ドラマ【外交官黒田康作】
- カテゴリ:テレビ
- 2011/03/18 13:59:10
外交官 黒田康作 最終回
フジテレビ 木曜夜10時~
【あらすじ】霜村と悠木は射殺され、藍子と祐太朗は逮捕され、関係者も口を閉じ、結局アトロン薬害は闇に葬られようとしていた。黒田の次に赴任地がフランスに決定し、5日後には日本を発つことになり、それまでにアトロン薬害の黒幕を引きずり出そうと考える。まずは利香子に協力を頼むが、利香子は酷い結末に心痛し、協力を断った。一方観上外務副大臣は、斉藤外務大臣より、業務の大幅縮小を言い渡され、彼女が昔から尽力してきた子供の人権に関わる国際子供フォーラムへの参加を取りやめるよう命じられた。【感想】主要人物をほとんど欠いての最終回でした。なんかびっくりするほどのイ・ビョンホン押しに驚きw だってストーリーにはほとんど関係なかったでしょ?w 内容的には、霜村一派がやろうとしていた真実の公表を、黒田が代わってやり遂げたという格好になっていました。自分の党の有力者を槍玉に挙げてしまった観上がこれからどうなるのか、政治家としてはともかく、もう党にはいられないんじゃないかとか思ったりしました。首謀者の黒田はすぐに海外に逃亡してしまうし、ずっとつき合わせて来た利香子や観上にも挨拶なしってあんまりじゃないですかw あと、田中哲司がいつになく格好よく見えて笑えたw スペックでは相当変なヤツでしたからね。俳優も化けるな…。まぁ単に私がスーツ+ロングコートに弱いからかもしれませんが。で、一見大団円を迎えたような感じですが、私的にはまだいくつもよくわからない謎が残っているのです。まず、本当はロベルトのものだった霜村の遺体を検死し、黒田の借りていた部屋を探ったりして、黒田に追われて事故死した医師、彼は何者だったのか。金をもらって検死結果をごまかしただけだったとしても、元々霜村の仲間だったとしても、黒田の部屋を調べる理由はないですよね。あと、何故メキシコ大使館が霜村を匿っていたのか。メキシコの外交官と個人的な関係があっただけだったんでしょうか。それにしても一時期大使館に住んでいたのだから、大使に話が通ってないとおかしいですよね。そのへん何か説明してるの見落としたのかな。そして、結局斉藤は霜村一派ではなく、単なる黒幕だったのか?ということ。霜村か誰かが斉藤に電話連絡しているようなシーンがありましたが、あれって結局シーンだかカットだかのマジックに騙されたってこと? それとも斉藤は霜村たちの味方のように振舞っていたけれど、実は霜村の妻の死因をごまかしたり、アトロンの日本での認可に深く関わっていたのを隠していたってこと? そのへんがどうにもはっきりしませんでした。やっぱりどこか見逃してるのかなぁ。もう1度全編通して見ればはっきりするのかもしれませんが、そこまで気力が…w 王女失踪とかどうでもいいエピソードもあるしなぁw 全体的に見て、面白くないことはなかったんだけど、いろいろケチがつきすぎたし、ジョーカーみたいにガツンとくる面白さとか、スペックや熱海みたいに中毒性のある面白さみたいなのはなくて、普通に面白かったです。次の映画ではスペインが舞台でメイサがヒロインのようですが、連ドラでこんだけ盛り下がってるのに、大丈夫かな…。スシ王子みたいに罰ゲームみたいな映画にならなきゃいいのですが。スシ王子と比べると金のかかり方ハンバないし。
私は田中哲司ですと熱海の捜査官の坂善鑑識官もオススメです。
飯田基祐とは渋いご趣味ですね~。今までノーチェックでした^^;
スぺックの怜泉さんとSPの西嶋監理官よかった。