ジェネラル・ルージュの凱旋 海堂尊
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/04/15 08:55:35
現在公開中の同名映画の原作です。
ご存知「チーム・バチスタの栄光」の田口・白鳥コンビが
活躍する第三弾です。
読み始めたとき、「えっ?あれっ?」って気になりました。
活字なのでこんな表現はおかしいのですが
そのときの私が感じたのはまさしく「既視感(デジャビュ)」でした。
あれ、これって前に読んだっけ?でも微妙に視点が違うし
時系列も違う気がする・・・でもなんか知ってる気がするし・・
などと若干の違和感を感じながら読み進んでいきましが
途中から救命救急医療センター長をめぐる収賄疑惑と
救命救急医療の抱える矛盾、問題点などが
縦横の糸のようにうまくからまりあって
とても面白いストーリーになっていきました。
氷姫もいい味出してるし、このシリーズ、まだまだ読みたいです。
で、違和感の正体もwikiで調べました。
前作の「ナイチンゲールの沈黙」と同時進行していたのです。
海堂尊さんの作品は同じ桜宮市が舞台のものが多くて
シチュエーションや内容が一部リンクしているものも多いのですが
同時進行とは知りませんでした。
前作を読んだのはずいぶん前だったので
頼りない記憶だけが残っていたのですね。
もちろんそれぞれの作品だけでも十分楽しめますが
2冊続けて読むと、より面白いかもしれません。
映画の方は、原作とはかなり違っているようで
別の作品として楽しんだ方がよさそうです。
それにしても映像化したときの白鳥さんって
どうしてみんな長身のカッコイイ役者さんが演じるのでしょうか。
イメージ、違うなぁwww
ポケモン、違いがよくわからないけど
きっと似てるんでしょうねwww
んでも物語をリンクさせるのってすごく難しいでしょうね〜
ポケットモンスターの赤と緑みたいな感じですね。うんうん
いえ、何でもないです><
「チーム・バチスタの栄光」は既に映画化されていて
今回はその第2弾ということです。
田口医師が竹内結子、白鳥さんが阿部寛さんという配役で
今回もその設定は変わっていません。
でもなんだかイメージ違いますよね。
最近は映画でも2部作、3部作同時進行が流行っていますね。
そっちはたしかに経費節減につながる気がしますが
小説はどうかな?
書いている間にこんがらがらないのかなと不思議におもいます。
「キャシャーン」ですか・・・・
アニメや漫画の実写化はやはりかなり無理があるようですね。
実写版「ドラゴン・ボール」も散々な出来だとアメリカで評されているようですし
ファンの思い入れが強い分、違和感も大きくなるでしょうね。
これも映画化するかも知れませんね^^
foochanさんは本読むのがお好きなんですかね?良いですよね、高尚なご趣味です!
同時進行・・っていうか、題材がかぶってたりすると読むほうとしてはなんか親近感が湧いて、トクした気分になりますよね。書く側としては経費節減だろうになぁ^m^
話が飛びますがこないだTVでやってた「キャシャーン」(映画)を観ました。原作とどうの以前に・・・個人の趣味的な作りにかなりのショックというか違和感を・・・・^^;