気づいたことをたらたらと
- カテゴリ:日記
- 2011/04/02 12:19:02
ちょっと調べ物に図書館へ。
ところが,地震で建物に影響が出たため未だに休館中……。むう。
原発問題は長期化してるし,
避難生活している方はこれからも大変だろうけど,
3週間目の現時点の個人的な気づきを書いてみる。
***
災害の名称
東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)と呼称してるけど,
個人的には「津波」の単語も入れてほしい。
「震災」=「大規模な地震」+「津波などなど」……なんだろうけど。
実際の被害は津波によるところのほうが大きいわけだし,
津波の怖さを意識付けるためにも。
「震災」に津波が含まれるっていうイメージ,ある?
ウチは「震災」=地震だなぁ。
クラウド型ボランティア活動の体系化
現場からの避難者リストの写真を,
ネットの向こう側の不特定多数の人たちが人海戦術で
あっという間にデータベース化。
今回の災害で自発的に生まれたやり方だけど,
安否情報を整備する方法としては有効だなぁと感じた。
本来は自治体の役割のはずなんだけど,
役場自体が被災しているときは混乱してるし手間がかかるので遅れ気味。
こういったネットの向こう側に依頼できるものはどんどん委託して,
現場でしか出来ない他の作業に注力するのも有りかと。
ただ,平時なら個人情報とも言われかねない情報っぽいので,
仕組みとして体系化するならきちんとした議論が必要かな。
同じような仕組みが乱立するのもアレだしね。
救援物資の物流の改善
物資の仕分けや保管場所の確保で
現場のヒト・場所・お金・時間を余計に消費……。
そんな今までの災害での経験を元に,色々やり方を改善してたのだろうけど,
・ 各地域の物資集約拠点の状況公開
・ 指定避難所以外の避難所の把握
・ 避難所の要求物資の把握と公開
・ 避難所への配送ルートの状況把握と確定
・ 燃料輸送方法の早期確保
・ 企業による大量救援物資の中身の事前告知
・ 自衛隊の離島への上陸・拠点構築・兵站の能力向上
とかは,さらに見直しが必要かな。
燃料輸送などは国が動かないとどうしようもないけど,
収集した情報の整理/分析/公開とかはネットの向こう側に任せらそう。
まぁ,「情報を収集」することが曲者だけど。
観測者の設置
原発問題で政府と東電は情報を隠している……とか言われてるが,
たぶん彼らも正確な情報が得にくいのだと個人的には思う。
計器類は止まってたし,現物は見れないし,
現場の人間は復旧作業でそれどころではないわけだし。
平時はちょっと怪しいけどね。
「正しい情報を正確に早く」なんて,火事場を知ってるヒトなら
それがどんなに難しいか分かると思う。
だけど,改善方法はないのだろうか?
「観測者」専任を現場に置くというのは,ひとつの手だと思う。
現場じゃ邪魔者扱いだし,理解されにくいだろうけどね。
救援物資の集約状況なども,観測者がいないと状況を見える化できない。
インプットが無ければ,ネットの向こう側の力も使えないどころか,
かえって誤った情報(=デマ)が出てしまいかねないのも問題だね。
ネットでのデマ問題
パソコン通信,2ch,ブログと来て,ツイッター。
行楽地へ向かう道路の渋滞状況など現場の声を
リアルタイムに把握するのに,2chなどは良く使ってたもんだ。
だけど,便利なネットのツールも,今じゃ立派なデマ増幅機に……。
真偽性の確認をニンゲン全員に任せるのは到底ムリだから,
なにかしらシステムで構築する必要があるんだろうが,さてはて。
システム(実際には,それを作ったヒトだが)に
情報を左右されるってのも何だかなぁ。
ニンゲンってどんどん何も考えなくなってくような。今更か。(^^;
***
約1500文字。原稿用紙で約4枚。(^^;;;
読んでくれたヒト,ありがとう。
読み飛ばしたヒト,正解です。www
よし,ツイッターでつぶやこう。そしたら誰かが……って,他力本願モードは良くないよね。^^;
自治体の選挙もあるようなので,
災害関連の政策を打ち出してるヒトに投票するとかでもいいかも。
地元の市が広域災害支援協定とかきちんと対策立ててること,
ぢつは初めて知ったよ。(^^;;;
>キムタクさん
土壌汚染は気になりますね。
とりあえず今は普通に茨城産の野菜を食べてますが,
濃縮蓄積が考えられるので10~20年くらいは監視が必要でしょうね。
津波で水没した農地もどうするのかな。
水もはけないし,塩もたっぷりだろうし。
凄いね~分析するのが好き?結構的確であひる君これどうにかして
公共機関に提出出来ないの?と思ったよwww
災害の名称は私も震災だけじゃなく津波という文字を入れたほうが良いかな~
とは思ったけど・・・
ネットでのデマ問題についてはかなり腹立ってます(-_-メ)
テレビや新聞・ラジオ等のメディアからの情報も
若干無責任ぽい感があるように思えてちょいちょいイラッとしてます^^;
被災地への救援物資のルートが道路も通じるようになったり、港に接岸できるようになったり、
仙台空港の滑走路が3000mまで整備されたようで、だいぶ救援物資の配送ができるようになりましたね。
問題は、福島原発4号機までもう廃炉となる予定だとか、
放射線物質が、半径30km内に飛びまくり、農作物はも汚染されてます。
福島は、農業の生産高が、高いので、もう戻せないですよ。米も作れないでしょう。
民間ヘリでの空輸,頑張ってほしいですね。
ウチじゃ,風や地形の影響をもろに受けるし,重いものを持って飛ぶことが出来ないからなぁ。
規制についても想定外のケースで時間がかかったとはいえ,もうちょい素早い決断がほしいところ。
まぁ,規制が法的なものなら,政治で変えてからじゃないと,法治国家である以上マズいだろうけどね。
あぅあぅ。
読まれちゃうとなんか恥ずかしいゾ。< ナラ, カクナヨ (^^;;;
次のブログは,いつもどおりの軽い内容でいきまーす。
確かにそうだよね~
って思う!!
救援物資の輸送に関しては
ヘリの空港以外の場所への着陸許可が下りやすくなったんだって!
このおかげで民間のヘリコプター(元自衛隊員や愛好家のMYヘリ!)
で空輸してるってニュースでやってた♪
スゴイよね~
道路状態も悪く車で4時間の所に、10分で届けられるので
小さな孤立避難所を中心に届けてるらしいんだけど
ここでも残念ながら情報不足で届け先が解からない
事も有るらしい…
その分パイロット自ら、人が居てそうな建物を
空から確認しているシーンも写ってました
民間人でもやればできるもんだね♪
長々とごめんよ^^;