね。そのアンバランスさがとっても魅力的。1児の母とは思えない可憐さですよね。さて、革命前日の方では、謎がたくさん提示されましたよね。どうやら尾形たちがやろうとしていることは、政府に対しての真正面からのテロだということはわかったけれど、彼らは何を望み、何故こんなにたくさんの賛同者を得ることができたのか、そして尾形の正体は誰なのか、尾形は何故仲間をも裏切る形で井上たちをテロの現場の警備に加えたのか、何故尾形は井上に屋上に追い詰められているのか、ほんとに楽しみですよねぇ。最後の革命編が公開される前に、野望編の放映は………ないか。ってか今わかったんだけど、革命前日は野望編の2ヵ月後っていう設定なのね。。。てことは革命前日にあった新撮だと思ってた映像の中に、野望編も混じってた? うーん謎だ…。DVD借りるか…(;´Д`)