物言えぬ被災者
- カテゴリ:ペット/動物
- 2011/03/18 21:02:07
1週間、大震災のニュースを見るたびに探してるものがある。
飼い主さんに抱かれて避難するコーギー、
ビルの上で手を振る人の隣の雑種犬、
水没したペットショップ・・・・
そして月曜日、被災地に入ったカメラがびしょぬれで震える2匹の犬を映した。
どちらの犬もちゃんとした飼い犬のようで、1匹は金のプレートの付いた首輪をしていた。
「震災を生き延びた命です」というレポーターの言葉で終わったので、即効テレビ局に「適当な言葉で飾って終わるな!!」とメールを入れた。
その後しばらく思考のループに陥る。
自分が取材スタッフの一員だったら・・・。被災地にいたら・・・・。自衛隊に・・・・・たのめない。
そして水曜日に地震報道に間に合った週刊誌でびしょぬれで被災地に座り込む大型の雑種犬を見つける。
・・・・・・・・・ダメだ。
人間の命が最優先だ。分かってる。
人間に余裕ができれば動物たちも助かる。
早く物資を。
でも、人間は動物に責任があると私は思う。
ペットは人間の手なしでは生きられないように飼い慣らされる。
人間の作った囲いの中で生きて囲いの中で死んでいく。
犬は人間と暮らすのを選んだ種族かもしれないが、品種改良で犬種によってはあまりにも野生に生きるには不向きな身体に作りかえられている。細い脚、短い脚、小さな体、床を引きずるような長い毛が野生で何の役に立つというのだろう。
野生のままで美しい外観を持っていた動物も一旦飼いならせば人間はよりいっそう人工的な美と人工的な基準を求める。
一刻も早く被災地に物資を、人手を、心から願わずにはいられない。
ペットも人と同じように。。
外国では家族としてみてるとこもあるんだったかな
日本ではいまだに器物扱い
子供同然で一緒に暮らして、家族で、それでもどうしてもね
そこが言えないことで、悲しいよね。。。
泣けてくるね。。
人もペットもみんな助けられるといいのにね。
これから先、被災者には
なくてはならないものになる
と思うです。。。
一日も早く輸送路と輸送手
段が整うといいですね。。。
動物病院の先生やボランティアが救援と保護活動を行っていました。
もう少し後になるでしょうね。。
残念ながら。。
ペット連れだと避難所にも入れないしね。。
焦土となった焼け跡で彷徨っていた大型犬エビス(保護活動していた場所がエビス神社だったから)
保護され、あまりにも大型犬の為貰い手もありませんでした。
どんどん弱り、もたないのではないかと危惧されたいました。
温かい死に場所をと、ボランティアの女性が連れ帰り、その家で大切に看病されました。
その思いを察したのか、快復し、保護された家族それぞれに気配りをし
気難しいお舅さんの心を溶かし、かけがえのない家族となりました。
当時、小さな地方ミニコミ誌ボランティアをしていたので
エビスを取材したんです。
犬にも人格ならぬ犬格があるんだなぁと。。
もう一目見て、抱きしめたくなるくらい愛おしく優しい顔をしていました。
ボクサーとシェパードのハーフのような風貌ですが
本当に本当に可愛くて謙虚な犬でした。。
彼の爪の垢を、うちのワンコにも飲ませてやりたいくらいでした。。。
それまで、頑張って欲しいですね。。