各国の救助隊が日本到着
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- 2011/03/14 19:16:13
東北地方太平洋沖地震を受けて、被災者支援のために世界各国が派遣した救助隊が、続々と日本に到着している。
外務省によると、14日朝までに91の国や地域、6つの国際機関が支援を表明している。
13日、中国から初めてとなる緊急援助隊が羽田空港に到着した。
レスキュー隊員や医師なども含まれており、自衛隊機で岩手・大船渡市に移動した。
クライストチャーチ市の大規模地震で、日本の国際緊急援助隊が捜索活動にあたったニュージーランドからも、13日に先遣隊7人が成田空港に到着し、14日、本隊45人が到着する。
また、捜索の専門家らおよそ40人と、救助犬3匹などから構成されるドイツ隊も到着し、スイス隊とともに住民およそ1万人と連絡がとれない宮城・南三陸町に向かい、国際的な支援が本格化している。
アメリカ軍は物資や人員輸送を支援しており、13日、原子力空母ロナルド・レーガンが東北沿岸海域に到着し、海上自衛隊と協力して、津波被災者の捜索救難活動を行っている。
さらに、USAID(アメリカ国際開発局)のレスキューチームが、青森県の三沢基地に到着し、岩手・大船渡市で活動することにしている。
12日に日本に到着した韓国隊とシンガポール隊は、すでに福島県や宮城県で捜索活動にあたっている。
韓国は13日、消防のレスキュー隊員から成る救助隊あわせて102人を、仙台市周辺に追加派遣することを発表し、14日午前、成田空港に到着する。
このほか、オーストラリアからの救助隊員75人と救助犬2匹が、14日未明に横田基地に到着したほか、ロシアの救助隊員を乗せた輸送機も日本に到着する。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00195120.html