探偵の特殊依頼
- カテゴリ:アルバイト
- 2011/04/14 10:47:24
随分前の話。
業務提携している探偵から、ある依頼が来た。
「猫さん、手伝ってよ~!」
依頼は結婚式の代理出席。
依頼内容は、どうやら結婚は決まったがその直前に新郎が会社を辞めてしまったらしいのだ。
その会社の上司役として、結婚式に出席して欲しいというものだった。
どうやら新婦方のほうには、そのことは内緒らしい。
なんかちょっと複雑な心境である。
場所は私の住む街から200キロほど離れた場所。
当然酒が入るわけだから、送り迎えは探偵の奥様にしていただいた。
私への報酬は、10000円と披露宴の飲み食いとなる。
会社の課長役の探偵はスピーチを、先輩役の私は乾杯の音頭を依頼される。
その町の比較的大きな駅の前に構える、中規模なホテルでの式。
私たちの席にも、ひっきりなしに親類縁者からお酌が訪れる。
私の経験上、これほど心から祝えない結婚式は無かった。
この夫婦はこの先どうなるのだろうか?
この危機を夫は、どうやって乗り切るのだろうか?
嘘も方便という言葉がある。
夫が幸せを得るために企てた嘘。
決してその場しのぎの嘘であって欲しくない。
私たちが力を貸したのだ。
この大芝居を、彼が本当の幸せを得るために使って欲しい。
そしていずれ、奥さんに笑って話してあげて欲しい・・・。
そんな事を想いながら、200キロの帰途についたのだった。
スタート時点で大きなマイナスからですね。
これを返す所から、彼の結婚生活が始まるわけです。
そうまでしてする結婚に、果たして意味があるのか?
まぁ、そういう論点はこの際置いておく事をしなければ、このお話は成り立たない気がします。
もう少しだけ、お休みくださいね。
いつもありがとうございます。
ごめんなさいね。
もう少し休ませてね。。。
フシねぇ・・・ないなぁ・・・。
まぁ、きなさんがそう言うんなら、きっとそういう事なんだろうね。。。
言い出さなきゃいけないんですけどね、本当は。
それを隠すために、またウソをついたわけですから
バレたら余計にダメージは大きいんです。
まぁ、それらをひっくり返すほどの信頼を、彼は得なければならなくなったって事ですね。。。
スタートラインから、ウソではじまる結婚生活。
ん~。
複雑ですね。^^;
今日は気分がすぐれないようですが、大丈夫ですか?
少しお休みすると、またやりたくなるかもしれません。(^_^.)
またやる気になったら戻ってきてくださいませー。
前のブログ読んで心配してます~
大丈夫ですか?
あまりお気になさいませんよう。
あまり回んなかったりするとね、ともだちリストの後ろのほう(ログイン日時を公開しない)
までに行き着くのに生き絶えたりするのだ。
リアでもそうじゃん?
仲いいほど(特に異性の場合)疎かになるもんだ。
そうおもうと、うなずけるフシもないかい?
どっちもどっちだなぁ。。。
言い出せなかったんだろうねぇ。。。
結婚と言うことに関して、甘く考えている人ですよね。
全てに置いて信頼関係が必要となってくるのが、夫婦と言うものだと思います。
それなくしては、家族として成り立たないわけですからね。
時には、ひとつの嘘を隠す為に新しい嘘をつなかければならなくなり
それが雪だるまになった時に、いずれ崩壊してしまう。
隠し通すのは至難の業でしょう。
最近では、新郎新婦の親族の数合わせ的に、結婚式の代理出席があるようですね。
表向きに、恥をかきたくないみたいな。
その程度なら可愛いものなんですけどね・・・。
どんなお仕事だったっけなぁ・・・
随分前の仕事でしたから、忘れてしまいました。
まぁ、早く忘れたい仕事のひとつでしたから。
ブログ広場の「アルバイト」というワードで思い出した事です。
そうですね・・・。
しかし、それを言える勇気が夫にあったとしたら
依頼そのものが無かったでしょうし。
探偵も私も、プロとしての仕事は出来たと思います。
気付かれる事は無いでしょう。
まぁ、こういった依頼は後味が悪いものですよ。。。
もう随分前のお話ですから、今でも幸せな結婚生活が続いている事を祈るばかりです。
ええ、新婦にも隠していたようです。
帰り際にですね、依頼料金とは別に、私たち2人にチップを渡す夫の父親が来て下さいました。
やはり悪い結果しか見えてこないですね・・・。
まぁ、余程結婚という結果に縛られていたか
新郎側の親は、この企てを知っていましたし
親がどうしても結婚をさせたかったとか考えられますね。
あるいは、どうしてもこの女性を離したくなかった。
結構綺麗な方でしたし。
まぁ、いずれにしても結果が見えちゃうんですよね。
恐らくは、こういった事を実行した訳ですから
それなりの事情があったのでしょう。
しかし、コレだけはやっちゃイカン事のひとつですよ。
片棒を担いでしまった私が言うのも何ですけどね。
例えばですね、再就職先はすでに決まっていて
結婚という神聖な儀式の前に、をれを新婦に言う勇気が無かった。
とりあえず挙式さえクリアすれば、大きな幸福を得る事ができる。
そういう勝算があって欲しいなと、今となっては祈るしかありません。
元々こういう依頼にも、大きな料金が発生します。
それを支払ってまでした事ですから、勝算はきっとあったはずなのです。
いずれにしても、悪い結果ばかり見えてしまいますね・・・。
いつかこの事を、笑って話せる程の信頼をこの夫が得るか
あるいは墓場まで隠し通すか・・・ですね。
これから結婚して一緒に生活していく人にそんな大きな嘘を・・・
式が終わったらそのまま離婚届・・・なんてことになってなければいいんですが。
結婚式の代理出席も色々あるみたいですが、そういう代理出席は嫌ですね・・・お酒も美味しくないです。
何者だ新郎。
祝えないよね。
でも、そういうこと本当にあるんですね~☆
課長役と上司役……知らない人はぜったい気付かないでしょうね。
見てみたかったなあ(笑)
お二人、うまくいくといいですね。
確かな勝算が無いなら、嘘で出発するのは厳しいなぁ・・・
結婚てするものなのかな~と
大事なのは
まず彼女に
仕事を辞めたい!と相談する事だろうと。
これからは1人じゃないのですもの
一緒に生きてゆこうと契約するんですもの。
自分勝手な行動は許されるわけもなく
ましてや
嘘までついて強引に結婚するなんて
ありえなぁぁぁっぁぁ~~~い。
愛してるからどうしても結婚したかったとか
言い訳にもならないよ。
愛してるなら こんな大事な事話せないなんて
それこそが嘘じゃない?
申し訳ないけど
私なら こういう人は一生信じられません。