僕の独白。
- カテゴリ:その他
- 2011/04/02 20:07:27
僕は、いつも諦めていた。
僕は、絶対に変われない。
世界は、こんなものなんだ。
そうだよ。
失敗してしまうくらいなら。
絶望してしまうくらいなら。
破壊しか出来ないのなら。
なにも、しないほうがいい。
挑戦なんか、しないほうがいい。
夢なんか、幻想に過ぎないんだから。
実体の無いものを夢だというのだから。
くだらないと、吐き捨ててしまおう。
それが利口なやりかたなんだ。
これが間違いのはずがないんだ。
そうやって、
ずっと、自分に言い聞かせて。
ずっと、自分に暗示をかけて。
ずっと、自分を騙してたんだ。
世界のなにもかもから、逃げていたんだ。
頑張っている奴らを見下して。
余裕のふりして追い詰められて。
心が壊れそうだった。
心が壊れる寸前だった。
だけど。
そんな僕を救ってくれたのは、
最低な僕を変えてくれたのは。
隣で笑って支えてくれた、君なんだよ。
君に会って初めて、
人を信じてみようと思えた。
夢を見てもいいんだね、って思えた。
君は、単純な生き物で。
他人を簡単に信用して。
他人の痛みに敏感で。
他人に酷く優しかった。
そんなんだから、
過去にはいろんな辛いことや悲しいこと。
たくさん体験してきたはずなのに。
いつも笑顔で。
ずっと笑って。
全て赦して。
そんな性格の所為で損ばかりしているって気づいてるくせに。
直そうとは思わないほどの馬鹿で。
なのに、誰よりも強くて。
単純で、馬鹿で。
夢見がちで、お人好し。
もう病気の域だよね、ってくらい。
以前、僕が見下していたものの塊。
だけど、今、僕は
そんな君が好きだなんて、笑っちゃうよね。
もっと笑えるのは、
過去の僕は
弱いくせに強いと信じ込んでいた、ということ。
君のほうが弱いんだと、思っていたこと。
馬鹿は自分だと、知らなかったこと。
『 君が居るから僕が在るんだ。
君なしじゃ、僕は僕じゃなくなる。 』
ありふれた、陳腐な言葉。
まさか僕が使うことになるとは思わなかったよ。
でも、ほんとにそうだよね。
君が居なかったら
僕はこの広い世界を知らずに死んでいたし、
幸せということも感じなかった。
君に会えて、本当に良かったよ。
・・・ねぇ、眠っちゃったの?
んー、まぁいいや。
いま言ってやろう。
ずっと言えてなかったから、さ。
お礼。
いつも、ありがとうな。
感謝してる。
一緒にいてくれて、ありがとう。
優しくしてくれて、ありがとう。
好きと言ってくれて、ありがとう。
僕も好きだよ。
きっとずっと。
君が一番、好きだよ。
って、聞いてないか。
・・・オヤスミ。
気に入っていただけたようで、嬉しいよv
いいよねー。
君 も少しだけ意識があったりするんだよ、きっとw
相手が聞いてないときに言うって、いいよねぇ~
沖田さんのラストみたいな感じ?ww