思案のしどころ。
- カテゴリ:日記
- 2011/03/17 21:28:04
帰国したら、忙しくなるぞと思っていたのですが、
計画停電の影響で仕事ができるのかできないのか、
それすら未知数になってしまいました。
少なくても、私の仕事先は機能停止状態になっています。
他にも、学校や大学、百貨店や娯楽施設、大きな工場なども、
機能停止しているようですね。
ともかく福島の状況について見通しが立たない以上、
どうにもこうにも身動きが出来ないわけで、
これはこれで困ったな。
しばらく「失業」状態になりそうです。
で、この期間に何をしたらよいか、考えています。
転んでもタダでは起きないのだ… ☆\(ーーメ
社会が混乱すると真っ先にしわ寄せが行くのは社会的な弱者なので、
その人たちの支援に入るべきか。
今の状況は幕末や敗戦直後の状況に近いように思うので、
10年20年先の将来を見越した活動をすべきか。
でも、私は基本的に人間が嫌いなので、
表舞台で活動するよりも地道な仕事を積み重ねるべきか。
あるいは、時代や世相を超えた人間の普遍的な営みや価値に携わっていくべきか。
一つだけはっきりしていることは、
今の私、
今までの私を
私はあまり好きじゃないということ。
ですから、私はこの機に今までの自分を捨てようとしている。
これを「時局便乗」というのでしょう。
どこまでも軽佻浮薄な人間です。
いいですか、安寿さん。
これ幸いと
この機を逃さず、
この身を投じてみても、
浮き世の流れに翻弄されるばかり。
そして、有象無象の輩と共にどこかへ流されてゆくばかりです。
ここは一つ思案のしどころですよ、安寿さん。