ベクレルとシーベルト
- カテゴリ:ニュース
- 2011/03/23 01:25:41
今までは 放射線の量について
シーベルトという単位を使っていました
新しく
ベクレル という単位が出てきました。
シーベルトは 放射線が 体に影響を与えることの単位
ベクレルは 放射性物質から出ている放射線の量の単位
具体的には
1秒間に 1個の 原子が 核分裂して出る放射線
原子1個ですから とーーーーーっても 小さいことがわかります
例えば ウラン 1g の中には ウランの原子が
約20,000,000,000,000,000,000個あります。
半減期から逆算した 壊変定数があります
単位時間あたり どれくらいの割合で 核分裂するか
という意味です。
仮に0.0001% としたら
2,000,000,000,000個 核分裂して
2,000,000,000,000ベクレルの放射線を出した
ということです。
つまり 原子1個を単位としているので 非常に大きい数字になる
だから k キロ m メガ T テラという記号をくっつけて使います
2000000000ベクレルは
2Tベクレル 2000mベクレル 2000000kベクレル
と表示できます。
一方の シーベルト
放射線の種類は いろいろあります
電磁波から 重粒子線まで
電磁波は質量がありませんが 速度が光速です。
アルファ線はヘリウム原子核です
ベータ線は 電子です
やっぱり ピンポン玉をぶつけられるのと
サッカーボールをぶつけられるのとでは 衝撃がちがいます
子供の投げたボールと プロ選手の投げたボールでは
衝撃がちがいます。
放射線の種類によって 体に対する影響力がちがうということです
その種類によって シーベルトの単位を決めます
種類の違う放射線が出ている場合
それぞれの合計であらわします
致死量になる値は 7シーベルトだと言われています
7シーベルト 100%の致死率
3シーベルト 50%の致死率
ちなみに 東海村 JCO施設での臨界事故では
10シーベルトという 高い値で 死亡事故になりました。
海外のニュースは 隠蔽する必要がないからでしょうね
放水により 大量の放射能が 海に流れ出していることも 大きな問題です。
水道水が既に汚染されているということは、放射漏れを曖昧な表現で誤魔化していた時からですね。
国外のニュースが今一番懸念している内容は又大きな地震がおき、原発がやられたらと話しています。
それは nGy ナノグレイという単位で表されていますね
この単位は 物質が放射線により受けたエネルギーを表しています
沈没する船からは みんな逃げ出していくから
ヨーロッパ人も アジア人も 出ていきますね
放射能レベルの地図を日本語検索しても使えるようなものが出てこないのですが、
http://www.targetmap.com/viewer.aspx?reportId=4870
海外のサイトの方が進んでいるような状態です。
各国は自国民に避難命令を出し帰りの飛行機などの手配をしていますが、その光景を日本側では過剰反応しすぎとか言っていますが、国外の各諸国ではもしかして日本では報道していない情報を入手しているのではと、最近思ってしまいます。
私が見た情報では
原発 緊急情報(10) 政府・マスコミ、ごまかし。危ない?!
・・・・・・・・・どのぐらいで何が起こるか・・・・・・
4シーベルト 死ぬ ここから死亡率が上がっていました。
400ミリシーベルト 白血病
1ミリシーベルト(1年) 法律で定められた限界