随分、前回からあいちゃったな・・・時間なかったもんで。

前回の最後は○○ビアガーデンへ向かうところだったね。
光男と高橋と山杉（全員仮名にしたから名前確認してから・・・）
それに俺…○○ビアガーデンに向かってます。

さて、エレベーターで最上階へって時に光男が言った！！

「ね！、みんな階段で上まで行かない？、だってこれから飲むのに、
みんなおなか減らさないと・・・ビール飲めないよ？折角、義朗と村杉がおごってくれるんだしさ～」
（オイオイ何言うんだ・・・別におごってくれるわけじゃない・・・
単に●●飲食を助けてくれるだけじゃないの・・・）と思う俺の心のつぶやきに気付いたかのように、光男は続ける・・・
「たくさ～ん飲まないと～2人の好意に悪いよ！！、たくさ～ん飲めないと恥ずかしいよ！！損だよ！！うん、だから～、階段で行こうよぉ～」
（なんちゅう、論理う～ん・・・。さっき涙目になってたでしょうが・・・食い過ぎでさ！！それなのに元気ね・・・あなた・・）

「パス！！俺と山杉はエレベーターで行って、上で煙草吸って待ってるからさ光男とジョー2人階段で行けよ！！！」高橋が強く言いきった嫌悪感さえ浮かべてる。
高橋のやつ・・・結構まだきつそうだな。食い過ぎだよ全く・・・

「まあまあ？光男も本気じゃないから」って俺が言いかけた時、
「俺・・・本気だよ・・・」光男がちょっとうつむいてから、顔をあげて、ニコッと笑った。
「じゃ、ジョーと光男は階段、僕と高橋はさきに行く」と山杉。
「ジョーじゃあ階段・・・」光男は俺を後ろから階段へ押していく。

ありゃ～階段かよ・・・なんでだよ・・・しょうがねぇなまったく・・・俺も、光男の「おれ、ほんきだよ」にゃよわいからな・・・諦めて歩くか？・・・しかしまあ・・・この人元気だね、2つも俺より年上なのに・・・（光男は2浪で大学に入ってる）・・・歩道橋、階段は2段飛ばしだし・・・あ、先に・・・行っちゃうってか？・・・オイオイ待てよ・・・光男は二段飛ばしで階段を上って行く・・・俺も一段くらいは飛ばしていくけど・・・ずっとじゃきついよ・・・待てよ～、あ～行っちまいやがった・・もぉ～・・・・

ちょっと疲れてやっと上についた・・・腹が少し減った？・・・屋上に俺がついたとき・・・光男が待ってた。

「ジョーさぁ、これ覚えてる？」光男は、セブンスターの煙草を、
ジーンズのポケットから出した。残り数本しか入ってない煙草は、すっかりつぶれて、くねっと曲がった煙草が出てきた・・・。
俺がニヤリと笑って言った「コンバット煙草かい？」「そ！」、
嬉しそうに光男が俺にそれを勧めてくれて、俺が煙草をしごいてから、くわえると、ジッポーのオイルライターで火をつけてくれた。ジッポーオイルのにおいが鼻をついたが、いやなにおいではない。

前に光男が俺の下宿に来た時・・・、煙草がやっぱりつぶれてた、奴は「だめだーこれカッコわり、すてよ～」って言うから
「馬鹿！、こういうのさ、こうやってしごいて、くわえて、ジッポーで火をつけりゃ、サンダース軍曹じゃん、かっこいいの」光男は
「俺ジッポー持ってない」って言うから・・・
上北沢のパチンコ一緒に行って・・・獲ったライターを奴にあげたんだけど・・・それ以来奴は・・・そのジッポーを使ってる。

「あれからさ～実家に帰ったとき、うちでコンバットやってるの見たらさ～,煙草吸うシーンで、ジョーが言ったみたいにやっててさ・・・おれ・・・うれしかった～、ジッポーありがとね～」
いつも一度は言う、ほんとに律儀というか・・・パチンコで獲ったやつだから・・・あんまり言われると、恥ずかしくなっちまわぁ！

ビアガーデンの入り口の前で高橋と、山杉が立ち止まってる・・・
「どうした？席取っとくとか言ってなかったけ？」
「いやね・・・はいるのに何か買わねえと・・・はいれねえ？」
「義朗たちは？・・・」
「入ってから、内側ののチケット売り場みたいなんだ・・・」
「じゃしょうがねえ、なんか買えよ！」俺が言うと
「俺、五〇〇円しかないんだ」と山杉・・・。
「俺は二五〇〇円・・・」と高橋・・・。
「だから、俺達2人を待ってたの？」
「そういうこと！！」
「おまえらハモって言うなよな！！、しょーがねえなまったく」
「どうせここだけだから二〇〇〇円俺が払っとくから、小ジョッキ
　4つくらい行けるだろ！！入るぜ・・・。」

はてさて・・・やっとビアガーデンに入りますが・・・字数制限が、
近づいてまいりました。時間も・・・この後珍しく持ち帰りの仕事がありますので今宵はここまで、また来週？よろしくぅ～！！