東日本大震災の記録 その3
- カテゴリ:日記
- 2011/04/01 10:23:48
*交通状態*
主要道路や線路があちこちそっくり津波にさらわれて寸断してしまいました。
なので物資の流通ももちろんですが、車で30分ほどでいけた
知人のところにさえ水没してしまったり道が全くなかったりで行けません。
知人の住んでいた場所はTVでみると壊滅状態。
電話も不通なので安否の確認もできません*・*
数日たってからその日に限って遠く内陸にでかけていて無事だったとのことでほっとしましたが、そのまま避難所入りになったようです。
震災当日は避難やらなにやらで自宅のすぐそばが避難所の
学校だったこともあり、車の往来は頻繁にあったのですが、
ガソリンが手に入らないのでまもなく走っている車を全くみかけなくなりました。
震災後3日目に買い出しに出かけたときは車がアウトなので
自転車の往来ばかりになり、ここは中国か?とみまごうばかりでした。
津波でやられていないところは
導管が飛び出したり穴があいたりヒビが入っていたり、
陥没していたりで自転車もパンクが多いようで、
近所の自転車屋さんにご夫婦で自転車を持ち上げて
運んでいく姿もちらほら見かけました。
うちには自転車3台あったのでのりやすいママちゃり1台行政の方に貸し出したら
戻ってきませんw
もう2台は半分壊れているし乗りにくいので貸し出せませんでした。
市の中心まで1時間かけて電車通勤していた友人は
被災した時仕事中だったのですが、
線路はめちゃめちゃで帰るに帰れず、その日は友人宅に泊めてもらって
翌日片道6時間かけて借りた自転車で自宅まで戻ったそうです。
彼女の家は海のすぐそばなのですが、かろうじて高台で形だけ残っていたものの、
まわり全体は壊滅した所なので、道もなんにもなし・・
いったいどうやって自宅までたどり着いたのか、想像するとすごいです。
仕事場までだって、車で2時間はかかる場所だし、
いつも使っている道はあちこち破砕されていたはずだから
あちこち相当迂回して帰ったのだと思います。
よく自転車で6時間で辿りつけたものです。
彼女はわたしが2時間くらい自転車でツーリングしている話を聞いて
「信じられない、人間じゃない」といっていたのに^^;
とりあえず無事だった妹さんの家に身を寄せているらしいですが、
駅に止めていた車は流されたそうです・・
飼い猫の為に妹さんの家と道のない瓦礫に囲まれた
ご自宅まで毎日片道1時間かかってえさやりに通っているといってました。
でも、仕事は忙しいシーズンで、年度末なので休むわけにもいかず、といっていたから猫ちゃんたちはどうしたんだろう?
彼女の家のすぐそばは海で、自衛隊の方が捜索中だそうで、
ちょうど自宅に戻っている時に大きく揺れて津波警報かなにかが出たらしく、
高台の彼女の家に遺体を持って自衛隊員たちが避難してきたそうです。
そこで彼女はこの辺の人かどうか遺体に心あたりはないか確認してくれ、
といわれたそうで、初めて遺体をみちゃった、と言っていました*・*。
お顔は傷だらけだったそうです。
見覚えのある顔ではなかったそうです。
知人や友人たちの話ではまだまだ海辺には遺体がごろごろ状態で、
破損もひどく、作業している警察の方は食事が喉を通らないといっていました。
あまりに遺体が多いので、通常焼き場は最高1日8体までが限界だそうで、
どうにもならないので片っ端から土葬にしているという話です。
遺体も必ずしもここらへん周辺の方のものとも限らないので、
確認となるとほんとうに大変な話です*・*
収容されるご遺体はまだ幸いなほうで、
わたしが見たところ、見渡す限り膨大な瓦礫の山に見かけた重機はひとつだけ・・
とても人の手でこの瓦礫をどかすことは不可能ですし、
重機がなければどうにもならない。
たぶん、重機がたくさん調達できれば助かった命もあったはずだと・・
でも、風評被害も出ていて、とても重機が足りない状態なので
県外いろいろにリースを頼んでも放射能汚染されると
ほかにリースができなくなると断られるケースも多々だそうです*・*
道自体は数日したら国交省ががんばってくれたようで
主要道路はなんとかあちこち臨時で補修されて車も流れるようになったようです。
それにしても、ここでさえも重機1台?
これだけの膨大な瓦礫をだうやって撤去したらよいのでしょう?
ここだけではなく、津波の被害にあったところはどこも膨大な瓦礫の山になっているので、これを片付けるだけで軽く半年はかかるのではないでしょうか?
完全に姿形のない流された道路や線路を直すにも相当時間がかかるでしょうし・・
全てひとつひとつこつこつと、なのでしょうけれど、
いつまでも、この瓦礫の山を見ているのは心がいたみます*・*
もう既に震災からけっこう日にちが経ってきているので
これからの捜索(特に海)はどんどん困難になっていくでしょうね*・*
自衛隊、警察、消防その他の捜索に携わってらっしゃる方は
疲労も大変だと思います。
>>cat さん
この方たちはちょっと過激ではありますが
今まで見てきたところでは予言?が全部現実になり、当たってきているので
かなり危惧感があります*・*
連日TVで大丈夫、といっていますが、実際半減期30年のセシウムが
遠方でも検出されている上にいまだに空、海の垂れ流しが止まっているわけではないので
当然どんどん地面に落ちて蓄積されていくわけで、それが消えずに
ほこりとして何度も舞っていくことを想像すると相当危険ですよね〜
最初TVで格納容器から出ることは絶対ないので安全、と
どの学者もいってましたが、水が抜けてる=外に漏れてる可能性は
素人にだって想像できます。
パニックを避けてうかつなことはいえないこともありますが、
学者によってはチェルノブイリ以上の事故と指摘している人もいるようです。
海外メディアの情報の方が冷静にみているといえるかも。
>>こえだ さん
とにかく瓦礫の量がはんぱではなく、
見渡す限り・・・・・なので、
重機がないことにはどうにもなりませんね*・*
海外の援助も含めて捜索に携わっていらっしゃる方々へは本当に感謝にたえません。
友人の方も自転車で片道6時間は大変だったでしょうね・・・
警察の方も辛そうです。でも早く遺体を見つけて埋葬してほしいです。
日本はどうなってしまうのか・・
怖いです。
知る事の必要を、自分で考えることの大事さを痛感しました。
色々勉強しなければいけませんね。
範囲が広すぎて、回らないのか、対策が甘いのか・。
でも、たとえば、九州で重機を持っている人がいても、
工期だの、貸す順番だのを考えたらそれを断ることは収入減というか、信用問題にもなるし、遠いし。
それを運ぶための連携と、収入減に対する多少の補償とを提示しないと、
個人レベル(会社でしょうけれど)では、お給料もだしてあげないといけないから、
むづかしい気がします。ただでさえ、不況であえいでいる状況だから。
ただひとつ、重機だけの問題をとってみても、
この災害を乗り越えるためには、日本中が痛みを分け合うことが不可欠ですね。
莫大な瓦礫をどこに置くかだけでも、大変な問題ですね。
ご遺体を安置してくださる警察の方には、感謝したいです。ご飯・・喉をとおらないですよね。
モニタリングやサンプリングは一部を見るだけなので、
場合によっては多量の放射能を浴びた食品も出回る可能性があるということだと思います。
http://www.youtube.com/watch?v=3UXtyqdGgmI
わたしはこのyoutubeを見て驚きました。
この方達が飯館村の避難を助言したようです。
これを見ても国はまったく後手に回っているので放射能被害がとっくに出た後に危険性があると告示されてもおそすぎだと思います*・*
水・・一応活性炭などの炭は効果があるようなので、
水道水に関しては一度活性炭を通すようにするとかなり問題はなくなるようです^^
>>いわ さん
そうなのですか?
自転車、ガソリンが手に入らないときは自転車ばかりだったのに、
今は全く見かけなくなりましたw
機械とかに放射能汚染って馬鹿げていますよね^^;
でも、目に見えないもので漠然としているので、勉強していないとそんなものかもしれませんね*・*
危険ですか・・・
一応母なので(息子一人)ちなみに妻ではないかも・・・
自分はよくても、子供に食べさせるのは気をつけたほうがよいのかも知れませんね。
どの範囲までがよいのか、何処からダメなのか、
ヨウ素をとっていればいいのか・・・
難しいところです。
これから、もし、被害が拡大したらト思うと・・水もどうなんでしょうね・・
パンクしない自転車が、被災地に贈られたそうです。
阪神淡路の時に、普通の自転車がパンクして使い物にならなかったため、
パンクしない自転車を開発したんだとか。
でもそれも、もっと北の方へ行きました。
風評被害、なぜ?ってものにまで及んでます。
風評被害は・・・
放射能について、チェルノブイリ、他以前かなり勉強したことがあるのですが、
やはり危険だとおもいます。
産地ものは絶対に控えた方がよろしいかと思います。
国、その他の説明は後を行っている感じで全くもって危険に感じています。
catさんが未婚で将来子供さんを産むつもりであれば絶対に避けられた方が懸命かと。。
一般に言われている放射能以外も様々な危険な放射能も出ているはずです。
年寄りはともかくとして、若い方は危険は避けた方がよいかも。
一般的には5年後位から発ガン性が多くなるようですが、それ以外の病気他も可能性としてありますから・・
今後半年近く放射能汚染が出る可能性の予想から考えて、
蓄積される危険には手を出されない方がよいかと思います*・*
一日も早くご遺体の回収と埋葬が出来ればと思いますが、
まだ時間がかかりそうですね。
被災地の状態と広さに言葉が出ません・・
原発もどうなるか・・
毎日の新聞に、今日の放射能値・・と出ていることにも驚きを感じます。
出来ることとして、
風評被害の野菜などを買ったり、募金をしています。
一日も早い復興を祈ります。