磨穿鉄硯
- カテゴリ:勉強
- 2009/04/07 01:45:51
磨穿鉄硯(ませんてっけん)
意 味: 強い意志をもち続け、物事を達成するまで変えないこと。
また、学問にたゆまず励むたとえ。
鉄でできている硯すずりをすり減らして、
穴をあけるほど勉強するという意から。
解 説: 【故事】中国五代の桑維翰そういかんが、
鉄の硯がすり減るまで猛勉強を続け、
念願の科挙(中国の官吏登用試験)合格を成し遂げた故事から。
「磨」は磨滅させる、すり減らす意。
「穿」はうがつ、穴をあける意。
「鉄硯(てっけん)を磨穿(ません)す」と訓読する。
「鉄硯磨穿(てっけんません)」ともいう。
出 典: 『新五代史(しんごだいし)』桑維翰伝(そういかんでん)
句 例: 磨穿鉄硯の成果
類義語: 蛍雪之功(けいせつのこう)
蛍窓雪案(けいそうせつあん)
坐破寒氈(ざはかんせん)
参照:四字熟語データバンク&Goo辞書