絶句・・・・*・*
- カテゴリ:日記
- 2011/04/07 12:25:14
今日、docomoに問い合わせをしてみたら
地震後ずっと閉まっていた店がようやく開いたみたいなので
修理に出していた携帯を取りにでかけました・・・
しかし、
昨日まで通れた道が工事中のため、
迂回して海がわの道を使って市内に向かいました。
その道は最近できたばかりの高速道路のようないい道なのですが、
海の近くにあるし、てっきり今回の津波で流されているかも、
と思っていたのですがどうやら無事だったようです。
ところが、しばらく行って呆然としてしまいました*・*
海側の景色が・・・・
見渡す限りなんにもないのです。
海まで数キロの距離があると思うのですが海からその道路までの距離、
まったくなにもない・・
元々こうゆう景色?というほど瓦礫すらもほとんどなく、
まっさらで海までの景色を遮るものがいっさいありません。
海まではかなりの距離があるのに見渡す限り何もない風景って想像できますか?
しばらくいくと、途中から津波を免れた住宅地が見えてきました。
なので、おそらく、その住宅地に連続する建物群があったに違いないと思うのですが、まったく何もないのでここに何かあったとは想像すらできません。
建物や畑、木、とにかくなんの痕跡も残ってないのです・・・
絶句でした*・*
知人からその地区は被害がひどかったらしいときいてはいましたが、
TVにも出ていないし
これほどとは・・*・*
遺体がごろごろで損傷も激しく警察や捜索される方が食事できないほどだ、
と知人がいっていたのが理解できました。
もう唖然・・・
それしかことばが出ませんでした。
なあんにもない。
表現できませんが、見渡す限りの荒野、とはこんな感じでしょうか?
自宅の近くまできている瓦礫やTVでさんざんいろいろな被災状況を
みていますが、ここはきれいさっぱりなんにも・・・
全く人や生物や人工物の痕跡を見つけることができませんでした。
その道路は高い位置に作ってあったので
津波はその道路が防護壁になってそこで止まったようです。
その地には私の知人のご実家がありました。
この状態でははたして自分の家がどこに建っていたのかさえ
分からないことでしょう・・
津波のすごさは実際肉眼でもみたのですが、
これほどなんにもない状況にしてしまうって・・
根こそぎ沖へ持っていってしまう津波のすごさに改めて驚きました*・*
写真を発見したのでのせておきます。
私が見た場所から少し離れていますが、
私がみたところはもっと広大に木も家も全くなんにもありませんでした。
この写真の場所には100件以上の家々があったところだそうです。
http://picupload.org/i/efccf6a4b3d0.jpg
やはりここも全滅したとのことです*・*
見れませんか?
コピペでHttpから入れて貼ると見れるはずですが・・
きのう聞いた話ですが、遺体のほとんどが泥まみれなので、
服も持ち物も泥色になっていて、服装や顔を見ただけでは
確認してもほとんどわからないと言ってました*・*
砂漠とかも見たことがないので、全く、想像できない景色のようです。
少しあたたかくなってきたので、死体の腐敗が心配でしたが、
だびにふすことができたのですね。それだけが良かった。
まっさらな大地なんて、津波で打ちのめされた人の心みたいで、
ショックです。
その道路はできたばっかりでまだ2回ほどしか通ったことがないので景色もよく覚えていないのですが、なにもないところではなかったはずです*・*
道路を挟んで右は広い市街地になっているのですが道路が津波を阻んだようですね。
うちのそばも
国道まで津波がきておおよそ道路を挟んで海側はやられてしまった感じです。
とにかく見たこともない景色に呆然としてしまいました。*・*
恐らく戦後焼け野原もひどかったでしょうけれど、
瓦礫すらない、まったくなにもない広大な眺め・・・
海もかなり遠くにやっと見えるほどの距離なのに全てのみつくされてなんにもないんです*・*
信じられない壮絶さです。
でも、まったく人が住まない、人の手のつかない自然の眺めだったら本当はこうだったのでしょうね・・
という感じでした・・
新しい道路が、防波堤代わりになったんでしようか、それとも反対側は山?
何にしても、全てが報道されている訳では無いですよね。
それに、その土地の関係者の方たちも、見たくないという人も居れば、
現状を認識するためにも、見なければ、という人もいるでしょうから。