原発推進派学者の謝罪
- カテゴリ：日記
- 2011/04/16 16:03:00
ニフティでも記事になってますね
http://news.nifty.com/cs/headline/detail/jcast-93099/1.htm
「特に懸念されることは溶融炉心が圧力容器を溶かし、格納容器に移り、大量の水素ガスの火災・爆発による格納容器の破壊などによる広範で深刻な放射能汚染の可能性を排除できないことである」
いままで、皆が知りたがり
誰も話そうとしなかったことに言及している点は注目です。
炉内の放射能はチェルノブイリの数倍もありますので
炉の外壁が溶けてしまえば
日本は国土の半分を長期間住めない地域に変えてしまうのです。
さらに追加の地震で浜松の原発も何かあれば
首都東京の機能も失われます。。。
「当面なすべきことは原子炉及び使用済み核燃料プール内の燃料の冷却を安定させ、大量の放射能を閉じ込めること。これを達成することは極めて困難であるが、これを達成できなければ事故の終息は覚束ない」
との発言が事態の困難さを物語っています
提言は、最後に事態打開策について「当面の難局を乗り切るためには、関係省庁に加え、産業界、大学等を結集し、我が国がもつ専門的英知と経験を組織的、機動的に活用しつつ、総合的かつ戦略的な取り組みが必須である」と指摘する。
といっているということは
現在、英知と経験は統合されておらず、戦略的な取組もされていないとはっきりしたも同然ですね。
何も言わない・何もしないことが足を引っ張られず
うまく世渡りをしていくツールでしたが
皆が何かいいたくなる状況に変わりました
ふむ、これだけの技術力がある日本で、どうして事態を終息できないんだろうと
疑問に思っていたのですが、なるほどね、と思いました。
それにしても、早くなんとかしてほしい。