お嬢さま【ねぇ、執事居るぅ？執事、どこ？？？？？】
執事　　【はい、お嬢様。何でございましょうか。】

お嬢さま【ねぇ、何で玄関ルームがパーティー会場になってるのょ。】
執事　　【今日、旦那様が外国から帰国するので、パーティーを開くそぅで。】
お嬢さま【あたし、そんな話聞いてない！】
執事　　【ワタクシも、先ほど聞いたばかりでございます！】
執事　　【なので、セッティングに多少お時間かかってる最中で・・・・・】


お嬢さま【あぁ―・・・・・・！この赤い着物！あたしの大事な―・・・・・・】
執事　　【これは、先ほど旦那様が、着物をお嬢様に着せると指定をなさって】
お嬢さま【いやょ。パーティーなんて参加したくない。】
お嬢さま【パパと２人で過ごしたかった―・・・・・・・・・・・・・・・】

執事　　【旦那様も何かお考えがあるんでしょう。】
お嬢様　【今日は半年振りの帰国なのに。急遽、パーティーだなんて・・・・】

執事　　【お嬢さま、大変言いにくいのですが。。。】
執事　　【旦那様がどうしてもお嬢様のピアノを聴きたいと仰ってるので。。。】
執事　　【パーティーの場で、お披露目会をして頂きたいのです！】

お嬢さま【いやょ。お披露目会なんて、その為にピアノをしてる訳じゃないのょ】
お嬢さま【それに・・・・・・・・・・・・・・・】



執事　　【大丈夫です。】
お嬢様　【執事は知ってるでしょう。あたしが、ピアノ下手な事を。。。】
執事　　【もちろん、知っていますょ。。。】
お嬢様　【パパは知らないのょ？あたしがピアノ上達しない事！】

お嬢様　【あんなのでお披露目会なんて、恥さらしもいいとこだわ。。。】
お嬢様　【あなた、何でもしてくれるんでしょ？執事なんでしょ？どうにかしてょ。】

執事　　【と、言われましても・・・・・・・・・・・】

お嬢様　【もぅ嫌！あたし、今日からお嬢様やめた。。。】
執事　　【お嬢様、ワガママ言わないで下さぃ。】
執事　　【とにかく、ピアノのお披露目会は私がフォローします！】

※お嬢様は知らなかった。旦那様が、仕事で少しトラブルがあり
思い悩んだ挙句、気分転換にと帰国を決めた事を！そして、この赤い着物。。。
旦那様には思い入れがあった。この着物、昔奥様に初めて
高価なプレゼントを贈ったのが、この着物だった。

気分を変えようと、パーティーをし、娘の晴れ姿を見て・・・・・・
気分新たに、再出発をしようと決めた事を！執事はそれを知っていた。
さて、執事！このあと、どうするつもりだ？あたしなら❤(｡◡""◡｡*)❤

続きは、あたしの気まぐれでＵｐしますね。。。。
嬉しい事に、前回の続き【お嬢様と執事の掛け合い】が見たいって
コメントがあったので、遊び半分で書いてみました。

お嬢様と執事、実はお嬢様、何気に執事に惚れてると言う設定なのデス！
ありきたりですが。。。。ワガママお嬢様を操れるのは執事だけ（笑）
この続き、どうなるんでしょぅ♥≩∀≨♥

※そして、この日はまぎれも無く【お嬢様のお誕生日】
お嬢様は、自分の誕生日を忘れていたのだった。さて、このあとのお嬢様と執事の
掛け合い、どうなるんでしょぅ。。。。。